2月も気付けば10日か。
世の中は選挙結果で盛り上がっているけど、自民大勝も正直「消去法の結果」でしかないと思う。
まともな事言ってる人少ないんだもん。
そもそも「消費税ゼロ」なんて耳障りのいい言葉だけ並べられても、じゃあどうやって財源確保するの?という具体案は全く見えてこない。
それじゃ「ただ選挙のために耳障りの良い言葉を並べてるだけだよね」という話になる。
理想を掲げるだけなら誰でも出来る。
私は投票する時は選挙公報だけ真面目に見て、他のSNSやYouTube、テレビなどは全く見ない。
まともな候補者がほぼいない選挙なんかに時間をかけるほどこっちは暇じゃないし、選挙公報に上手く政策をまとめられないような人間・政党がろくな国政なんか出来るわけないという判断である。
本来の政治って与党と野党がいい感じに対立して意見を戦わせて、より良い政策を生み出していくシステムを想定されていると思う。
でも今の日本はそもそも野党が「ただのアンチ与党」でしかなく、野党の仕事が出来てない。
昔一生森友問題を擦ってたのもそうだけど、国の予算を決めたり重大な問題を解決するための国会という貴重な場で、与党の揚げ足取りやスキャンダルレベルの問題を一生擦って場を乱す。
こんなのただの荒らしじゃん。
若い頃、勉強のために国会中継を真面目に見ようとしてみたが、あまりの体たらくっぷりに呆れて一瞬で見るのをやめた事がある。
「今の日本の政治って本当に終わってるんだな」と違う意味で勉強になった。
政治の話はタブーとされている理由についても考えている。
これは大正昭和期からの悪しき文化というか…
当時は右翼も左翼も両極端だった。
ぶっちゃけその名残が残ってるんだと思う。
小林多喜二の『蟹工船』とか読むと、あの時代がいかに異常だったかがよく分かる。
右も左もヤバい。
それから戦後の学生運動。
あさま山荘事件なんて恐ろしい事件もあった。
で、過激な思想がネットで若い世代にも引き継がれる。
これらの影響で政治に関心が高い=過激派の思想という感覚になってる。
SNSで政治の話をするだけで過激派に絡まれやすくなるしね。
命の危険があった昔よりはマシだけど。
そういう理由で、まともな人が堂々と政治の話が出来ない。
口をつぐむしかない。
サイレントマジョリティだ。
結果、政治の話をする人間=過激でヤバい奴という認識をされる、もしくは過激な奴に絡まれる→政治の話はタブー
となったんじゃないかと思う。
最近は徐々に緩和されてる気もするけどね。
それはそうと、政治というのは本来「国民の生活をより良くするための制度計画、または良い生活を維持するための調整」をする機能だと思う。
生活を良くするのに関心が無い人なんていないはずだ。
なのに政治に関心がある人は少ない。
つまり今、政治が「生活をより良くするために機能していると国民に思われていない」という事になる。
まず政治家達は、この事実をはっきりと認識すべきだ。
悔い改めよと言いたくもなってくる。
最近のプロモーションにより投票に行く人自体は増えたが「選挙?まあ一応行くけど…」くらいのテンションの人が多いのではないか?
少なくとも私はそれである。
で、選挙公報を見る。
まずバカみたいな事を言ってる政党を弾く。
「与党の裏金問題追及!」とか書いてるところね。
それから「給付金支給!消費税率0を目指します!」とかなんかいい感じの事を書くだけ書いて、その内容に言及してないところも弾く。
これだけでだいぶ選択肢が狭まる。
もう甘い言葉で惑わされるほど国民もバカではない、という事だ。
結果、堅実な政策を打ち出しているところに票が集まる。
冒頭で「自民の大勝は消去法に過ぎない」と書いた。
ぶっちゃけこれで「自民は最強!万歳!」みたいに思い上がってほしくないからだ。
そもそも一つの党に議席が集まる、つまり一つの党に力がありすぎるのは危険な兆候だと思う。
独裁に近くなってくるからだ。
だからこそ、民主主義を維持するなら与党と野党がいい感じにバラけて建設的な意見を戦わせるのが理想ってわけだ。
「建設的な」ここ重要。
自民が分裂して与党と野党に分かれたら一番建設的になりそうだけど、当人達からしたらやる理由が無いだろうな。
利権も分散するし、票が割れるリスクもある。
現に、分裂してボロボロになった旧民主党がそこにいるわけで。
こういうのを国民が伝える手段が無いのが一番の政治の欠陥だと思う。
野党も敗因を「ネットの誹謗中傷がー」「国民がー」とか言い続けてるなら未来は無いなと思う。
他責思考の無いチームみらいがかなり議席取った理由もまあ分かる気がする。
出来るかどうかは別として、少なくともちゃんと何か建設的な事をやろうとしているからね。
というわけで、ここのところの騒ぎも冷ややかな目で眺めている。
と書くと、冷笑系とか揶揄されてしまうんだろうか。
まあ私は根っからの冷笑系だしなぁ。
幼稚園の頃から「鬼ごっこって何が楽しいの?バカみたい。本読むか」と思っていた子供だ。
かわいくねぇ〜。
追記
おそらく選挙や政治への捉え方は、世代間でも格差があると思う。
特に大きいのが、東日本大震災時の民主党政権の時代を肌感覚で知っているか、否か。
震災時の民主党政権の対応はそれは悲惨なものだった。
なぜなら当時の民主党は「打倒自民」と打ち出し理想的なスローガンを掲げて政権を勝ち取ったものの、それ以上のまともな理念を持ち合わせていなかったからである。
あの時は国がもたもたしてる間に、自治体職員などの現場の人たちが奮闘していたと後から聞いた。
それを知っているからこそ、自民がいかにクソだと思っていても「安易に甘い言葉を打ち出す野党」には警戒心を抱いてしまい、結果自民に票を入れる。
あの頃を知っているのは、大体今の25歳以上だろうか?
それを知らない世代は、もっと政治に希望を持っていて「理想を掲げる政党」に流れがちなのかなと思う。
そんな断絶があるような気がしなくもない。
これは私の推測に過ぎないが…。








