2021年2月1日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。
結局ただの一般人である私のこの提案が広まる事もなくClubhouseは胡散臭いオンラインセミナーの温床となったようであり。
ユーザー側の創意工夫次第ではもう少し面白い場になったかもしれないのに、結局雑に消費されて終わったわけである。
まあその創意工夫のアイデアを提示しなかった運営サイドにも落ち度はあるわな。
悲しいもんだねぇ。
今現在の雑に消費されるコンテンツの象徴みたいな存在だったね。
最近よく名前を見かけるClubhouse。
少しだけ調べてみた。
私の理解では、
・完全招待制
・音声SNS
・芸能人とかインフルエンサーも使っていて話題になっている
・ルームで会話してる人以外の人でも聴くだけなら出来る
・海外では去年から流行っていたが、今年になって急に日本でも流行り始めた
これくらいの認識だ。
ぶっちゃけさほど興味は無かったしほとんど知らない。ただ、なぜ流行っているのだろうとぼーっと調べてみると、どうやらラジオ代わりに使っている人が結構いるらしい。
ここまで調べて思ったのは、**「じゃあそれラジオとかPodcastでよくね?」**である。
完全に陰キャの感想なのだが、ここで終わってしまったらそれまでだ。
よくわからんコンテンツを「よくわからん」で斬って捨てるのは何だか老害っぽくなるからやだなぁ。
ここでふと思ったのが、Podcastやラジオとはまた違った楽しみ方もあるんじゃないか?と。
Podcastとの違い
まずPodcastだが、いわば素人でも出来るラジオ番組だ(プロもいるが)。
配信者自身がどんなテーマの番組にするか決める。
1人でやるか複数人でやるかは人によるが、決まったパーソナリティ、時にゲストを呼ぶという、いわば一般的なラジオ番組の形式をとっている人が多い。
トークテーマやある程度の流れが決められていて、時間も大体30分から1時間で固定されているのが基本である。
きちんと”ラジオ番組”としてある程度作り込まれているわけだ。
これが面白い所以ではあるが、同時に音声の編集作業を伴うし、頻繁に更新しづらい。
また、「ラジオやってみたい!」という素人が1から調べて始めるには少しハードルが高いように思う。
Clubhouseはこのハードルを振り払って、素人でも簡単にラジオ番組のようなものがやりやすいのでは?と思った次第である。
Youtubeの動画と生配信の関係に近い
ここでYoutubeを例に挙げてみよう。
昨今はあらゆるYoutuber、あるいはVtuberが活躍するYoutube。
配信形式は、生配信と動画の二つがある。
生配信を中心にやっている配信者もいるし、編集した動画メインで活動している配信者もいる。
もちろん両方やっている人も数多くいる。
毎日何時間か生配信しつつ、その配信で面白かった部分を切り抜いたり補足したりして、後から編集した動画をアップロードする場合もある。
例えば、毎日何時間も配信するYoutuberの配信を毎日のようにチェックして見るのは大変だ。
欠かさずチェックする熱心なファンはいるかもしれないが、大半の人はまず全ての配信は見れないだろう。
そういった人たちの為に、配信の中の面白いところを20分とかに切り抜き、更に演出を加えた動画を作る。
いわゆるハイライト動画だ。
そういった動画が投稿されているだけで、初心者でも入っていきやすい。
編集の手間がかからない生配信を頻繁にやりつつ、たまにまとめ動画みたいなのも上げる。
これがライバーの理想の形態なんじゃないかと考えている。
生配信のメリット
生配信は当然編集した動画より面白くはない。
よっぽどトークスキルがある人じゃないと、生放送で面白くは出来ない。もしくは台本ありきだ。
では生配信のメリットとは何か?
まず更新頻度だ。
チャンネルの更新が週1の動画のみの人よりは、毎日生配信をしている人の方が注目度は上がるだろう。
そして”友達感”
私は特定のYoutuberやVtuberにどっぷり浸かったわけではないので実のところよく知らないのだが、ゲーム配信をしてる人などは「友達がゲームしてるのを一緒にワイワイ楽しむ」感覚に近いのかなと思う。
実際にコメントなどでコミュニケーションも取れるし、友達感覚で接する事が出来るのが魅力的なんじゃないだろうか。
その友達感覚が行きすぎて問題に発展する事もあるだろうが、それはまあ置いといて。
Clubhouseの話に戻ります
なぜ突然Youtubeの話をし始めたかというと、このYoutubeの生配信と動画の関係が、ちょうどClubhouseとPodcastの関係性に近いんじゃないかと思ったからだ。
配信(Clubhouse)オンリーでやるもよし、拘って動画だけ(Podcast)でやるもよし、配信(Clubhouse)を導入にしつつ動画(Podcast)も見てくれるファンを増やすといういいとこ取りでもいい。
こんな使い方もあるんじゃないかなと思った次第である。
Clubhouseは音声の録音などは出来ないようなので、Clubhouseの会話でちらっと出た話題を、あとからPodcastで掘り下げつつディープに語る事も出来るだろう。
また、Clubhouseは配信側が招待さえすれば誰でも会話に入れるみたいだが(多分)、だからこそPodcastなどでは起こり得ない面白い事も出来るんじゃないかなと思う。
従来のラジオ番組でいう生電話みたいなのがぱっと出来るかもしれない。
あと音楽のセッションとか出来たら面白そうだよね。
突発配信とかも出来そうだし。
「その日のアニメの感想語り合うだけのルーム」とか割と盛り上がりそうだよね。
結局はユーザー次第
現状のClubhouseは聞く限りだと、素人による承認欲求会場&芸能人の内輪ノリとファンやミーハーが盛り上がるだけの現場、意識高い系のオンライン講演会場と地獄の様相になっているようだが、やりようによってはもっと面白いサービスになるんじゃないかなと思ったわけだ。
コンテンツをどう発展させるか、面白くするかつまらなくするかは運営の影響も多少あるが、結局はユーザー次第だ。
生かすも殺すも君次第!ってやつである。
じゃあ先の例に挙げているYoutubeで配信すれば良くね?と思われるかもしれないが、映像のない音声のみの魅力だってあるはずだ。
聴きながら作業もしやすいし。
まあYoutubeで音声のみラジオをやってる人もいるが。
ここまで書いておいてなんだが、タイトルにもある通り私はClubhouseエアプである。
頓珍漢な事を書いてる可能性もあるがエアプなのでご容赦頂きたい。
そしてここまで書いておいて何だが、現時点で「Clubhouseやりたい!」という願望はそこまでない。そもそも招待されなきゃ出来ないし。
