昨日はスーパーで大量に買い出しした。
3連休は家に引きこもるためだ。
キャップを目深に被り、マスクをする。
ずっと地面を見て歩くことにした。
そうすれば余計なものを見なくて済むから。
人の顔も目に入らないくらい、ひたすら地面を見続けていた。
常に大量の人間とすれ違う場で、他人の顔を観察するのなんて自傷行為に等しい。
歩きスマホだろうが地面を見ていようが、ぶつからず避けられればそれでいいと思う。
どうせ彼らも私も、この街では等しくただの障害物だ。
こうやって歩いていると、どんどん腰が曲がっていくのかもしれない。
もしそうなって街に対して訴えたら、慰謝料をくれるかな?とふと思う。くれないだろうな。
交差点の信号を確認する時は、少し目線だけ上げてチェック。
なるべく面を上げないようにした。
だってもうこの街では何も見たくないから。
スーパーへの道は綺麗な花が咲いてたりする場所もある。
でも、それすら見なかった。
花に癒されたところで、どうせ他の少し嫌な事でマイナスにしてくるのがこの街だ。
それよりもとにかく早く帰りたい。
それにこの街で花とか見たところで、どうせ数年後には全てマンションや新築戸建に変わってるんだろうなと思うようになった。
この街はそういう街だ。
こんな街で思い出を積み上げても、ブルドーザー一つで粉々にされるだけだ。
早く家に帰りたいから、めちゃくちゃ早歩きした。
途中、Apple watchの心拍数が183拍/分までいったくらいだ。
買い出しを終えてスーパーを出たところで「アンケートお願いします」と話しかけられた。
「なぜこんな寂れたところでアンケートを?」と思ったが、全て無視した。
相手の顔を見ようともせず、足早に通り過ぎた。
振り切るように通り過ぎたので、相手は少しびっくりしたかもしれない。
帽子を目深に被って明らかに重そうな荷物を抱えながら足早に歩いてる人間にアンケートを求める方が悪い。
本当にノンデリな街だなと思う。
傍目から見たら異常者かもしれない。
でも私をこんな風に変えたのは、この街だ。
こうやって引きこもりが量産されていくんだろうな。
ひたすら地面を見ていたので、余計なノイズが何一つ入ってこなくて良かった。
他人の足だけ見てひょいひょい避ける。
そういうゲームみたいだ。
普段より疲れない。
そういえば、この日はスマホを持って出るのすら忘れた。
マンションを出たところで気付いたが、一旦取りに戻るよりもとっとと買い出しを終わらせたかったのでそのまま出る事にした。
なんら支障なかった。どうせ地面を眺め続けるだけだし。
仮に交通事故にあっても、財布は持ってるんだから身分証明に問題は無いだろう。
これが戦時下と思えば、地面にタバコやゴミが落ちていても何とも思わない。
死体がゴロゴロ転がってないだけマシだろう。
帰宅し、食材を一気にしまう。
台所すら落ち着ける環境ではない。早く自室に帰りたい。
飲食店でバイトしてた頃並にきびきびと動いた。
多少ガサツになっているが、一刻も早く自室に帰りたいのだから仕方ない。
買い出しで喉がカラッカラに渇いていたので、水を飲んだ。
相当喉が渇いていたらしく、一気に500mlの2/3くらい飲み干した。
自室に戻り、ようやく一息つく。
日課をやり、VRChatのワールドアップロードの練習をした。
とりあえず簡易的なtestワールドだけunityで作り、アップロードまでやった。
アップロードの確認だけ出来たので、Blenderでモデリングをする事にした。
目指せ、自由自在モデリング。
まずは作るワールドの大きさの目安として、VRoidのアバターをVRM書き出しし、Blenderに読み込む。
VRMを読み込むためのアドオンも入れた。
これでアバターデータを読み込み完了。
前にやった初心者本の内容を、このアバターに似合う形にアレンジしていくのがいいなと思った。
今日の作業はこれだけ。
どちらかというと集中出来ない日だったので、漫画を多めに読んだ。
前にkindleで安くなっていて買った、デッドマン・ワンダーランドを読んだ。
当時流行っていた不条理グロ系そのままという感じの話ではあるが、キャラが立っててそれなりに面白かった。
あと絵が綺麗。
連載当時は完結まで読んでなかった気がするから、今回ようやく完結出来た。
そんな1日だった。
インターネットは調べ物以外ほとんど見なかった。














