凡シュール

滑舌の話

凡シュールのエッセイ

2021年1月18日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

そういえばこんな事やってた時期もあったな。

これのおかげで巻き舌出来るようになったけど。

私は滑舌が悪い。昔から軽くコンプレックスだ。 以前にもちらっと書いたが、特にか行の発音が良くない。

何とかならんのかなと思って、トレーニング方法を色々探してみる事にした。 いい感じの動画発見。 コメント欄でめちゃくちゃいじられてるけど分かりやすくていい動画だった。

他にもアナウンサーさんや俳優さん、声優さんにお馴染みらしい「外郎売」もやってみる。 いやむずい。ゆっくり版で既にむずい。

そんな感じで滑舌練習を模索しつつ、なぜかボイトレの動画も見始め、挙句の果てには出来ない巻き舌の練習をしまくる羽目になっているのだが…。

滑舌って見落としがちだけど、実は重要なんじゃないかと思った今日この頃。 例えば演説でどんなにいい事を言っていても、滑舌が悪いと単純に聞き取りづらいし、話が入ってきづらい。 思えば最近の内閣総理大臣は滑舌の悪い人ばかりだ。発言内容はさておき、やっぱり何かしまらないなぁと思ってしまう。 小池百合子都知事は、元キャスターだけあってとても聞き取りやすい。これまた内容はさておきなのだが…。

政治家に限らず、身の回りにいる人だって同じ事が言える。 全く同じ発言内容で、ハキハキ歯切れ良く喋る人と、早口でボソボソ喋る人がいたら、当然前者の方が支持されやすいだろう。 店員さんなんかだと特に、滑舌とか声のトーンで印象が変わる。

先に挙げた「外郎売」のようなトレーニングをしてるであろう声のお仕事をされている人は、滑舌が良く聞き取りやすい人が多い。 こういう人たちの話はすっと入ってきやすい。

声優さんなんかは特に、生まれもった良い声という武器がある。これが初期ステータス。天賦の才能。努力だけじゃどうにもならない部分だ。 だがやはりそれだけじゃなく、日々トレーニングを積んで滑舌や話し方を鍛えているからこそなのだと思う。これが追加ステータス。努力次第でどうとでもなる部分。

どのジャンルでも、すごい人っていうのは大抵裏で並々ならぬ努力をしているんだなと改めて実感するのであった。 私も滑舌トレーニングを頑張りたい。自分がどこに向かってるのかよく分からないけど、滑舌は良くしといて損はないだろう。

巻き舌は滑舌の良さに通ずるらしいので出来るようになりたい。 微妙に出来る時があるが安定しないので、昨夜からずっと練習している。「あららららららrrrr…」「とろろろろろrrrr…」 おかげさまで家人にはうるさがられている。 滑舌練習中の私は”ラリったチーズ”みたいらしい。チーズってアンパンマンに出てくる犬ね。

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