2020年5月16日にnoteで公開した記事を移行したものです。
久々に新しいヘッドホンを買った。
長時間つけていられる開放型のヘッドホンがほしかったからだ。
買ったのはゼンハイザーのHD599。2万円くらい。
セールの時はもっと安くなるらしい。
値段の割にかなり鳴らしてくれる。
低音が少し強めだが、他メーカーみたいにゴリゴリ鳴らすといった感じでもなく、高音もしっかり鳴る。
少し刺さるように感じる時はあるが許容範囲だ。
音質的には優等生といったところだ。
この値段でこれだけ鳴れば完璧だろう。
一番の注目点だった装着感もバッチリ。
メガネをかけてても痛くない。
長時間してても疲れない。
デザインは色々言われてるようだが、私は結構好きだ。
プリンかわいいよ。
私は高校生の頃からヘッドホンを愛用していた。
なけなしのバイト代で7000円、高校生にしてはかなり高価なオーディオテクニカのヘッドホンを買った。
私の初めてのヘッドホンだ。
それから様々なヘッドホンを使ってきた。
10万円クラスのヘッドホンを買うお金はないし、オーディオ環境整えるのもめんどくさいので、たいてい1〜3万円のヘッドホンで済ませている。
私の耳にはこれで十分だ。
前使っていたヘッドホンはゼンハイザーのHD25だ。
これもいいヘッドホンである。
ただ、側圧が強いので長時間するのはちと辛い。
メガネがこめかみに食い込む。
HD25くんには、しばらく寝室で寝れない時に聞く音楽用になってもらう事にした。
改造可能の丈夫な機種なので、寝てても多少乱雑に扱っても壊れる心配がない。
実際、今朝はヒーリングミュージックを流したまま寝てしまっていた。
音楽聴いて寝落ちしたのなんていつぶりなんだろう。
高校生の頃は渋谷などにライブに行ったりもしていたが、ヘッドホンが必須装備だった。
人混みのざわめきは嫌いだった。
世界を遮断したかったのだ。
最近はヘッドホンをして出歩く事はほぼ無くなったが、それはおそらく都心に仕事に出る事もなく、無理に人の多い場所に行く必要が無くなったからだろう。
たまに散歩する時はヘッドホンをしない。
外の町の音を聞きたいからだ。
イヤホンはあまり好きではない。
耳穴が合わないのか、ポロポロ落ちてしまう。
カナル形イヤホンの装着感もそこまで好きになれなかった。
そういうわけで、私は心強い相棒を手に入れた。
やっぱりヘッドホンは私の相棒だ。
人より聴覚が鋭い(と思っている)私には尚更必須装備だ。
HD599を手に入れた事により一気にQOLが向上したわけだが、今度はゼンハイザーのMomentumが欲しくなってしまっている。
同居人の現在のヘッドホンがこれなので少し聴かせてもらったところ、いい。
めちゃくちゃいい。
HD599が「音質いいじゃん!」くらいのリアクションなら、Momentumは思わず涙が出そうになったほどだ。
全ての音が自然に混ざり合って響く、音が語りかけてくる。
いろんなジャンルの音楽を聴く人間だと自負しているが、どのジャンルでも綺麗に鳴る。
何だこれ。すげえ。完全に恋をした。
「この音楽ならどう鳴るんだろう?」と色々試していたら、知らずに2時間ほど経過していたくらいである。
HD599を普段使いにして、じっくりと音楽を聴く用でMomentumを使うとかにしようかな。とか考えてしまっている。
そう、いいヘッドホンを手に入れた瞬間、今まで燻っていた音楽への関心も復活した。
ここ何年かは作業用BGMとしてSpotifyのプレイリストを適当に流すくらいだったのが、今はいいヘッドホンで好きな音楽をじっくり聞きたくて仕方ない。
久々に新しい音楽をディグりたい。
そんな気持ちになっている。
ヘッドホンを変えると、今までよく聴いた曲の新たな一面が見える。
この場合聴こえるといった方が正しいか。
「こんな音鳴ってたんだな!」という感動がある。
流行りのJ-POPなんかでも、ボーカルやリズム以外にも様々な音が鳴っている。
小室サウンドとかじっくり聴き込むと全然違う発見があるから面白い。
音楽は奥深い。
ほんと久々に音楽を楽しんでる気がする。
Spotifyで自分のおすすめ全部入りのごった煮プレイリストでも作ろうかな。
追記(2025年6月21日)
この記事を読み返して思ったが、最近の私はヘッドホンをしていない。
イヤホンもしていない。
ヘッドホンをする時はDTMをする時くらいだ。
あれだけ心の友だったヘッドホンをたいして装着しなくなった。ヘッドホン離れ。
散歩する時もヘッドホンしなくなったな。都心に行く時も。
何なんだろうな。赤ん坊のガーゼ離れみたいなものなんかな。不思議だ。








