凡シュール

アンダンテ・日常

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久々に日常らしい日常を過ごした。

近所の図書館へ向かって歩いていたのだが、途中にある郷土資料館のような場所へ立ち寄った。
前から気になっていたものの、入る機会をなかなか得られず通り過ぎていた場所。
入場無料のこじんまりとした施設なのだが、意外と楽しめた。
知らなかった地元の歴史を知れた。

昭和初期の家具や道具を展示するコーナーもあった。
当時の一般家庭には洗濯機も炊飯器も冷蔵庫も無かった。
ガスコンロすらない。
そう考えると、昨今の技術革新は目を見張るものだ。
改めてすごいなぁと思う。

歴史を知るというのは、常識の成り立ちを知るという事と同義なのだと思う。
歴史を学ばないのは、常識を疑う事が出来ない、つまり固定観念に縛られる事なのかもしれない。

郷土資料館をぶらっと見た後は、図書館へ行った。
読み途中だった「学問のすすめ」の続きを少し読む。
第三編までは福沢諭吉は頭の硬いおじさんというイメージしかわかなかったが、第四編はそのイメージが少し覆った。

そもそも当時の日本は欧米列強が猛威を振るってた時期で、日本もほぼ強制的に開国させられ、江戸幕府は終わり、不平等条約を結ばされていた状況だ。
まさに日本という国は大ピンチを迎えていたわけである。
植民地化してなかったのが不思議なレベルだ。

そんな状況で国民が何も知ろうとせず「賭け事やめらんねぇ〜」「酒うんめぇ〜」とかやってたら、確かにブチギレたくもなるかもしれない。
大局を見てた福沢からしたら「お前らちゃんと学問やれ。今の状況見ろ。遊んでる場合じゃねえ。日本やべぇぞ」という感じだったのだろう。

政府は政府でエリートばっか集って高給だけ取ってた状態…。
庶民との分断。
あれ、今とあまり変わらない気が…。

福沢としては、個人の感性に目を向けるどころじゃなかったのかもしれない。ミクロよりマクロ
引き続き読み進めたらまた印象が変わるかもな。

帰宅してからは野球中継を適当に流した。
今はDAZNで試合を見ている。
西武だけを応援していた頃はパ・リーグTVで見ていたのだが、普通に12球団の試合が見たくなったのでDAZNに乗り換えていた。

DAZNは普通に契約すると高い。
プロ野球プランなる少し安いプランを契約していたのだが、これが1年縛りなのは後から知って後悔した。
そのプランが今月半ばで切れる事を思い出した。

しかしDAZNには既に多大な不満がある。
まず何よりもイニング間のCM
なぜ金を払って契約してるのに、CMを見せられるんだろう。
しかも少ないものをローテーションしているだけなので、より耳に残りやすい。つまり邪魔

去年だったかはオンラインカジノ無料版の広告がずっと流れてて本当にうざかった。
それでいて今年年初のオンカジ問題である。
広告の質が高いとは到底思えない

次に広島カープ主催、つまりマツダでの試合が見れない
これはDAZNというより広島サイドが悪い気がする。

さらにラグが酷い
これもインターネット視聴なんだからテレビよりラグがあるのは仕方ない。パTVだってそうだった。
とはいえ阪神主催、つまり甲子園球場の試合だけやたらラグが大きい。
テレビ組と1〜2分くらいラグがある。
これもDAZNというより阪神サイドが悪い気がする。

他にも小さな不満が積もり積もっている状態だ。
こんな状況で「もう1年よろしくね!」と契約する気にもなれない。

それなら少し高い金を払って、スカパーのプロ野球パックを契約した方がいいんじゃないか?と思った。
スカパーのオンデマンドでブラウザ視聴すれば良さそうである。
オンデマンドのみだろうがB-CASカードが必要なのは面倒だが…
幸い家にある事を思い出した。

DAZNの契約が切れる1週間前くらいにスカパー契約してみるか。

最近は作業漬けで全く料理出来てなかったのだが、久々に料理した。
と言ってもハイパー手抜き料理だったが。

夕飯の献立は、冷凍シュウマイ、冷凍ブロッコリーにバジルソースとパルメザンチーズをかけたもの、インスタントのもずくスープ、ゆかりごはん。
簡素だけど美味しかった

寝る前の読書はようやく『三銃士』の中巻を読み終わった。
なかなかに波瀾万丈のダルタニャンくん。
個人的にはアトスが好きだ。
さて、下巻でどう締まるのか。

そんな普通の1日。
やはりこれくらいの日常が一番ちょうどいい。

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