凡シュール

ミニマリストの真逆

凡シュールのエッセイ

コレクションの整理をし続けている。
というかぐちゃぐちゃすぎる。
店舗の在庫管理のように、ケースに番号を振っているのだが…

ポケモンのぬいぐるみが1番にあるかと思ったら12番にもあって、16番18番にもある…みたいな感じに。
過去の自分、適当すぎんか?

仕方ないので中を大幅に入れ替えたりして、1〜6はポケモン用、7〜9はディズニー用…などと完全に分類する事にした。
その過程でケースをがっちゃがっちゃ動かす。
腰が痛い。
Apple watchを見ると、カロリー消費も随分なものである。

手放してしまえばもっと楽なんだろうなと思う。
実際、ぬいぐるみやフィギュアなんて一般的には何の役にも立たないものだ。

でも私はそれをしなかった。
場の再構築に向かった。
「彼らのどこがかわいいかを見て選び取る行為」は私のアイデンティティの根幹を成す。
おそらくこの行動のおかげで、私は自分の中に「かわいいキャラクターの法則」を積み上げ続けているのだと思う。

実際にこれはあみぐるみ制作などの創作に生かされていると言える。
顔パーツを作る時、どのバランスなら可愛いのか?とか。

それに、今は彼らにも「コレクション・ギャラリーページの盛り上げ役」という役割が割り振られた。
他の目標も出来た。
昔少しだけやってた、自分のコレクションのスケッチ。あれもまたやりたい。
そうなると、ただ死蔵されているコレクションではない。

そして死蔵しないために、存分に生かすためにもこれだけ苦労して整理整頓をし、NotionのDBにきちんと登録している。

今までどうにかしようどうにかしようと思いつつ、結局死蔵みたいになってしまい申し訳ない。
正直飼い殺ししてるだけになってしまっていたし、手が回らないのをずっと気に病んでいた。
君たちにはこれからたくさん活躍してもらうよ。そんな気持ちだ。

「こう活躍させよう」と脳内構想はありつつも、なかなか実行に移せない。
それがどんなに辛いことか。

まあそんなわけで、何日も費やして今ようやくコレクションに向き合っている。
いやぁ疲れる。疲れるけど楽しい。
ぬいぐるみは見てるだけでも幸せになる。
カオスが秩序だっていく様子も気持ちいい。

私はコレクションに関してはミニマリストの真逆だなぁと思う。

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