凡シュール

出涸らしからは何も生まれない

凡シュールのエッセイ

2021年7月6日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

まさに壁にぶち当たってる文章。

真面目に創作をやってみようと思って見事に壁にぶち当たった。 ここ何年かで色々な技術を知って、それなりに真似も出来るようになった。 だが、じゃあそれを自分の作品に活かせるかというと、全く別の話である。

とにかくこれまでは知識を蓄えたり技術の習得に力を入れてきた。 だが、その得たアイテムの使い方が分からなければ結局何も創れない。

じゃあどうすればいいか?

例えば技法書が一冊あるとする。 まずざっと読む。これで知識はつく。 次に手を動かして真似してみる。模写とかそんな感じだ。 これで技術は多少ものになる。

だが、自分で作品を作る場合はここからステップアップする必要がある。 この技術を踏まえ、自分の作品にどう活かすかを考えるフェーズだ。

例えばイラストの塗りで厚塗りがある。 まずその塗り方を知り、お手本をそのまま真似てみる。 それから自分で何かオリジナル絵を描いてみて、厚塗りで塗ってみる。 ここまでやってみてやっと身につくというか。 まあ当たり前の事なんだけど。

これまでは知識量を蓄えたかったので、全体をさらっと流す程度で一つ一つの技術ときちんと向き合って来なかった。 そのためちゃんと身についていなかった。 だからいざ自分でやろうとすると「あれこれどうやるんだっけ?」となって、結局学んだ事が全く活かされないという自体が起きていた。

「どんな事が出来るのか」「こんなに色々な事が出来るんだな」「あれはこうなっていたんだな」といった知識量重視ならそれでも良かったのだが、一つ上のステップに上がりたいと思ったわけだ。

高校の学習と大学の学習が全く違うように。 学習だって高校で浅く広く網羅していく。 その知識をベースにしつつ、大学でもっと専門的に学ぶという形式だ。

つまり私の技術習得も今までは高校学習のような感じだったので、そろそろ大学に進学してもいいんじゃないかと思ったわけである。

インプットで何に触れるにしても、ここで使われている技術はどう自分の作品に活かせるのだろうか?という視点を常に持ち続けたい。

と、久々に文章を書くと何とも的を得ない文章になってしまうものである。

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