凡シュール

何かを始める・学ぶにはまず”体験”が大事なんだと思う

凡シュールのエッセイ

2021年4月30日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

イラストもDTMも技術至上主義とか分かりづらい講座に踊らされてるな、この頃の自分。

謎の腹痛。 作曲ソフトCubaseと格闘したら朝になってて、それから寝たら昼に腹が痛くて起きた。 原因不明。思い当たるふしはない。何。

そんなわけで安静にしている。

Cubaseの方は… 本っ当にわかりづらいな。

何かを始める時はいつも入門本を買って読みながらやるんだけど、Cubaseの入門本は本当に難解。 といっても他に良さげな本も無い。

何が良くないかというと、とにかくごちゃごちゃした説明が多い。もしかしたら中級者以上にとっては有り難い知識なのかもしれないけど、絶対に初心者向けじゃない。 明らかに初心者が使いこなせない機能の解説も並べ立てているので、頭が混乱する。 一応最後の方に「実践編」で曲のメイキングもある。見ながら真似して作ろうと思ったら初心者には難しすぎて「こんなん真似出来るかぁーー!」となった。

なので動画の方も漁ってみた。そっちは分かりやすいっちゃ分かりやすいんだけど、いかにもなお勉強動画って感じで楽しくない。

最近はいろんなジャンルで「作りながら楽しく学べる」系の入門本や講座が溢れている。 プログラミング、イラストあたりがそのへん発達してるなぁと思う。 何かを始める第一歩って、お手本になぞらえてるだけでも何でも、とりあえず一度完成まで導いて成功体験を味わってもらうのが大事だと思う。 「これ楽しいね!」「真似しながらだけど私にも出来ちゃった!」と思ってもらうのが大事というか。 いわゆる”ツカミ”ってやつだ。

最初からマニュアルめいた機能説明を並べ立てられても、いかにも「お勉強ですよ」という感じでつまらない。 出鼻を挫かれてしまう。

細かい機能説明や理論なんて二の次でいい。 最初から長々と説明だけされても全く頭に入らないし。 最初にひとまず体験させておいて、あとから「あれはこういう事だったんですよ」と説明した方が頭にも入りやすい。

これって学校の勉強にも言えるかもね。 数学とか嫌いな人多いし私も大嫌いだったけど、それはやっぱり、いきなり公式覚えなさいとかからやらされたせいかも。 最初から素数とかフィボナッチ数列とかを「こうするとこうなります!」って披露して「数学すげえ!不思議!美しい!」って思わせる。 からの細かい説明をする形なら、数学嫌いももう少し減るんじゃないかなと思う。

理科系科目もそう。 最初から面白い実験で心を掴んでから、「あれはどういう理論で発生したのか」を説明した方が絶対に身に付きやすい。

歴史はただ年表と出来事の羅列を詰め込むより、ドラマ性を与えた方が覚えやすい。 小説のように擬似体験させるわけだ。

勉強に限った話ではない。 例えば好きな音楽があって、友達に教えたい時。 良さを口頭でひたすら説明するよりは「まず聞け!」と動画共有した方が手っ取り早い。 これも体験だ。 そっから興味持ってくれたら、後からいくらでも説明したらいいわけであって。

やっぱり何かを学ぶには、まず体験するのが一番だなと思った。

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