新幹線に乗る度思う。
私は新幹線が好きだなと。
思えば幼少期からよく東海道新幹線には乗っていたらしい。
私は全く記憶が無いが、2〜3歳頃は全国津々浦々連れ回されていたらしい。
記憶が無いので損した気分だ。
当時まだ存在していた東海道新幹線の個室にも乗った事があるみたいだ。
それだけ馴染み深い東海道新幹線だが、飽きる事がない。
普通はのぞみ新横浜〜名古屋までの長すぎる区間が退屈で、寝たり暇を潰して過ごす人が多いと思う。
私は今回の乗車もずっと車窓を眺めていた。
都市部からどんどん田園風景に移り変わり、時たま地方都市に移り変わる。
この風景は飽きない。
数年前に青春18きっぷで東京〜京都の鈍行旅をした事もあり、風景を見るだけで今どのあたりを走っているのか分かるようになったのも大きい。
その前は静岡は一括りであり、静岡の区間はやたら長いという認識だった。
だが今は「今は新富士のあたりだな」「掛川のあたりだからそろそろ浜松だな」というのが分かるようになった。
個人的に静岡〜掛川間の山あいを走る風景が好きだ。
パノラマ感ある。
ちなみに今回は富士山はほぼ見えなかった。
思いっきり曇り。
少しの間だがほんの一部だけ見えたからいいか。
この日は曇りだったが、西に向かう新幹線から見る東へ向かう雲は面白かった。