2021年1月23日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。
実際、部屋を分断して良かったなと思う。
4年経った今でもこのままだ。
結果、夫婦それなりに仲良いままである。棲み分けって大事。
昨日は本当にイライラしていた。 しかし自分だけの部屋が欲しいというのはかねてからの願望である。
というのも実家では自部屋があったものの、仕切り戸1枚の向こうはすぐリビングで、鍵がついてるわけでもない。 常に生活音は聞こえるし、あまり自部屋という感じがしなかった。
そして今。 夫婦の寝室とダイニング、リビングがあるのみである。 ではもっと部屋がある物件に引っ越すべきか?
いや。 いっそ寝室を自分の部屋、リビングを夫の部屋と完全分断してしまえばいいのでは?と考えた。 別に夫に恨みがあるわけではないが、とにかく独りになりたい時が頻繁にあるのだ。 集中したい時やイラついてる時に、そこにいるという理由だけで理不尽にヘイトが向けられるのも可哀相だ。だったら分断してしまえ、という考えである。
この考えが浮かんだ瞬間、脳内でナイスアイディア!と歓声が上がった。
家庭内別居に近いのかもしれないが、別にご飯は一緒に食べるし普通に話す。誘われれば買い物にも一緒に出かける。 むしろ円滑な同居関係を保つうえでこの線引きは必要だと考えた。私が気難しすぎるのだ。気難しくなってしまったものは仕方ない。
思えば実家も似たような感じだった。父はある時から、仕事帰りは部屋にこもりきり、母はリビングと自分の部屋で過ごすようになった。 顔を合わせてもあまり仲が良いとは言えないが、家庭崩壊というほど険悪というわけでもない。そんな感じだった。 両親はある程度の距離を置くことで絶妙なバランスを保っていたんだろうなと今更ながら思う。 そして、一人っ子である私の存在が唯一の結び目だった。ある時から、自分はこの家庭における”ボンド”の役割なんだな…と明白に自覚していた。
夫が在宅ワークを始める前は、平日昼間は自分だけの空間が広がっていたので、自部屋が無いことはまだそこまで重大な問題ではなかった。 だが、夫は在宅ワークをするようになった。最初は「いつまで続くんだろう…」と思いつつも、長く続くものではないと思っていたが、結局この状況になってもうすぐ1年だ。 我慢もいよいよ限界、というわけだ。
不満があるなら解消するために動くべきだ。 だから部屋を分断する。 寝室に鎮座しているダブルベッドにはお役御免になってもらおう。 どちらにせよ、いびきがうるさくて起こされる時もあったので、ダブルじゃなくてシングルベッドにしたいなと思っていたところだ。
更に部屋を分断する事によって、私の物で溢れてたリビングをどうにかする事が出来るはずだ。 少なくとも私の物は私の部屋に押し込めておけばいいので、間違いなくスッキリするはずである。 あれ、こう考えるといい事ずくめじゃない?
そんな感じだ。
