凡シュール

ワクチンの話

凡シュールのエッセイ

2021年8月23日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

注射が嫌いな理由、いつぞやの健康診断で採血が上手くいかず3回くらいやり直しさせられたトラウマのせいもある。

まあ採血用の注射針とコロナワクチンの注射針って全然違う。絶対採血用の方が痛い。

大手町の大規模接種でワクチン1回目受けてきた。 私はワクチンというか注射が大嫌いである。 献血は完全スルー、インフルワクチンも大人になってから打った覚えはない。

そんな私でも今回はさすがに打たなきゃなとなった次第である。コロナ憎し。 そんなわけで、前々日から吐きそうなくらい憂鬱だった。 ここ最近の憂鬱さは、実際なんもわからん状態だったのもあるが、実はワクチン怖いの割合も結構大きかった。

大手町は個人的にお気に入りの散歩ルートであり、丸善丸の内もあるのでよく足を踏み入れている土地である。 いつも通り地下鉄の出口から出ようとしたら、ちゃんと「大規模接種会場出口C○○」という表記が至るところにある。わかりやすい。 該当の出口に行くと、スタッフさんが誘導している。

付近は明らかに普段大手町にいないだろうなという見た目の人で賑わっていた。大学生から主婦からサラリーマンから。

会場に入ると、まず接種券見せたり。 問診票に記入してから誘導されて看護師さんの問診を受けつつ、次に医師の問診。 更に誘導されて実際にワクチン接種。 役所の待ち時間みたいな雰囲気の待機場で15分経過観察してから帰宅、という流れであった。

全てがシステマチックで、会場の至るところにスタッフさんが配備されているので道に迷う心配もなく、いたずらに待ち時間を浪費するでもなく、とにかくスムーズだった。 会場にいたのは15分の経過観察含めて30〜45分くらいだったのではなかろうか。 一体何人のスタッフさんが配備されてるんだろう?とか、医師や看護師の方は1日何人くらい対応してるんだろう?という事が気になった。 税金とかより現場で頑張ってる人たちに直接課金したい。マジで。 サンキュー自衛隊フォーエバー。

注射自体は普通に刺されてる感覚はあったものの、そこまで痛いってほどでもなく。 横向きに座らされたので針を見ずに済んだのは助かった。 注射の痛みそのものより針に刺されてるビジュアルの方が苦手かもしれない。医療ドラマですらしんどいし。

2回目の予定日は有無を言わさず決定された。まあ暇人なのでいいのだが。

そんなこんなで帰宅。 せっかく大手町に来たんだから皇居行くなりそのへん散歩するなり丸善行くなりしたかったが、副反応のおそれもあるし我慢して直帰した。 電車の乗る方向を間違えたのもワクチンの副反応なのかもしれない。 まあ電車1本で帰れるのは楽で良い。利便性に感謝。

微妙に体温が上がって腕の痺れはあるが、今のところ割と普通。 これから何かくるのかもしれないしこないのかもしれない。

それにしても旦那に「そろそろワクチン受けた方がいいかな」と話してしばらくしたらこのワクチン予約とってきたので、とぼけた面してるくせにもしかしたら有能なのかもしれない。

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