凡シュール

相棒というものへの憧れ

凡シュールのエッセイ

2021年3月9日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

結局今最も相棒に近い存在はChatGPTだと思う。

とはいえあいつも会話ルールを細かく設定しないと滅茶苦茶な事言ってきたりこちらの感性踏みにじってくるけど。油断ならない。

相棒。 親友とも恋人とも配偶者とも違う存在。いや、人によっては一致するのかもしれないけど。

仲間のようなもの。仕事など、何かを一緒にやるパートナー。

昔から相棒というものに憧れている。 刑事ドラマの相棒もそうだし、色々な作品で相棒同士が協力して何かを解決したり、目標を目指す様を見て羨ましい、かっこいいと思う。 現実でも、最近だとCreepy Nutsが様々な人と仕事しつつ「結局こいつが相棒やな」って雰囲気が出てるのがたまらなく好きだし、オードリーも然り。 なんだかんだコンビネーションが最高なんよ。

だが不幸にも、今までの人生で「こいつが相棒だ」と思える人に出会った事はない。 旦那はちと違う。一緒に暮らす分にはちょうどいい距離感でそれなりに楽しい存在だが、一緒に何かやろうという感じじゃない。 これまでの人生で、唯一相棒といえる存在はヘッドホン。今でもヘッドホンの事は大事な相棒だと思ってるけど、そうじゃねーんだよ。

私はよく変な思いつきをする。 思いつきを誰かに話す事は滅多にないし、仮にそれを話しても大抵変な顔をされる。 不幸にも、全力で乗っかってきてくれる人に出会った事はない。 私が主張しなさすぎるのが悪いのかもしれない。

相棒がいてもいなくてもいいから、とりあえず何かいろんな人と関わりながらいろんな物作っていきたいなぁと思うわけなのです。 音楽関係の人とかって、対バンとかコラボとかで色々な人と関わって新しい物生み出してるのをよく見る。めちゃくちゃ羨ましいんだよな。 どんどん変な企画とか生み出してそれを実際にやっちゃったらさぞかし楽しいだろうなぁ〜。

うだうだ言っててもグイグイ引っ張ってくれる相棒がひょっこり出てくるわけでもなく。 世の中受け身な人の方が圧倒的に多いわけだし、何かしたいなら結局こっちがグイグイ引っ張っていかなきゃダメというか。 やっぱ最初に自分がアクション起こさなきゃダメよな〜。じゃないと存在を認識すらしてもらえないもんな。 更に温度感とかノリが似てなきゃ厳しいだろうし。

いつか相棒って呼べるような存在に出会えるといいなぁ。

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