凡シュール

DJ気質

凡シュールのエッセイ

2021年1月8日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

結局DJ機器は買っていない。

でもAbleton Liveはあるんだし、やろうと思えば出来るのかもな。

自分の曲でゆるいDJやりたい気持ちはある。とりあえず自分の曲をたくさん作るのが先決だけど。

人の求めてるものをさっと提示するのが好きなのは変わらない。

ほんとDJ向きの性格なんだと思う。

DJ。 様々な種類があるが、私は昔からDJというものに憧れている。 なんなら昔からPCDJ用の機材が欲しいと思いつつもずっと保留になっている。

昔、身内がライブハウスを貸し切ってクラブイベントをやっていた。 完全な身内イベントなので一度だけDJをやらせてもらった事がある。 といってもセトリは事前に決めていたし、お遊び程度のものでしかなかったが。

DJに向いてる人。 様々な音楽をよく聴いて知ってる事はもちろんだが、自分の好きな音楽を人にオススメするのが好きな人は向いている。とよく言われる。 実際そうだと思う。

他にも、クラブDJは基本的にセトリなど考えない。 場の空気や反応を見てその場その場で選曲し、繋げていく。 空気を読む力が必要だなと思っている。

こう考えると、わたしは結構DJに向いている気質なのかなと思う。 場の空気を読むのは得意…というか、逆に読みすぎて疲れてしまうタイプだ。

例えば会話。 ある一定の人が盛り上がっていて、というか盛り上がりすぎて他の人が置いてけぼりにされている時。 こういう状態に人一倍早く気付く。 そういう時はこちらからさりげなく別の話題を出して、会話の流れをコントロールしたりする。

気を遣っているつもりはないのだが、そういうのが自然とわかってしまうのだ。 おそらく解像度が高いのだろう。

また、会話する時のテンションを結構相手に合わせる。 テンション高い相手、落ち着いた相手、のんびりした相手、はきはきした相手…。 だから相手によってだいぶノリとテンションが変わる。なんなら声のトーンも変わっている。

これも特に合わせようと意識しているわけではない。 自動的にチューニングされているようだ。

他には… ネット経由の知り合いは、地方在住の人が多かったりする。 そんな人たちが東京に遊びに来る時、案内役を仰せつかう機会が結構ある。 (一応注釈しておくと、最近はそんな機会もめったに無くなってしまった)

この”東京観光ガイド”だが、人ごとに連れて行く場所、コースをかなり変える。 美術館とかもいけるタイプなら上野公園に連れて行くし、美術館はあんまし興味なさそうで買い物好きの相手なら渋谷などに行く。 「スカイツリー初めてか?じゃあ浅草からのスカイツリーでいっか」ってなったりもする。酒好きの相手なら浅草でお好み焼き食べつつ昼から飲んだりする。 逆に酒がそんなに得意じゃない相手なら、スカイツリーの下のすみだ水族館に連れて行ったり。 サブカル好きなタイプなら中野とか中央線沿線に行く。 オタク趣味がいける相手なら秋葉原のめぼしいとこを案内したりもする。

その人が楽しめるように、その人ごとのプランを設定するのだ。 そのおかげか、わたしの東京ガイドは身内からそこそこ評判がいい。 元々散歩が好きで引き出しが多いというのもあるのだろう。 この能力もDJに通ずるのかなと思う。

正直、何年か前まではこれが普通だと思っていた。 だがどうやら万人が出来るわけではないらしい。 これはおそらく特殊能力で、自分はDJに向いてる気質のようだ、という結論に至った。 だからというのもあり、最近またDJやりたい熱が高まっている。 とりあえず機材欲しいなぁ。

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