凡シュール

予約争奪戦の人気パビリオンに行かず大いに2日間を楽しんだ、大阪万博レポート

楽しい大阪万博レポート

この記事は「予約抽選全落ちかつ、当日や3日前の予約戦争も全くやらないで2日間満喫してきた人の大阪万博レポート」のブログ記事となります。
人気パビリオンに行かなくても楽しめる一例として読んでいただけたら嬉しいです。

9月10日、東京から新幹線で大阪へ向かいました。
関東民的には、エスカレーターが右寄りだと毎回「あぁ、関西来たなぁ」と感じますね。
梅田でお好み焼きを食べました。おいしい。

新大阪駅近辺のホテルに宿泊しました。

◎当日までにやったこと

万博…特に9月以降の万博は、下調べがかなり大事だと思います。
どこへ行っても人、人、人…なので会場内で色々考える余裕が無い。
空いている場所というのが存在しないです。

◎2日前枠開放で時間変更

私はもともと8月後半に今回の万博のチケットを取りました。
しかしその時点で11時以降しか空いておらず、東ゲート11時入場の予約を取りました。

しかし、大阪万博には2日前枠開放という制度があります。

◎2日前枠開放とは?

まず万博会場のゲートについての解説。
大阪万博は東西でゲートが分かれています。
入場チケットを予約する際、東西どちらから入るかを選択します。

夢洲駅すぐの東ゲート
電車で行く人は基本的に東を取ります。

西ゲートは主に観光バス、シャトルバスやタクシーなどで行く人のためのゲートになっています。
そのため東ゲートが大混雑、西ゲートが結構空いているという事になりやすいみたいです。

そこで、6月頃から電車での来場者向けに東→西へ歩いて移動出来る歩行ルートが開通しました。
朝から昼の時間帯のみの開放ですがこの歩行ルートを通れば、電車で来場した人も西ゲートを利用出来ます。
それに伴い、西ゲートの予約枠も拡大する…という事みたいです。

その拡大が2日前の朝に行われるというのが、2日前枠拡大の仕組みです。

この2日前枠開放で、1日目のチケットは東ゲート11時入場から西ゲート10時に変更しました。
2日目のチケットは、東ゲート11時入場から西ゲート9時に変える事が出来ました。

2日前の朝7時から8時頃の時間に一気に枠開放されるので「朝早く行きたいのに遅い時間しかチケット取れなかった…」という人は、ここで時間変更を狙うのをオススメします。
この枠取りに関しては、開放される時間に万博サイトにログインさえ出来ていれば割とすんなり取れるはずです。

朝5時~6時くらいに万博サイトにログインしておいて、ログアウトされない程度に操作しておけば大丈夫かな?と思います。
朝の早起きを強いられますが、こればかりは仕方ないかなと。

この入場時間変更が成功したおかげで色々動き回る事が出来たと言っても過言では無いです。
何度も書いてますが、とにかく昼以降は人が多すぎて色々動き回るなんてまず不可能です。

午前中に見たいパビリオンを色々見て早めのお昼→午後はどこかでのんびり休憩→夕方頃にまた色々見て回る
くらいが理想の回り方なのかなと。

行って改めて思ったんですが、パビリオン予約も何もなく昼から参戦はマジで厳しいです。
パビリオンも何もかも並ばなきゃ無理なので「ある程度並ぶ覚悟を持つか、とにかく雰囲気だけ楽しむ」という割り切りが必要だと思います。

◎何が目的なのか考える

「当日行って雰囲気で決めよ~」「空いてるところに入ればいいよね~」なんて考えていたらどこも入れないし、人混みばっかでいちいち見てまわるのもうんざりで最悪な体験になること間違いなしです。
そもそも昼以降は空いてるところなど無い。

どうしても見たいパビリオンがあるのか
そのパビリオンは予約必須なのか
予約なしの場合はどの程度並ぶのか

最低限これだけは調べておいた方がいいです。

パビリオン以外でも場内のイベントを見たり、大屋根リングをぐるっと歩いてみたりと楽しむ方法はたくさんあるので諦めないでほしいです。
あとは行きたいパビリオンが特に思いつかないなら、とりあえずコモンズ館に行ってみるのもありだと思います。

世界各国の小規模なブースが一箇所にぎゅっと詰まっているので、ちょっとした海外旅行気分になれます。
時間によってはコモンズも入場規制されますが、割とすぐ入れる部類です。
中はボリュームたっぷりで、じっくり見たら1時間~2時間くらい満喫出来ます。
そこらへんの適当なパビリオンに入るよりタイパはいいのかなと。

比較的スムーズに入れるらしいインドネシアシンガポールバルトあたりも結構楽しそうだしオススメかと思います。
(私は行けませんでしたが)

とにかく自分が何を目的に万博に行くのかを明確にしないと「何だったんだろう、ただ疲れた」となりかねない。
それくらい9月以降の万博は人がごった返しています。
5月か7月あたりの情報はほぼ当てにならないレベルです。

実際、9月になってから動員数がどんどん上がってるっぽいです。
駆け込み需要ってすごい。

◎地図の印刷

地図無かったらおそらく詰みます。
下で紹介してる予習記事にも書いていますが、印刷した地図を1枚持っていった方がいいです。
私も持って行きましたし、場内でも地図を持ち歩いてる人をちょくちょく見かけました。

実際、私が行く前に立てていた計画はこんな感じです。

この予習記事にもある通り、私は人気パビリオンはほぼ全て捨てるという潔い決断をしています。
ドイツも人気な方ではありますが、他の人気パビリオンに比べたらかなり楽な部類だと思います。

人によって興味関心は全く違うので「このルートを行けば絶対に楽しめるよ!」とは軽率に言えません。
この後で私の行動記録をご紹介しますが、このルートもどちらかというとニッチな楽しみ方寄りだと思います。

民芸・工芸品好き、海外雑貨など見るのが好きな人にはオススメのプランではあります。

◎チケット画面のスクリーンショット

電子チケットの場合、QRコード画面は事前にスクリーンショットで保存しておく事をオススメします。
クソ混雑のため入場時にすんなりログイン出来ない可能性があるからです。

ログインですらこんな有り様なので、パビリオンの当日予約戦争は参戦しようとも思いませんでしたね…。
色々攻略法とかあるみたいですが、めんどくさい。

◎SNSやコミュニティのチェック

XなどのSNSで「万博」にまつわるワードで検索し、生の声を確認しておくのがいいと思います。
Discordコミュニティの「だれでも万博(仮)」の投稿もROM専ながらかなりチェックしました。

ここのおかげで2日前枠拡大の存在も知ったし、本当に助かりました。

◎9月11日の行動記録

それでは実際の行動記録です。

8時19分に新大阪駅
新大阪駅から御堂筋線で本町まで行き、中央線に乗り換えます。
平日だったので、通勤ラッシュと万博目当ての人でごった返していました。

コスモスクエア~夢洲間では車内放送でコブクロの万博テーマソングが流れていました。
謎のウェルカム体制。

9時過ぎに夢洲駅到着。
阿部寛(象印の炊飯器広告ポスター)がでかでかとお出迎えしてくれました。
その次にたくさんの国旗がお出迎え。なかなか圧巻です。

西ゲート入場なので、専用歩道で歩いて移動しました。
この歩道を渡る際に警備員さんにチケットを見せる必要があります。

歩きとバスの2択がありますが、自分も同行者も体力だけはあるので歩いて行くことにしました。バスも行列でした。
9時過ぎだと歩道も混み合っておらず、快適に歩く事が出来ました。
道中警備員さんが立っていて挨拶してくれます。本当にお疲れ様です。

20分ほど歩くと西ゲートにたどり着きました。
時刻は9時30分過ぎ。列はそこそこ並んでいました。

折りたたみ椅子に座って待ったので、そんなに苦ではありませんでした。
日傘があると更に楽だとは思います。人が多いため使用の際には注意が必要です。

入場自体は割とスムーズで、10時20分頃に入場出来ました。

入場の際に手荷物検査があります。
空港の検査と似たような感じです。
荷物をケースに入れてベルトコンベア流すアレ。
缶の飲み物は没収、ペットボトルはカバンから出して液体検査

カバンの中にスプレー缶がある場合は、出す必要があるみたいです。
前に並んでた人がそれでベルトコンベア引っかかってました。

その後でチケットのQRコードを読み込ませて、無事入場です。

◎ドイツ

入場時点で10時20分。
予想していたよりすんなり入場出来たので、私の行きたいパビリオンの中で一番人気がありそうなドイツに向かう事にしました。

ドイツは東ゲート寄りにあるので結構歩く事になりますが、まあ先に行っておいた方が良さそうだなと。

15分ほど歩いて到着。10時40分くらい。
既に大屋根リングの下まで列が伸びていて「入場規制」の案内になっていました。
が、私達が到着した時にちょうど規制解除されて並ぶ事が出来ました。

おそらくパビリオンの列の仕組みは「ここからここまで並べる」という場所が決まっていて、列が進むごとに空いた場所に並べるという感じみたいです。
まあパビリオンによって異なるでしょうが、少なくともドイツはそんな感じだったと思います。

なので入場規制という案内が出ていてもそのへんで待っていれば、案外すぐ解除されて並べるみたいな感じです。
こまめに規制かけてたし、時間帯によっても混雑具合はそこまで変わらないんじゃないかな。

列の流れ自体はスムーズで、並んでから20分くらいで入場出来ました。
1時間半や2時間待ちと言われても、とりあえず並べばあっさり入れる系パビリオンの1つだと思います。

万博の海外パビリオン、マジで案内時間と実測の時間の差がめちゃくちゃあるところが多いです。
このへんアバウトなのはいかにも海外って感じですね。

ドイツパビリオンの待機列は、ところどころスポットクーラーが設置されてるので結構快適でした。

入口でサーキュラーというキャラクターの端末を手渡されます。かわいい。
どことなくカー◯ィを連想させるデザイン

サーキュラーちゃん。
特定の場所にたどり着いたり音声ガイドの部分にサーキュラーちゃんの頭を近づけると、たくさん説明してくれる仕組みになっています。
本当にたくさん喋ります。びびる。

喋る内容はいわゆる循環に関する取り組みとかそういった感じで、SDGsに繋がる内容です。
ドイツパビリオンのテーマが「わ」であり、パビリオンの外観もその「わ」をイメージした丸い造り、そもそもサーキュラーは円環という意味です。

サーキュラーちゃんの話自体は興味深かったんですが、早口オタクばりに畳み掛けてくるのでだいぶ飛ばしてしまいました。
おそらく真面目に全て聞いてたら1~2時間くらいはかかると思います。

展示の説明以外にも、2体のサーキュラーちゃんの頭をくっつけたら歌いだしたり、細かいギミックが多くて楽しかったです。かわいい。
この端末、おもちゃ化して発売してくれたらそこそこ売れるんじゃなかろうか。

最後に端末を返却するんですが、サーキュラーちゃんが「わー」と言いながら転がっていきます。かわいい。

展示自体は15分ほどでさくっと見終わり、ショップの列に並びます。
正直、パビリオン待ちよりこの列に並ぶ方が辛かったです。
陽のよく当たる外階段で、進みもかなり遅い。
20分ほど待ちました。

ショップはレストラン併設でそこまで広くなく、数人出てきたら数人入れるスタイルでした。
ちなみにレストランの列はまた別にあります。

ショップではサーキュラーちゃんのぬいぐるみが買えます。全6色。
レジに並んで何色が欲しいか直接言って、店員さんが出してくれる感じでした。
そんなシステムなのでめちゃくちゃ回転が悪かったです。

ちなみに「サーキュラーぬいぐるみを2個買うと1個オマケでくれるキャンペーン」をやっていました。
おそらく閉幕まで在庫がある限り続くと思われます。
私は水色と黄色を買い、オマケで紫をもらいました。

◎丸善ジュンク堂オフィシャルストア 東ゲート店

時刻は既に12時前です。
「お土産屋は早いうちに行っておかないと夕方以降はめちゃくちゃ混む」という情報を得ていたため、先にお土産屋に行くことにしました。
東ゲート前の丸善ジュンク堂オフィシャルストアへ。

ちなみにこの並びは丸善の他に大丸もあります。
西側には近鉄のショップなどもあります。
オフィシャルショップでもそれぞれで取扱い商品が違うため、欲しい物がある場合はどこで手に入るか事前に調べておきましょう。

他にも上記店舗より品揃えは劣りますが、大屋根リング下のワゴン車でもミャクミャクグッズ販売しています。
まあここも昼過ぎは結構人だかりが出来てるんですが…。

丸善ショップの話に戻ります。
12時過ぎの時点で入店待ちはそこそこ並んでたんですが、列の進み自体は早かったです。
黒ミャク完売」の張り紙は既に出ていました。人気すげー。

すんなり入れたものの、中は人でごった返していました
やっとの事で辿り着いたぬいぐるみコーナー。
パステルカラーのミャクミャクは残念ながら置いていませんでした。
(後から分かった事ですが単純に完売してたらしく、東京に戻ってから再入荷の情報を見ました)

とりあえず他の欲しいぬいぐるみを購入。
アクスタも見たかったんですが、人混みが凄すぎてそれどころではなかったです。
レジに辿り着くのは大変でしたが、着いてしまえばほとんど待つ事なくお会計出来ました。

◎ネパール(テイクアウトのみ)

時刻は既に12時半。
この時間になると場内もどんどん人が増えてきます。
とりあえずランチを食べる事にしました。

ネパールパビリオンは1Fが規模の大きいテイクアウトをやってると聞いていたので、そちらに向かいます。
ここも既に人、人、人の状態。
どの店に何があるのかじっくり見る余裕はあまり無く、とりあえずビリヤニが買えるっぽい適当な列に並びました。

10~20分ほど並び、ビリヤニとパパド(せんべいみたいなやつ)、マンゴーラッシーを買いました。
モモというネパール風餃子?も頼もうとしたんですが、既に売り切れのアナウンスでした。

大屋根リング下の空いてる椅子に座り、食事タイム。
パパドはスパイスが効いたおせんべいって感じでおいしかったです。
酒のつまみにも良さそうなお味。

ビリヤニもおいしかったです。ほどよくピリ辛。
ビリヤニだけで2000円しましたが量はそれなりに入ってたので、万博にしては良心的価格だなと思いました。
それからマンゴーラッシーもおいしい。

うちの近所にやたらおいしいネパール料理屋があって、そこのマンゴーラッシーが最強だと思っている私。
そのめちゃくちゃうまいマンゴーラッシーに匹敵するうまさでした。
シロップの甘さとヨーグルト・マンゴーの酸味のマッチ感が絶妙なんですよね。

◎コモンズD

お腹もいい感じに満たされ。
私の計画の中で最も人気かつ懸念だったドイツを片付けたので、心はだいぶ晴れやかです。
個人的にめちゃくちゃ楽しみだったコモンズDに向かいました。
時刻は13時過ぎ。

既に入場規制がかかっていて待機列が出来ていました。
といっても列自体は大した事なく、10分程度並んだら入れました。

とはいえ、休日昼間は並ばせてもらえないくらい長蛇の列になったりもするみたいです。
まあでもそういう時は時間ずらして夕方行ってみたりすると良さそう…?

コモンズ各国ブースの感想は長くなるので、別記事に書くことにします。
→書く時間が取れません…。

基本的には各国の「こういう取り組みをしていますよー」「こういう国ですよー」といった紹介パネル、紹介映像、特産品や民芸・工芸品、民族衣装の展示といった感じでした。

これがかなり面白かったです。
飾り方も国ごとの個性が結構出ていたように思います。

楽器を展示していて、実際に演奏出来るところもたくさんありました。
打楽器たくさん。
叩いて楽しんでるお子さんも結構いました。

展示に趣向をこらしている国、やる気の無い文化祭みたいな展示の国、様々でした。
あと入口にデカデカと大統領や国家元首の写真を掲げるところが多いのも面白かったです。

みんぱく(国立民族学博物館)好きなら間違いなく楽しめるし、逆に言えばコモンズの展示を楽しめた人はみんぱくも絶対好きだと思います。

他には、ブース内のスタッフさんに積極的に質問したりコミュニケーション取ってる人たちもいました。
これも万博ならではの楽しみ方なんだろうなぁと思います。

ちなみにコモンズ館も人でごった返していました。
だからそこまでゆっくり見れなくて残念。

ブース内にスタンプ台を置いてるところが多く「何かの展示で並んでるのかな?」と思いきや、ただのスタンプ列だった…なんて事がしょっちゅうありました。
展示には目もくれずスタンプだけ押して立ち去る人も多かったので、ちょっともやっとしたりしつつ…。

スタンプ押すだけの人が悪いんじゃなくて、展示見たい人もスタンプ押す人もどっちも窮屈になる構成が良くないなぁと思いました。
スタンプ台はいっそコモンズ館内にスタンプ専用コーナーを設けて、そこでまとめて押せる仕組みの方が良かったように思います。

というかスタンプ台のせいでブース内の人が滞留してしまい、混雑の一因になってる気もしました。
まあコモンズ館がここまで混むようになるなんて想定してなかったんでしょうね。

あとコモンズ館は基本的に外周が展示ブース内側がショップという構成でした。
これが非常に分かりづらく、最初はショップなんだか展示ブースなんだかよく分からない事が多かったので、もっと分かりやすくしてほしかったなぁ。

ちなみにコモンズDが1番物販が充実していました。
海外の謎みやげを色々購入。

ショップは現地から来た人が店員をやっているパターンが多く、リアル海外の市場という感じで面白かったです。
アフリカ人に置物を売りつけられそうにもなりました。断ったけど。

コモンズDの滞在時間は1時間半ほどでした。

◎WASSEの臨時休憩所

コモンズDだけで疲れてしまったので、一旦休憩です。
事前のリサーチで「西側のイベントホールWASSEが休憩の穴場」と聞いていたので、そこへ向かいました。

するとたまたまイベントが何も無い日だったらしく、臨時休憩所としてでかでかと開放していました。
休憩所といってもベンチとか用意されているわけでなく、持参の折りたたみ椅子やレジャーシートを使って休んでいる人が多かったです。

地べたにそのまま座ってる人もいたし、大胆にも仰向けで寝っ転がってる人もいました。

このスペースはエアコンもガンガンに効いているし、本当にオアシスでした。
あまりにも快適すぎてしばらく動きたくなくなってしまったので、ここで1時間ほどのんびりしました。

その間に同行者が近くのフードトラックでフライドポテトを買ってきて、それを食べたりもしました。
淡路島産の塩を使ったポテトという事でしたが、塩みがいい感じでおいしかったです。

◎カンボジア

時刻は既に16時過ぎ。
名残惜しくも臨時休憩所をあとにして、カンボジアパビリオンに入りました。
入場まで少し列が出来ていましたが進みは早く、5分程度で入れました。

こじんまりとしたパビリオンですが、奥にアンコール・ワットの模型、稲穂のイミテーションがあったりとなかなか素敵な空間で良かったです。
館内にはジャスミンの香りが漂っていたのもグッド。癒し空間すぎる。

展示自体はすぐ見終わってしまいましたが、やたら満足度の高いところでした。
すぐ入れるし、穴場と呼ばれるのも頷けるところでした。

◎コモンズB

次はコモンズBへ。
これまた入場の列が出来ていました。10分くらい待ったかな。
警備員の兄さんが面白くて良かったです。
どうやら「コモンズBの面白スタッフ」として有名な存在らしいです。

「列動いてます~動いてるのに立ち止まる意味が分かりません~」
「トロットロ歩いてる人はどんどん抜かしてOKです~」
ゆるいトーンでこれ言ってるのがまた面白い。

コモンズBも満喫しました。
Xのフォロワーが国民より多いと評判のナウルのブースも見れて良かったです。
ファンから寄贈されたらしいナウルくんグッズ大量に飾ってて笑う。

ガンビアのショップブースでは、ガンビア料理のライスをテイクアウトで購入しました。
ブース備え付けの電子レンジを使って自分で温めるスタイルでした。

館内は休憩スペースが無いので、外に出てそのへんのベンチで食べました。
アフリカの謎スパイスを使った、これまでに食べた事のない味でした。
辛さなどはなく、どことなく素朴な味で美味しかったです。

◎大屋根リング

時刻は18時前後。もう夕方です。
大屋根リングの上に登ってみました。

とはいえリングの上も混雑。
空が近くて開放感あって気持ちいいんだけど、とにかく人は多かったです。

歩く時も少し気を使う感じでした。
梅田の駅前とか歩いてるのに近い人の多さだったかな。

◎トルクメニスタン

時刻は18時半くらい。
日もだいぶ落ちてきて、絶対行きたいパビリオンの1つだったトルクメニスタンパビリオンへ。
「中央アジアの北朝鮮」と名高い独裁国家であり、渡航のハードルはかなり高い国です。

外観は前評判通りの存在感。
そして建物の外壁が一部モニタになっていて、国の紹介映像が常に流れている状態。
「めっちゃ金かかってんなぁ…」という感じでした。

待ち時間は20分くらい
たしかアナウンスは1時間か1時間半だったのですが、全く当てにならなくて笑う。
まあ早い分には嬉しいので良しとします。

入口から大統領の肖像写真がお出迎えしてくれます。
これぞ独裁国家の入口。

入って早々、国の紹介映像を見ます。
この紹介映像が超絶豪華かつ独特で、骨の髄まで独裁国家を感じる事が出来ます。

武勇を目にしたい者は トルクメン民族の高貴な守護者 アラバイを見ればよい!
もう最高。

アラバイというのはトルクメニスタンの国犬、アラバイ犬の事です。
トルクメニスタンでの呼び名であり、正式名称は「セントラル・アジア・シェパード・ドッグ」というらしいです。

ちなみにこの映像は地べたに座りながら見る形式になっています。
地べたといっても、たしかカーペット的なものが敷いてあったかな。
待機列で疲れた足を休めるにも最高です。ありがとうトルクメニスタン。

それから2Fの展示室へ向かいます。
ちなみに3Fはレストラン兼カフェになっています。

このレストランも非常に人気で、大体2時間くらい待つ事になるらしいです。
といっても室内で待機出来るという点では、かなりありがたいのではないでしょうか。

私が行った時はレストランがあまり並んでいなかったので少し覗いてみたら、単に閉店間際なだけでした。19時閉店です。
入口から内装をちらっと覗いたんですが、かなりいい雰囲気のレストランでした。

珍しい料理、いい感じの内装、テラスの眺め最高…という事で、なかなか並ぶ価値がありそうなレストランです。

2Fの展示コーナー
主に都市部(首都アシガバートかな)の産業や特産品の展示でした。
学校教育で使われている教科書も置いてあり、自由に読む事が出来ました。
日本語の教科書もありました。結構経済的な繋がりが強いらしい。

絨毯や刺繍は緻密な造りで素晴らしい出来でした。
ちなみに絨毯は1Fの売店で売っていました。150万円。
まあセレブなら買うかもしれない。

1Fのショップでラクダのぬいぐるみを買いたかったんですが、お目当てのものは売り切れていました。
ちっちゃいラクダのマスコットと、目がガンギマリでなぜかアフロヘアのアラバイ犬のキーホルダーを買いました。

満足して外を出たらもう19時。
オーストリアパビリオンの外にあるショップで、公式キャラあかしろあかちゃんのぬいぐるみだけ買いました。

ポルトガルパビリオンの横を通ったら、男性2人組が弾き語りしててなんかいい雰囲気でした。

ショーなど見てたら帰りのゲート~夢洲駅がかなり混むだろうと判断し、この日はもう帰る事にしました。
混むとかなりやばいらしいらしく、大混雑の花火大会ばりに身動き取れなくなるレベルだとか。

早めに離脱したおかげで、混雑に巻き込まれず電車も座って帰る事が出来ました。

こんな感じで1日目完。
絶対に見たい場所はこの1日だけでほぼ全て回れたので、かなり気持ちに余裕が出来ました。

◎9月12日の行動記録

この日は2日前の枠開放で、西ゲート9時入場に変更する事が出来ていました。
とはいえ、当日予約を狙うわけでもなく1日目で見たいものはあらかた見た。

ガチる必要はない状態です。
そんなわけで、8時20分頃に夢洲駅到着。

西ゲートへの歩道の開通待ちで既に少し待機列が出来ていました。
8時半に開放され、チケットを見せ、歩道を進み西ゲートへ向かいます。

結局会場入りしたのは9時38分。
この時点でも会場には既にそこそこの人がいました。

◎ベルギーのフードトラック

最初に向かったのはベルギーパビリオン横のフードトラックです。
ベルギーフライワッフルを購入。
この時間は全く並ばず買えました。

昼間は長蛇の列で並べない事もあるほどの人気です。
売り切れるのも早い。

大屋根リング下のベンチでベルギーフライをむしゃむしゃ食べます。
普通のフライドポテトではあるんですが、とてもおいしい。

そしてワッフル。これは本場のおいしさです。
ただ、口の中がパッサパサになるので飲み物必須ではあります。

おいしく頬張っていたら、ちょうどベンチ横がイタリアパビリオン待機列の最後尾でした。

警備員さん曰く「3時間待ちでーす」
来たばかりの人が「えぇっ!?」と驚愕していました。
10時前の時点で3時間待ちと言われたら、そりゃビックリもする。

昼間はそれこそ6時間くらい待つらしいです。
貴重な美術品展示なので、どうしても見たい人はそれだけ並んでも見る価値があるものだとは思います。

◎1人で買い物祭り

10時。
同行者はTech World(台湾)がどうしても見たいので並ぶとの事。

私も一緒に並ぼうか悩んだんですが、比較的人が少ない午前中にコモンズ館などを見てしまいたかったし、買い物したいところも色々あったので別行動する事にしました。

Tech Worldも評判良いし見たかったんだけどなぁ…。
まあ限られた時間なので自分の欲望を優先しました。仕方ない。

◎ハンガリーパビリオン

まずはハンガリーパビリオンへ。
目当てはパビリオンではなくショップです。

ちょうど団体の貸し切りがあるとかで、パビリオンの入場は封鎖されていました。
が「ショップだけ見たい」と言ったら入れてくれました。

買いたかったワイン差しを購入。
別記事で紹介しますが、めちゃくちゃ可愛いんですよ。

ショップスタッフのハンガリー人らしきお姉さん達が可愛い。
衣装も可愛かったです。

◎コモンズC

それから近くのコモンズCへ。
ここは他のコモンズ館に比べて入ってる国が少ない分、1つ1つの国のスペースが広いです。
広い分、凝った造りのブースが多かったです。

10時台は人もそこまで多くなくて見やすかったです。
この時間のコモンズ館は、遠足や修学旅行生が多かったように思います。

とはいえウクライナブースは既に少しだけ列になっていました。
内容自体は知っていたので、列には並びませんでした。
横の展示だけ軽く見て、戦時下の生活というものに想いを馳せつつ。

あとコモンズ館内のトイレがめっちゃ空いてたので行っておくことにしました。
混雑してくるとトイレですらどこもかしこも長蛇の列で、並ばないトイレはかなり貴重です。

◎オーストラリア

パビリオン自体は既に結構な待機列が出来ていたので、外のショップだけ見ました。

私の前に会計してた人が阪神グッズを身に着けてたっぽくて、売り子のオーストラリア人らしきお兄さんと盛り上がっていました。
「昨日森下すごかったっすね!」と嬉しそうに話すお兄さん。

普通に阪神ファンやん。

◎トルコ

可愛い置物があるか見たかったので、トルコパビリオンに立ち寄ります。
10時台でもトルコアイスの方は多少列が出来ていましたが、パビリオンの入場はフリー状態でした。

といっても前評判どおり展示自体は見るべきものはほぼ無い感じ。
入口前に写真映えするオブジェがあるくらいでしょうか。

奥の売店で猫の置物だけ買って離脱。
売店は陶器など充実してました。
かわいいお皿とかいっぱいあった。

◎コモンズA

入った時点で11時頃。
入場自体はすんなり出来たのですが、中は既に人でごった返していました

あと足の疲れがしんどい。しかし休む場所がほとんど無い
キルギスブースに椅子があったので、映像を見ながら少し休憩しました。

おかげでキルギスの事を少し知れました。
遊牧生活が主流らしく、大自然の絶景映像がたくさん流れていました。
いいところですね。

イエメンの物販でアラブの商人と大阪のおばちゃんの値下げ合戦も見れて良かったです。
電卓を交えて真剣にやり取りする様子は、本格的な商談さながらでした。

◎モザンビーク

次はお土産目当てにモザンビークパビリオンに入ります。
入場まで5分くらい待ったかな。

隣のペルーも行きたかったんですが、既にそこそこの待機列が出来ていたので断念。
足の疲れがやばすぎて20分くらいの待機列すらきつい状態になってました。

中は最新技術や機材の紹介が主流でした。
パビリオンの中心にベンチがあって、座って休んでる人が多数といった感じでした。
私も既にヘトヘトだったので、少しだけ座って休むことに。

それからショップを眺めます。
変な細い鳥の置物を買いました。
紙袋に入れてもらったが、頭だけ飛び出ている。長ネギか。
謎お土産すぎるなぁと思いつつも、こういう謎お土産にほんと弱いんですよね。

◎フランスのパン屋(無理だった)

時刻は12時前。

フランスパビリオンの横のパン屋だけ覗いていきたいな~とフランスパビリオンに向かいます。
が、パン屋の入口がよく分からない
パビリオンの方はもう大行列です。

パンのマークの看板があるので、これがパン屋の入口なのか…?とウロウロ。
しかし張り紙もないし、周囲にスタッフもいない
どうなってるんだろう、あれが入口の列…?と困惑していたら、突然後ろから列移動の人がたくさん来てびっくりしました。

どうやら後ろの方にパン屋専用の待機列があったみたいです。
ウロウロしていた私は移動中の列の人に睨まれてしまいました。
いや、割り込み狙いじゃないです…ただの迷子なんです…。

結局気持ちも萎えて最後尾を探す気力も薄れ、とぼとぼと別の場所に行く事にしました。
そもそも「パン屋並んでなければ覗いていきたいなー」くらいの気持ちだったので「並ぶならいいや…」と。

あとで調べてみたらパン屋の列からパビリオンの待機列に侵入する人もいたりしたみたいで、フランスパビリオン周辺は全体的になかなか殺気立っているようでした。
実際スタッフを置くべき場所に誰もいないので、やろうと思えば侵入し放題だと思います。

あまりにも列形成と案内が分かりづらすぎる

そもそも看板の案内の時点でオシャレながら分かりづらいんですよね…。
パリ五輪開催時のピクトグラムをふと思い出しました。

夕方頃にもう一度パン屋の最後尾がどこにあるのか探ろうとしてみたんですが、結局辺り一帯が列になっていて、アメリカの待機列なんだかフランスの待機列だか何なんだかもよくわかりませんでした。

辺り一帯が待機列なので、周辺ウロウロしているだけで割り込みと疑われそうな状態です。
結局諦めて離脱しました。
心なしか空気も殺伐としていました。怖すぎ。

よく「フランスは列の割にすぐ進むからオススメ!」と言われていますが、この有り様ではまずその待機列の最後尾を探すのにめちゃくちゃ苦労するのでは?と思いました。
私の探し方が悪かったんだろうか…。

なんかこのへんは列形成のしかたとかにかなり難ありだったと思います。

◎ベトナム

時刻は12時過ぎ。
気を取り直してベトナムの列に並びます。
待機時間は20分くらい?

内装自体はいい感じだったんですが、パビリオン内は基本的に列に並んだまま展示を眺める感じでした。

もっと広いスペースでじっくり眺める分には良かったんでしょうが、20分並んでから更に列に流されながら見るにはちょっとイマイチだったかな…。

ショーやってる時間に入れればまた違う印象だったかもしれないです。
(それはそれで混みそうだけど)

個人的に不完全燃焼だったかなぁ。
単純に疲れてたのもあると思いますが。

◎休憩

時刻は12時半。疲れたし人もかなり増えてきたので休憩タイムです。
この間にTech Worldに行っていた同行者とも合流。

Tech Worldは90分待ちだったらしいです。
パビリオンの内容もかなり良かったとのこと。
そうでしょうなぁ。時間が許せば行きたかった。

途中マップ北側の飲食エリアの中華料理店で軽く食事。
あっさり店内に入れると思いきや、店内で並んで注文するスタイルの店でした。
注文カウンターは長蛇の列。罠すぎる。

同行者が並んでくれたので、私はテーブル席で座って待ってました。
とにかく足が痛い。
餃子自体はおいしかったです。万博価格だったけど。

それから更に西側へ移動。
途中リング下ワゴン(何番リングだったかは忘れた)のお土産ショップで黒ミャクが普通に売られていました。

同行者が「あれ、黒ミャクおる」と言ったら、近くにいた人が「うわ、マジだ!黒ミャクいる!並ぶ!」と全力で並びに行ってました。
黒ミャク人気すげえな。

前日臨時休憩所として空いていたWASSE南側は、この日はイベント展示の準備か何かで封鎖されていました。
残念。
WASSE内のわずかばかりの休憩スペースも、既に人がたくさん。

仕方ないので、近くの大屋根リング下のベンチで休んでいました。
ヘトヘトだったので2時間くらい休んでいました。

◎トルクメニスタン再び

同行者は17時からなぜか仕事の打ち合わせがあったので(有休なのに…)先にホテルへ帰還。
1人になったので再びトルクメニスタンに行くことにしました。
あのイカれた豪勢なムービーをおかわりです。

時刻は14時~15時。
トルクメニスタンは1時間半待ちとのアナウンスでしたが、並べば20分で入れました。
相変わらずの待機時間詐欺っぷりです。

基本的にムービーが終わるたびに人をどんどん入れていて、5分に1度30人ほどガッと入れてる感じなんだと思います。
だからやたらと回転が早い。

そして例のムービーを堪能します。
地べたに座って疲れた足を癒す事も出来ました。
擦り減った心身もアラバイを見れば解決!です。

前日夜と違い、レストランは2Fの展示入口付近まで列が伸びていました。
2Fの展示室も前日夜より混雑していて、あまりゆっくり見れる感じではなかったです。
まあムービーが主目的だったので早々に下に降りました。

ショップを見たら昨日無かったラクダのぬいぐるみがたくさんワゴンにありました。
ありがとう、ありがとう。
ついでにアラバイ犬のぬいぐるみも買っちゃったよ。
ちょっと救われた気持ちになる。

ありがとうトルクメニスタン。ありがとう大統領(名前忘れたけど)。

◎大屋根リング1周

トルクメニスタンのおかげでだいぶ満足したので、もうパビリオンはいいかなという気持ちになりました。
そこで、大屋根リングに登る事にしました。

上も結構な人混みでした。
歩けなくはないけど、ゆったりのんびり歩ける感じでもない。
混雑の感覚はやっぱ梅田駅周辺くらいな感じ。

1時間くらいかけてのんびり会場内の写真風景動画を撮ったりしていました。
気持ちいいんだけど、とにかく暑い
そして潮風のせいかやたら髪がベタつく感覚がありました。

それにしても、上から見た場内はかなりの人混みでした。
原宿竹下通りレベルの場所もありました。

大盛況なのはいいことなんですが、無理に人数入れすぎて顧客満足度を下げる事になってないか?とちょっと思ったりもしました。
定量意識しすぎて定性犠牲にしてる感。

そんな事をぼんやり考えつつも、パビリオンの建築を堪能しました。
どれも素晴らしい。建築眺めるだけでも楽しい。

もっと余裕があったら上からじゃない視点でもがっつり撮りたかったんだけど、あんな人混みの中じゃ無理だなぁと思い。
4月とかに行っとけば良かったか。
でもあの頃は万博自体ネガティブな印象が強すぎたんだよな。

リングを大体1周し、もうヘトヘトです。
1日の歩数も27000歩と、ものすごいことになっています。

まだ17時前だったんですが、会場を後にすることにしました。
雲行きも怪しかったし。
(梅田で夜串カツ食べてたらすごいゲリラ豪雨来てました)

不満点は多々ありましたが、良かったところは本当に良かったので楽しい2日間を過ごす事が出来ました。

買ったお土産レポは別記事で公開中です。併せてどうぞ!

◎まとめ

今回の万博は1週間前からパビリオンの内容混雑状況などを詳細にリサーチしてきました。
そのおかげで人気パビリオンなしでもかなり楽しく回る事が出来ました。

2日前の枠開放システムも、下調べしてなかったらまず気付かなかったと思います。
で、11時入場で人の多さにガン萎えしてパビリオンはほぼ行けない結果になってたかもしれない。

そもそも下調べの段階で「人気パビリオンをほぼ全て捨てる」という選択を取ったのがかなり英断だったと思います。

絶対に行くと決めてたのがドイツトルクメニスタンカンボジアコモンズ館くらいだったし。
予習記事でも書いたんですが、万博会場まで来て当日予約戦争に参加したくなかったのもあります。

よく万博記事で「当日予約端末を使うと確実性が上がる!」とか攻略法が色々書かれてますけど、この端末にもたくさん待機列が出来る状態だと思うんですよ。
しかも確実に予約が取れるかも保証されていない。

それで何も取れなかったらガッカリですよね。
この時点でガチ勢向けのギャンブルです。

あと人気パビリオン行くならある程度の覚悟を持たなきゃ無理。

イタリアは5時間待ちとかでも大半の時間は大屋根リングの下で待たせてくれるらしいので、おそらく折りたたみ椅子暇つぶしグッズ(本とか?)と、1日捧げる気概さえあれば割と快適に並べる気もしますが。

待つ事自体に抵抗無くても、パビリオンによっては割り込みなども多発しているようで心荒みそうだなぁ…と思ったりしました。

お昼以降参戦の人は「お腹ペコペコだけど会場内で適当にお昼食べればいいよね~」みたいなノリでは行かない方がいいです。
どこもかしこも並ぶ。コンビニですら入場列があるくらいです。
フードトラックも当然長蛇の列。

今後は閉幕まで、平日だろうが何だろうが常に混雑することが予想されます。
特に12時以降はかなりやばいです。

冒頭にも書いた通り「自分が何を目的に万博に行くのか」だけは明確にしておいた方がいいと思います。

どのパビリオンに行きたいのか、行きたいパビリオンは予約必須なのか、予約なしならどのくらい並ぶのか。
大屋根リングに登れればいいのか、雰囲気を楽しみたいのか、イベントを見たいのか、食べたいものがあるのか。

個人的にはそのへんで持ち帰りのフード買って大屋根リングぶらぶら散歩するだけでも、それなりに満足出来ると思います。
予約戦争と待機列で疲弊するくらいなら私はこっちの方がいいかな。

超ライトに楽しむとしたら…
昼過ぎ入場→頑張ってフードだけ買う→そのへん座って食べて休憩→大屋根リング登ってみる→どこかで休憩→夕方になってから入れそうなパビリオンやコモンズ巡り→ドローンショー見る
とかでも良さそうです。

昼間が最も混むので、その時間は散歩や休憩に全振りするプランですね。
私は見れなかったけど、夜のドローンショーもなかなかいいみたいです。

この2日間はかなりヘトヘトになったし、正直また行きたいかと聞かれたら少し言葉に詰まる
でも1度は行っておいて良かったなと思います。

ちなみに中央線も新大阪駅も、梅田の万博オフィシャルショップも人でごった返していました。
人混みは絶対に避けて通れないです。

3連休なのもあっただろうけど、新大阪駅の混雑っぷりはなかなか凄まじかったです。
混雑の割にコインロッカーすごく少ないし、キャパが追いついてない印象を受けました。

以上、万博の感想でした。

ちなみに翌日は万博記念公園の方に行って国立民族学博物館(みんぱく)を満喫しました。
前日までとは全く違う穏やかな時間を過ごす事が出来ました。

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