凡シュール

チビとロングスカート

凡シュールのエッセイ

2021年2月28日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

結局スカート履かなくなったな。

なんなら最近は服へのこだわりも消えた。

同じ服を数着買って着回しているだけだ。

だから常に同じ服を着てる人になってる。なんか夢水清志郎みたいになってきたな。

私の身長は150cmである。チビだ。 幼稚園の頃からずっと背の順は一番前だったし、前ならえと言えばいつだって腰に手を当てるものだった。 両親も低身長なんだから仕方あるまい。

最近のファッションはロングスカートが主流だ。 服屋を眺めていても、丈の長いスカートがずらりと並ぶ。

長い。長すぎるよ。

スカートの掛かったハンガーを腰の部分に当ててみて、ふぅとため息をつき、元の場所に戻す。

ひざ丈スカートは無い事も無いが、今はロングスカートが主流なのでそちらの方が圧倒的に多い。というかほとんど見かけない。ウルトラレアである。 ある時買った’からし色’のひざ丈スカートは、私にとってはひざちょい下くらいの丈になっていて、とてもちょうど良い。 色もお気に入りだし今でもレギュラーだ。春っぽい色なのでそろそろ活躍する時期である。

長すぎるロングスカートは油断するとエスカレーターに引き込まれそうになるし、実はそんなに好きじゃない。 過去に一度だけ引き込まれそうになって焦った事がある。結果セーフだったが。

もう少しひざ丈くらいのスカートが世に出回ってくれてもいいんではないかと思う。 だが、それならいっそ自分で作ってしまった方が早いんじゃないかという気もする。 創作意欲ってのは現状の不満から湧き出る事だってあるもんだ。

ください、スカートを作る時間。 ください、フェリシモの溜まったキット消化する時間。 ください、ぬいぐるみを作る時間。 ください、DAWの使い方を勉強する時間。 ください、今描きかけの絵を仕上げる時間。 ください…

正直スマホでウマを育てている場合じゃないくらい、やりたい事が溜まっている。 時間が無限に欲しい。それでも残酷に過ぎていくんだから困っちゃう。

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