何一つ捗らない一日だった。
疲れが溜まっているせいかなと思ったが、どうやら気圧が永遠に上昇し続けていたっぽいので、その影響によるものかもしれない。
思えばずっと頭がズキズキしていた気がする。
起き上がる気力がわかない時間が長く、布団でだらだらと『Get Backers』という漫画を読んでいた。
古い漫画だ。昔最終巻手前くらいまで読んだのだがあまり内容を覚えていない。
無限城が本当に無限か?という長さだったのだけは覚えている。
そこで挫折し、最終回まで読んだことは無いはずである。
いつだったかkindleのセールでめちゃくちゃ安くなったからまとめ買いしたものだ。
たまーにものすごい安さで名作漫画が投げ売りされているので、kindleは侮れない。
GBで一番好き…すなわち推しと呼べるキャラはやはり美堂蛮だと思う。
邪眼とか厨二心をくすぐる能力。良すぎる。
普段(特に金稼ぎしようとしてる時)と本気の時のギャップもいい。あと実は博識なところもいい。
まだ序盤の方で、マクベスとバトってるあたりを読んでいた。
改めて真面目に読むとこの漫画、結構教養を求められる要素が多い気がする。
いや純粋にバトルだけ読んでも面白いんだけど。いいキャラ揃いだし。
そんな感じで、作業らしい作業はほぼしていない。
ほんの少しだけWordPressブロックテーマの本を読んだだけだ。
夕飯も作れなかった。昨日が忙しかったからね。
デニーズに行ってみたものの食欲もそこまで無い。
というかあまりがっつり脂っこいものを食べる気分になれなかったので、大豆ミートのハンバーグなるものを食べてみた。
独特のクセがあったが、これはこれで悪くないなと思った。というか慣れれば別に平気…という感じだ。
もっと技術が発達して大豆ミートと普通の肉がほぼ変わらない味わいになったら、徐々に大豆ミートに移行する未来もあったりするのだろうか?とふと思った。
別に私はヴィーガンでも何でもないし、必要以上の動物愛護を振りかざすわけでもない。
数多の牛が毎日肉になるためだけに生まれて(生産されて)、身動きさえろくに取れない厩舎で過ごし殺される事もある程度は仕方ないと思っている。
弱肉強食を少しシステマチックにしただけだ。
しかしそうやって殺されて流通した肉が、期限切れなどの理由で大量廃棄されているのも事実。
では彼らはゴミになるために生まれて来たのだろうか?
これは仕方のない事なのだろうか?
そんな疑問は常にある。
もし大豆ミートが進化して肉と遜色無くなったとしたらどうなるのだろうか?
それでも我々は肉を食べるのだろうか?
全く食べないという事態にはならなさそうだが流通量が変わったりするのだろうか。
考えてもすぐに答えは出ない事だが、この疑問を脳の片隅に置いておくのは大事なことだと思う。
大豆も同じ命だとは言うが、大豆と牛を比較して人間に近いのは牛の方だと思う。
ちなみに豚もかなり賢い生物だとされている。感情のようなものを持っているという事も確認されているらしい。
まあこのへんは聞きかじりの知識なので適当に受け流してほしいところだが。
この事を考えるようになったのは『サピエンス全史』の影響によるものが大きいかも。
いや、まだ読み終わってないんだけど。
面白いんだけど深く考えさせられるので、なかなか食指が伸びず放置されている。
帰りにスーパーに寄り、明日の食材を買った。
明日はちゃんと料理しよう。
作業に1日かかりっきりの翌日、反動で何も出来なくなる。
5割の力でだらだら2日間作業するのと、10割の力で1日突っ走るのと作業効率はたいして変わらなさそうだ。
だが、私は基本的に後者を好む。
たとえ翌日疲れ果てて動けなくても「昨日頑張ったから今日は思いっきり休めるな」と割り切れるからだ。
100%で作業して、100%で休んだ方がメリハリがついていい。
このあたりの考え方は人によって変わりそうだな。

