2021年6月7日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。
川崎市、私にとっては当たり前の存在だけど、関東圏在住でもない人からしたら「どこそれ？」みたいな感覚だと思う。
私にとってもそういう町ってきっとたくさんある。
ある人の常識はある人の非常識ってか。
川崎というと、治安が悪いというイメージがあると思う。
かれこれ30年弱川崎市民をやってきた自分からすると、たしかに”川崎”は治安が悪い。
川崎市は7つの区で構成されている。
川崎区、幸区、中原区、高津区、宮前区、多摩区、麻生区。
おとなり横浜市の18区に比べたらだいぶこぢんまりとしている。
一般的に認知されている”川崎”とは、主に川崎区の事だ。
海が近く、工業都市。川崎駅から海側の地域。
ここは実際に治安が悪い。
この地域出身のBAD HOPというHIPHOPグループがいる。
ぶりんぶりんの金ネックレス、B-BOYスタイルというまさに世間のイメージのラッパーらしい彼らだが、リリックの中で「川崎で有名になりたきゃラッパーか犯罪者になれ」とかましている。
いまだに川崎の海側の地域に対しては、今でも怖いなーと思っている。
北部と南部
川崎市は北部と南部の2つの地域に分かれる。
南部が先程述べた川崎駅周辺〜武蔵小杉あたりまでのエリア、それより北が北部といったところか。
南北とは言っているが、実際の方角は東西である。
北部（西）に行けば行くほど治安が良くなる。
南部の川崎区・幸区あたりは治安が悪い。
といってもここ何年かは再開発も結構されているので住みやすくなってきてるとは思う。
川崎駅前はだいぶ綺麗になった。
昔は川崎駅周辺＝怖いところというイメージがあった。
駅前には必ずホームレスがいたし。
そんなわけで、怖くて学生時代はあまり川崎駅方面に近寄らないようにしていた。
川崎駅方面に頻繁に足を運ぶようになったのはここ数年の事である。
武蔵小杉
中原区の中心は、やはり武蔵小杉だ。
武蔵小杉といえば、今ではすっかりおしゃれな街になった。
駅前はグランツリーを中心におしゃれな店舗が栄え、タワーマンションがずらっと立ち並ぶ。
周辺の住宅街もおしゃれな建物が増えて、地価も高くなったんだろうなと。
再開発効果がしっかり出ている小杉だが…。
少し駅前から外れると、まだまだ風情が残っている部分もある。
なんなら、治安も言うほど良くないんじゃないかなと思う。
前に深夜チャリで小杉駅前を通った時、地元のマイルドヤンキーらしい若者が集団で座り込んでいた。こわい。
昼と夜とで全く違う表情を見せる小杉。
高級なオシャレ感と下町感が混在した少し歪んだ部分が逆に新たな魅力になっているような気もする。
中原区と高津区は、南武線の駅近く（繁華街）が夜に少し治安悪いかなというくらいの印象だ。
宮前区・多摩区・麻生区
ここまでくると、もはや郊外の閑静な住宅街である。
マンション建てまくってるので人だけはやたら多い。
人が多いとはいえ、ファミリー層が中心なので住人は比較的落ち着いている。自然も都会にしてはそこそこある。
住むにはいい
色々書き並べてみたが、川崎市は言うほど治安悪くないし、便利。
住むにはそこそこいい土地だと思っている。
東京にも横浜にも出やすいし、飛行機も新幹線も割とアクセスしやすい。
買い物にも困らない。
治安も、普通に暮らすうえでそこまで問題ないと思う。
私は深夜結構1人で出歩きがちだが、妙なトラブルにあったことないし。
あとは、サッカーとバスケが強い。
どちらも天皇杯優勝する実力を持つチームだ。
ゴミの分別が楽なのも魅力。
ゴミ袋は市指定のものを使うというルールがある自治体も増えたが、川崎のゴミ捨ては半透明のポリ袋でいい。
人や建物のゴミゴミ感も都内ほどなくていいのかなと思う。
東京西部とそこまで変わらない感じか。町田とか八王子とか。
あれ、町田って東京だっけ神奈川だっけ。
そんなわけで、川崎市は割と区ごとにキャラクターが違うよという話でした。（雑なまとめ）