凡シュール

夢という言葉

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2025年2月28日にnoteで公開した記事のリバイバル
この時どんな夢を見たのかは覚えていない。

夢という言葉には、寝ている時に見るもの、「将来の〜」というように叶うものの2種類がある。
全く違うものなのになぜ同じ言葉なんだろう?と少し調べてみる。
どうやらもともとは寝ている時に見るものという意味だけだったらしいが、叶える方は近代になって海外の思想が輸入される段階で根付いたものらしい。

ところで、私は将来の夢という言葉があまり好きではない。
目標と言え、目標と。

学校などで発表する「将来の夢」も、今思うと妙な風習だったなぁと思う。
子供の頃の将来の夢を実際に叶えた人なんて、ほんの一握りしかいないだろう。
もちろんその人たちはすごいのだが。

夢といっても叶う前提ではないというか。
大人が言う「宝くじ当たらないかな〜」と同義でしかないというか。

一時期子供の夢にユーチューバーが人気、という事で話題になった。
子供から見たユーチューバーって「好きな事やってお金稼ぐ人」だと思うので(もちろん実際は大変だと思う)、良くも悪くも現実的だよなぁと思う。

将来の夢と目標がごっちゃにされてる気がするのだ。
理想と現実が混同されてるというか。
私の方が言葉の揚げ足取りをしてるだけかもしれないのだが。

「将来の目標」なら叶う気がするが、「将来の夢」だとあまり叶う気がしなくなるのも不思議である。
学校も「将来の夢は?」じゃなくて「人生の目標は?」みたいな感じで聞けばいいのに。
目標のために具体的に何をするべきか指導するのも大切な事だと思う。

勘違いしないでほしいが、私は将来の夢、すなわち叶うはずのないものを夢想するのは否定しない。
というか理想は高く持ったほうがいい気はする
「高すぎて叶わない可能性大だけどいつか叶うといいなぁ〜」くらいの夢と、「実現出来るライン」の目標と分けて持つべきだと個人的には思っている。

こんなめんどくさい事を考え始めたのも、今日変な夢を見たせいである。

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