凡シュール

夜と朝の合間に

凡シュールのエッセイ

2021年1月6日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

朝方に川原に行って朝焼けを眺めて帰る習慣、またやりたいなと思いつつ出来ていない。

最近は生活習慣が比較的正しいからな。

でもあの朝方の幻想的な空気が好きだ。

冬の澄んだ空気は尚更である。

やっぱ詩書くの好きなんだよな、自分。

空が白み始める時間 町はまだ眠っていて、私はひとり立ちつくしている

世界にひとりぼっちになってしまったような錯覚 もちろんそんな事はありえない わかっている でももう少しだけ夢を見ていたい

空はやわらかい乳白色に染まって また一日が始まる 希望溢れる日になるか絶望に沈む日になるのか そんなのはわからない

ただ確かなのは、これから新しい一日が始まるということだけ

空とわたしはやさしく溶け合っていく ひとつになる

ーーー

夜と朝の間の時間って、実はとてつもなく創作意欲が刺激される時間なのかなと思った。 そういえば最近、深夜ラジオを聴き終わって風呂に入り、そのまま寝ずにnote更新してたりするなぁと。 何か自然と文章を書きたくなってしまうのだ。

そんな時間に乳白色の空を見ながらだと、さらに創作意欲が刺激されるのではないかと思った。 というか朝の空を見るたびに感動してしまう性質なのだ。 夜が終わり、新しい朝が始まる。これだけでドラマチックに思えてしまうのだ。 この感性は大事にしたい。 毎日空を見るための早朝の散歩を習慣にしようか。

村上春樹の「アフターダーク」という小説を思い出した。 私は昔からこの作品が好きだ。 最後に読んだのが随分前でうろ覚えなのだが、夜の町(作品内に記載はないがおそらく渋谷か新宿あたりだろう)の日常に迷い込む女子高生の非日常を書いた作品だと個人的には思っている。 最後に夜明けを迎え、朝が来る。 この最後の描写が、俗っぽく表現すると”エモい”のだ。 ここの描写は夜型人間の方が”刺さる”だろうなと思う。 久々に読み直したいなぁ。

あと毎日書いてるエッセイの前半に即興の詩を入れてみるのはありだなと思った。 ポエマー爆誕である。

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