凡シュール

片付け Day1

凡シュールのエッセイ

片付けを始めた。
まずはカタログの束を裁断し、スキャンにかけ…

られない。

スキャナに通しても出力されたPDFに縦線が入る。
これ自体はよくあることだ。
そこでいつも通り読み取りのガラス面をクリーナーで拭く。

直らない。
何回繰り返してもダメだった。

せっかく片付けを頑張ろうとやる気を出した結果がこの仕打ちである。
あんまりではないか。

修理は…めんどくさいな。
2018年に買ったスキャナである。
当然保証も切れている。

新しいスキャナを買うか?
が、そんな毎日使うわけでもないスキャナに5万ほどかけたくはない。

結局ここで疑問に立ち返る。
これらのカタログはスキャンしてまで取っておくべきものか?

いくつかは資料として使える。
だが全て取っておくべきかというと…
スキャナが動いてた時は、どうしても資料として残しておきたい物のついでに全部スキャンしていた。

が、スキャンが出来ないのならわざわざ取っておくほどでもないのかもしれないな。
カタログのいる・いらないは後でまとめて精査する事にした。
それより今はゴミを捨てたい

バインダークリアポケットを大量に捨てる事にした。
これは裁断後の紙で残すべきもの…たとえば手芸本の型紙などをファイリングするために使っていた。
ところが、使ってみて分かった事がある。

マジで使いづらい
クリアポケットに1枚1枚入れるのもめんどくさいし、まとめて数枚がっと入れたらバインダーが膨張して本棚の収まりが悪くなる。
使い勝手悪っ。

試しにありきたりな透明のクリアファイルに入れ替えてみたら、普通にこっちの方が使いやすい。
バインダー買った当時は、本のように見返せるからいい案だと思ったんだけどなぁ。

過去の自分は大馬鹿者である。

というわけで、バインダーは全て捨てる事にした。
前から捨てようと思っていたのだが、バインダーの金属部分を分離するのが重労働すぎて無理だった。
数冊やって力尽きて放置されていた。

が、よくよく自治体のごみ分別を見ていたら、どうやら燃えるゴミとして出していいらしい。
いや、出来れば分離して小物金属にしてくれとは書いてあった。

出来ません

おそらく真面目に全て分離していたら一生部屋は片付かないだろう。
何十冊あると思ってるんだ。無理無理。

というわけで気合いでゴミ袋に詰めて捨てた。
深夜にゴミ捨て場まで2往復。

秋の夜は少しだけ空気が澄んでいて心地良かった。
腕はバキバキに痛いが。

あと地味に面倒なのがクリアポケットの処分。
こいつはプラごみでいいのだろうが、量がやばい。
そしてペラいくせにめちゃくちゃ重い。

ゴミ袋5袋くらいに分けないと無理だった。
しんど。

次は床に散らばってる物をまとめる。
いらない物は捨てる。
それから床に貼り付けるタイプの薄いカーペットタイルを全て剥がして捨てる事にした。

細かいごみが掃除機でも全然取れず、汚くなっていたからだ。
これならフローリングの方がマシだ。
なんで私の片付けはこんなに失敗続きなんだろう。

まあ片付け1日目の成果はこんな感じだ。
このまま時間をたっぷり使って年末までの大掃除期間としてしまおうか。
この間に片付け、物の住所を決めて在庫管理システム構築、細かい場所の汚れを落とす掃除までやってしまおう。

長期戦覚悟だ。
何をするにも部屋が汚ければ不便極まりないわけで。
頑張るか…。

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