エブリデイ体調不良。
そんな中でもバリバリサイト更新しまくっている。
ギャラリーページがいい感じに充実してきた。
だいぶハッピー空間になりつつある。
自分の足場がどんどん整っていく感覚。
サイト制作は自分の城を建築する行為に近い。
SNSなどのプラットフォームは賃貸に近い。
土台は整っていて気軽に住めるが、変なルールに縛られたりする。
どちらが良いかはその人次第だが、SNSが誰しもの理想郷になる事はないだろう。
先日、とあるクリエイターがSNSの活動を無期限休止するという発表をしていた。
そこそこ人気のあった人だ。
フォロワーの期待に応えなければならないプレッシャー、フォロワー数やいいね数などの数字による疲弊、自分のコンテンツ制作技術を高める余裕も無くなり、不安になっていたという気持ちが吐露されていた。
クリエイターの鑑のような人だと思った。
やはり、交流手段としての創作ではなくコンテンツの質を何より重視するタイプのクリエイターとSNSの相性は最悪だと思う。
個人クリエイターとSNSの関係。
「早く新しい発信を!途切れさせてはならない!」「インプレッション数上げていきましょう!」「フォロワーを惹きつけて!もっとウケる題材を!」
数字ばかり気にする担当編集と作家、ミュージシャンの意向などお構いなしにスケジュールを詰め込むマネージャー、技術者の言い分を無視して無理難題を要求してくる営業部長…。
全てマーケター側が主導権を握っている構図だ。
クリエイター側は完全に割り切るしかないか、そうでなければいつしか疲弊し、最終的に潰れる。
そうするとマーケター側は新たなクリエイターを探す。
消費者もそれに倣う。
つまりクリエイターは消費物となっているわけだ。
使い捨てである。
人間はみんなそれぞれが思い悩んで頑張って生きている。
私だってそう。
それをあっさり消費されるのなんかごめんだ。
なぜこんな非道なことが当たり前に行われているのだろう?と疑問に思う。
みんな何かに追われ、疲弊している。
これで1億総クリエイター時代?
それは消費出来る資源、鉱脈がまだまだあるゴールドラッシュという意味なのだろうか?
掘り尽くしたらどうするつもりなんだろう?
それって結局は人の夢を人質にしたやりがい搾取じゃん。
頭おかしいだろ…。
そんな事を考えたり考えなかったりした。
まあこうして考えたところで仕方のない事だ。
それなら私は私なりの解法でカウンターパンチを繰り出していくしかないだろう。
思考は深く、深く沈む。
おいしいものを食べた。
疲れた時は味覚から満たしていこう。
なぜなら食欲の秋なのだから。
ようやく冷房がいらないくらいには涼しくなってきた。
と思って外に出たら日差しがめちゃくちゃ強く照りつけてきた。
なんもわからん。