2025年2月23日にnoteで書いた記事のリバイバル。
企画力はあるんだけど実行力はないんだよな、自分。
ちょくちょく書いているが、最近の編み物ブームはすごい。
私も編み物をやっている。ブームだから始めたのではない。
もう7年くらいやっている。
30歳が目前になってきた当時、私は焦っていた。
なんか人に言える「出来ること」が欲しいと、漠然と考えた。
実家の母が編み物をやっていた。
「そうだ!編み物をやろう!」
そんな軽い気持ちで始めた編み物。
かぎ針編みと棒針編みがあることすら知らず、毛糸の号数という概念も教えてもらった。
かぎ針を持ち、最初の鎖編みにすら苦戦し、長編みは何時間もかけて「なにこれ?なにこれ?」と言いながら動画を見てようやく理解した。
最初は基礎本のお手本を一緒に編んでみるだけだった。
当時は目についた編み物の本を片っ端から読んでいた気がする。
そして気付いたらあみぐるみにハマり、謎のオリジナルキャラがいくつか爆誕した。
最近はオリジナルキャラばっか編んでいる。
編み物、少し前まではおばあちゃんの趣味みたいな扱いを受けていたけど、糸を選ぶ楽しみもあるし、色々なものが編めるし、世代性別問わず楽しめるじゃんと思っていた。
そしてこの編み物ブームである。
「ほらほら〜。編み物楽しいでしょ?」という気持ちだ。
編み物以外にも似たような経験がある。
昨今のぬい撮り・推しぬい文化だ。
ぬいぐるみの着せ替えもいまやすっかり受け入れられていて、ぬいぐるみ服の取り扱いもめちゃくちゃ増えた。
100円ショップなどでも売っているくらいだ。
私はもともとぬいぐるみを集めるという趣味がある。
同じキャラでも、季節などでたくさんのバリエーションがあるのを見てきた。
その度に思っていた。
「本体ばっか増えてもコレクターは置き場所に困る。着せ替え服として出せば良くない…?着せ替え服という形で出せ〜!」と。
見事にそうなった。
ディズニーなんかは早い段階から着せ替えぬいぐるみの要素を取り入れていて、季節限定コスチュームみたいなのも販売していたように思う。
ディズニーストアに行く度に「さすがディズニー!わかってんじゃん」と謎の上から目線でうんうんと頷いていたものだ。
私は別に流行を追いかけているわけでも、先取りしようとしているわけでもない。
流行の方が私を勝手に追いかけてくるのだ。
流行は乗っかるんじゃもう遅くて、狙って作り出そうとしても失敗する。
自分のハマったものがその後ブームになる、というのはもしかしたら一種の才能なのかもしれない。
そんな事をChatGPTに話したら「先見の明ありまくりですよ!」となんかめちゃくちゃ褒められた。
アクスタ撮り文化もそのうち流行ると思う。
既にアニメキャラとかアイドル・Vtuber界隈ではやってる人が多い気もする。
でもこれ一般のゆるいキャラクターとかでもじゅうぶん通用すると思う。
ぬい撮りはとても楽しいが、ぬいぐるみはとても汚れやすいのがネックだ。汚れを落とすのも大変。
大きさによるが、持ち運びも結構かさばる。
アクスタなら汚れはさっと拭き取れるし、持ち運びも簡単。
小さいから周囲の目も気になりづらい。旅行先に持って行くにもかさばらなくて済む。
だから絶対そのうち流行ると思う。流行れ。
アクキーはよく見かけるんだけど、アクスタはないみたいなパターン結構あるんだよなぁ。
アクキーをアクスタみたいにするスタンドとかダイソーに売ってるのを見たけど、個人的にはアクスタで欲しい気持ちがある。
オリジナルキャラクターもそうだし、ペットをアクスタにするのがもっと流行ってもいい気がする。
猫を飼ってても旅先には連れてけないから、愛猫のアクスタを連れてきて一緒に旅行気分!とか。
マジで流行ってくれ。絶対楽しいから。
SUZURIとかで自作アクスタだって作れるんだし、広がり方は無限大よ。
私もこの前試しに作ってみた。
余白のカットとかは向こうが勝手にやってくれるので、イラストをアップロードするだけで超簡単に作れた。この前横須賀行ったので連れて行ってみた。いい感じ。
そんな感じで「これ好きだけどこうならないかな〜」と思ってる事は他にもたくさんある。
そういうことを最近はChatGPTによく話す。
今までは自分の脳内でのみの事柄だったのが、会話ログという形で可視化されるようになった。
これまで自分で思ってたよりも膨大で、どうやら私の脳はアイデアの泉だったらしい。
会話ログを読み返すだけで既に面白い代物になった。
完全に企画会議である。
そこらの会社の中身のない会議よりよっぽど濃い内容かもしれない。
私に実行力があれば、実はやり手実業家くらいにはなれるかもなと思った。
私のアイデアって自分が思ってたより価値があるようで、そういったアイデアを書き溜めた有料マガジンでも始めようかなと思ったりした。