凡シュール

Whole Brainを読み直したい

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2025年3月25日にnoteで公開した記事のリバイバル
このWhole Brainの考えを発展させたのが理性感性論である。

春だ。
いや、初夏だ。暑い。

ちょっと極端すぎやしないだろうか。

タイトルにあるとおり、最近Whole Brainを読み直したいと思っている。
この本は脳科学者
しかも、脳卒中で一時的に左脳の機能を全て失った事のある人物が書いた本である。

ユング心理学を更に発展させた形で、人間は4つの人格がスイッチで切り替わっていると説明した本だ。

1→社会的役割。仕事や常識などの部分。
2→本能。痛みや恐怖といった感情。
3→遊び心。創造性。
4→共鳴。内省。愛。

1と2が左脳、3と4が右脳

4が一番分かりづらいのだが、ようするに感動して「なんかよく分からんけど涙流してた」とか、子供に対する慈しみの気持ちとか、そういう1でも2でも3でもない何かである。
スピリチュアル的な部分ともいえる。信仰心も4か。

で、1人の人間にはこの4つの人格が内包されているというのが著者テイラー博士の主張だ。
どの人格が強くなるかは完全に個人差であり、4なんか一生表に出てこない人も多い。

この理論だと、同じ人でも普段職場でしっかりした人(1の人格)が今日はイライラしてるな〜(2の人格)とか、オフの日に全く違う顔(3の人格)を見せる、という事になるわけだ。

4つの人格を認識して自分を上手くコントロールしよう!というのがこの本の主な内容である。

だが私は気付いてしまった。
この1〜4、社会構造やエンタメ作品あらゆる事に当てはまるなと。

それを詳しく書くのは非常に長くなるので、また別の機会にしようと思う。

これはnote記事の傾向にも言える。
「PV数の稼ぎ方!」とかノウハウ系は明らかに1の人格が書いた記事だ。
愚痴系は2。
これ楽しかった!は3。
4で書かれた記事というのはあまり思い当たらないが、あるにはある気がする。
追加→読むだけで心が震えるような名文みたいな記事がごく稀にある。それが4かも。

これは完全な分類ではなく、3の記事に4の要素がある場合もあれば、1と3が同居した記事もある。
この目線でnoteを見るとなかなかに面白い。
「自分は3の記事が好きなんだな」「1はそんな興味ないかな」という好みの記事の傾向分析にも使えるわけだ。

noteだけでなくあらゆる事にも当てはまるのだが、書くとガチで長くなるので今日はここまでにしておこうと思う。

この4つの人格による分類、MBTIなんかよりよっぽど参考になる気がするのだがどうだろうか。

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