とうとう夢すら不快になった。
夢の中でくらい楽しい気分でいたい。
頭は痛い。身体は重い。
そんな中、いつもの何倍もの時間をかけて日課をやった。
最近は料理もしている。運動もしている。
めちゃくちゃ運動していようが気分が沈む時は沈む。
気圧にもやられる。
もしもいまだに「気圧で体調が悪いとか言ってるのは甘え」とか言ってる奴がいたら、自分にもいつか降りかかるかもしれないのを覚悟しておけ。花粉症のようなものだ。
気圧はまだ科学的な理由ではある。
でも現代ではあらゆる逃げ道が非科学的と否定されている。
神、運命、呪いといった類のものだ。
しかしすがるものすら無くなった人はどうすれば?
その「非科学的なものへの過度な否定」が人を追い詰め、逆によりカルト的なスピリチュアルに傾倒させているとは考えないのだろうか。
あと精神科のクリニックに人が絶えない一因でもあるかもしれない。
サンタを信じたい人には信じさせておけばいい。
サンタをいつまで経っても信じているからといって、誰かに迷惑がかかるわけではあるまい。
「大人になってサンタ信じててドン引きしたから縁切った」まあこれもまた自由だが。
読んでいる山岡荘八の小説『徳川家康』は2巻に突入したが、面白くて読むのをやめられない。
竹千代はまだ幼少期だが、とうとう人質になったところだ。
乱世に翻弄されて狂う人間ばかりの中、竹千代の実の母於大がめちゃくちゃ強い。芯がある。
そう。登場人物はほぼ全員狂っている。
というか乱世の時代が狂っている。
でも案外、2025年現在も未来から見れば狂っているのかもしれないな。
だって平成初期生まれの私からしたら、バブル時代でさえ狂ってるように見えるのだから。
人って案外狂い続けているものなのかもしれない。


