凡シュール

5年前のサルベージ

ブログ

自サイトにサルベージするため、自分の過去のnote記事をコピペしながら読み漁っていた。
noteを始めたのは5年前。2020年に書いた文章。
今読んでも色褪せない…どころか今だからこそ刺さる文章がたくさんあった。

というか、5年前の自分の文才がえげつない。
本当に私が書いたのかこれ?
2020年といえばちょうどコロナが流行り始めた時期である。
この頃は自己否定の感情と社会の閉塞感も相まって、狂気の狭間みたいな文章を量産していた。
全てが鬼気迫る内容なのだ。

文才というか、狂気の狭間を客観的に言語化している。
個人の記録でありながら、普遍的な存在そのものへの問いに昇華させてるのだ。
我ながら熱い自画自賛にはなってしまうのだが。

ぶっちゃけ今の自分でも多少ドン引きするレベルで赤裸々かつ淡々と絶望感が書かれている、といったところか。

まずnoteで書くような内容じゃねえなと思う。
noteってもっと「それわかる〜」みたいなお手軽共感エピソードを書くべきところだろう。

当時の私の文章はおそらく他人から見たら「わからん…いや、少しわかるかも…いや、すご…こわ…」みたいな感じである。
5年後に書いた本人もドン引きするレベルなんだから、そりゃ他人には分かるはずもない。

まぁこの時期があったからこそ今があるんだろうなと思う。
今は完全に開き直っている。

あの頃の「何か自分の生きた痕跡を遺したい」という切なる気持ちは、こうして個人サイトに回帰する形でどうにかなっている。
というかあの頃の自分もこうしてなんかすげぇ文章残してるじゃねーか。
5年後の自分をドン引きさせるほどの文章を。

これらの記事は徐々にこのサイトで公開していこうかなと思う。
5年経っても色褪せないもんな。今読んでも価値あるよ。
鮮度が無い、いいねが全然ついてないで片付けられていい文章じゃない。

過去記事サルベージの意義がここにある。
これらの文章、noteにはちょっと勿体なさすぎる。
サルベージしてこっちのサイトに移行した暁には、全部AI文章に差し替えたろ。

Recommend