2021年8月25日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。
なんだか自分に言い聞かせているような文章だ。
当時の私はこれまでの自分が失敗したと思っていて、そこからのリカバリを試行錯誤しているように見える。
サッカーは地元の川崎フロンターレを応援している。 今季のJ1が始まってから無敗記録を重ねていたが、遂に今日負けてしまった。
要因は色々ある。 まず大きいのが、鷺沼兄弟と呼ばれ親しまれていた二選手の海外移籍。 それからACL後の過密日程。
Jが再開した後から、スコアレスドローなど振るわない結果が続いていたが、とうとう負けてしまったわけである。
無敗記録というものが途切れてしまった事に対しては、単純に悔しい。 しかし、問題はこの後だと思う。 これに気を落として再起出来なかったら、いよいよ終わりだ。 そうではなく、ここから少しずつ立て直してJ1優勝はきちんと掴み取りたいところ。
今のフロンターレはきちんと前を向いていく事が出来るチームだし、勝ちを重ねる力があるチームだとも思っている。 だから記録が途切れた事自体は少し悔しいけど、そこまで悲観はしていない。 今はチームの変わり目だし、調子の悪い時期である。 それを我慢して乗り越えれば、きっともっと強いチームになれると思っている。
実は、野球でも今年似たような事があった。 私の推しである西武の平良選手は、今季に入ってから連続無失点記録を更新し続けていた。 日本記録も達成した。
まだ21歳にしては物凄い偉業だし、そのおかげもあって五輪メンバーにも選ばれた。 しかし、五輪前に無失点記録は途切れ、五輪でも本人はそこまでいい結果は出せず(チームは金メダルだったが)。 シーズン再開後も良くない結果が続いている。
今はとても苦しい時期だろう。 でも絶対に乗り越えられる選手だと信じている。 こんな事で挫けるようなヤワな選手じゃない。
無敗や無失点記録なんてものはいつか途切れる。 大事なのはその後だ。
思えば、最近読んでる三国志だって似たようなものである。 劉備や曹操といった名だたる武将でも、常に勝利を飾り続けたわけでなく、結構敗北している。 彼らは負けても決して諦めず、落ち延びてからどう再起していくかを常に考えていた。
身近な話にも当てはまる。 人は必ず失敗をする。 失敗したうえで、じゃあどうリカバリしていくのかが大事なのではないか。
失敗してしまった事そのものよりも、その後の対応が大切なのだ。
よーするに、くよくよすんな諦めんなみたいな話なのかもしれない。 失敗した時にひた隠しにしたり保身に頭を使うのではなく、そこから何を得られるか、どう再起するのかに頭を使った方が、遥かに賢明である。
