2025年3月4日にnoteで公開した記事のリバイバル。
結局Ableton Liveは最上位版にアップグレードした。
最近はあまり曲を作る時間を確保出来ていないが、ぼちぼちやっている。
(作曲奮闘記なので専門用語的なのが多くなってしまった)
頼んだMIDIパッドコントローラーが翌日届いた。早い。さすがAmazon。
早速、同梱されていたAbleton Live Lite(以下Liveと呼ぶ)をインストールする。
最初に起動するとセッションビューという、Liveならではの画面になる。
普通のDAWとは全然違うので、一瞬「なんじゃこれ」と度肝を抜かれた。
Tabキーを押したら見慣れたDAWの画面になった。
いや、右にトラック名があるのは見慣れないな。
左側に楽器などがたくさん並んでる。なるほどこれがライブラリか。音素材がたくさん並んでいる。
クリックしたらすぐ視聴出来た。
初期プリセットの時点で割とたくさん入っている。
「ドドスコドンドンドン」みたいなループ、「ジャーン」みたいなワンショット、様々だ。この時点で既に楽しい。
気に入ったループ使いたい時はどうすればいいんだろうと調べたら、単にトラックにドラッグすればいいだけだった。
なんと簡単。
オーディオインターフェースの接続は他のDAWの時に散々苦戦したので、今回はすんなりいった。経験が役に立った瞬間である。
LiveでMIDIパッドコントローラーを繋いでどう使うか理解するのに苦労したが、動画を見て試行錯誤した結果なんとか使い方を理解した。
セッションビュー楽しいなこれ。
MIDIパッドコントローラーのボタンに対応するところに音素材を置いて、ボタンを押したら鳴る。
DJ感覚で曲が出来ちゃうスグレモノというわけである。
Liveはアレンジメントビュー(通常のDAWと同じ画面)で普通に打ち込み作曲してもいいし、先にセッションビューで遊び感覚で音を録音→アレンジメントビューで細かく調整をしてもいい。
細かい基本操作はまだよく分からない。というかUIに慣れないので、Youtubeで動画を探した。
日本語の動画が少ない。とはいえ少しは分かりやすい動画があったので、ひとまずこれを見よう。
細かいhowtoは海外の動画を見ればいい。英語わかんないけど字幕で何とか…。
こういう時に英語力が欲しいなと思う。
初日はこんな感じだった。
基礎的な部分とはいえ、昨日の自分はそもそもLiveに触れた事すら無かったんだから大きな進歩だ。
3年前にも少しDAWを触っていたので、その時の経験が活きたりした。
SONICWIREで音素材ちょこちょこ買っていたのを発掘したりした。
何より助かったのは、Splice経由でSerumを買っていた事だ。これはえらい。3年前の自分に感謝である。
ちなみに3年前作った曲がこれ。今聴いてもかわいいなこの曲。粗はあるけど。
曲作り→歌詞書く→可不ちゃんに歌わせる→マスタリング→動画用のイラストを描く→歌詞字幕つける
の一連の作業を「作曲RTAじゃー!」とか叫びながら24時間で製作→動画公開までもっていった曲だ。
今思うとだいぶとち狂っている。
とち狂ってるけど、いい感じにそれっぽい感じの歌詞はささっと書けた。私って実は天才かもしれない。
何事も「はじめて」の時はめちゃくちゃ楽しい。
ワクワクする。
RPGで初めてその世界に降り立ったような、全てが新鮮に見えるこの感覚。
自分はレベル1である。今回は一応少し曲作った事あるからレベル10くらいの状態かな。
ここからは実際に曲作っていってレベリングするのみだ。
この「はじめて」の感覚が楽しくて、つい新しいことを始めてしまうのだ。
一般的に、歳を取るごとに何か新しい事を始めるのが億劫になるという。実際に昔よりは腰が重くなったなぁとは思う。
でもいくつになろうが新しい事へのワクワクは忘れないでいたい。
