金曜から日曜まで石垣島へ旅行に行っていた。
なぜ石垣島か?というと、夫の焼肉スタンプラリーである。
「焼肉スタンプラリーって何?」と思った方は、こちらの記事を読んでほしい。
今回の記事は、イかれた焼肉スタンプラリーの第2弾である。
ちなみにこのスタンプラリーは北見も残っているが、あいにく私は北見には同行しない予定である。寒いし。
旅の始まり
さて、金曜日。
この日は移動日ということで、自宅から成田空港へ向かう。
初めて成田エクスプレスに乗る。快適だ。
遠いが、黙って乗っていれば辿り着く。
便利な交通網様々である。
辿り着いた成田空港。
なぜか旅行前からお土産を物色する。
「一村一品マーケット」という世界の民芸品を安く売っている店で、軽く買い物をした。
旅行前から荷物増やしてどうすると夫に呆れられたが、あいにく成田空港にしか店が無いのだ。
51円の木彫りの小さな置物(ケニア産らしい)など、良いものが安価でたくさん売っている店だ。
そんなこんなで飛行機に乗る。
成田発石垣行き。peachである。
久々にpeachに乗ったが、相変わらずシートは硬い。
この狭いシートに約4時間は少しきついが、まあ言うて4時間である。
というかたった4時間の航行で石垣島に辿り着く。
便利な世の中に感謝。
石垣島到着
順調にフライトを終え、石垣空港到着。
現地は曇っていたが、とにかくあたたかい。
なにぶん気温は1月だろうが16〜23℃くらいある。
なんて最高の場所なんだ。
だが、現地の人基準だと16℃前後は寒い日らしい。
どういうことだ…。
空港から石垣港ターミナル直行バスに乗り込む。
30分ほど揺られて市街地方面へ。
石垣島は離島としては結構大きく、市街地は島の南西部にぎゅっと凝縮されている。
ドンキ、マックスバリュ、マクドナルド、モスバーガー、丸亀製麺、CoCo壱など馴染みのある店がたくさんある。
生活に必要な施設がコンパクトにまとまっているので、下手な地方都市よりそれなりに利便性が高い気がする。
空港も30分で出れるし、飛行機に乗れば成田に4時間で到着する。
ちなみに多くのチェーン店に「日本最南端の⚪︎⚪︎」という文字が踊っていた。それはそう。
離島ターミナルに辿り着き、バスを下車。
すぐ歩くと730交差点。
石垣島に旅行して、730交差点を目にしない人はまずいないだろう。
観光としての象徴と言えるかもしれない。
この730とは何か。
かつて戦後にアメリカ領土となっていた石垣島が日本に返還された際に、車も右側通行から左側通行に一斉に変わったらしい。
それが昭和53年7月30日ということで、730。
という事らしい。
ホテルにチェックインする前に、ファミリーマートに寄る。
石垣島のコンビニはファミリーマートのみだ。
そのかわりそこそこ点在している。
沖縄限定のスパムにぎりや沖縄そばなどが置いてある。
紙パックのドリンクコーナーを見てみると、ゲンキ乳業という目立つパッケージが目に入った。
地元のローカル牛乳のようだ。八重山諸島オンリーらしい。
牛乳だけでなく、さんぴん茶ミルクティーやカフェオレなど色々ある。
この時の私は、後日自分がゲンキクールの歌の中毒になる事をまだ知らない。
ようやくホテルにチェックイン。
「BREAKFAST HOTEL石垣島」というところである。
公設市場のすぐ近くで、立地がとてもいい。
実は前にも泊まった事があるのだが、備え付けのドライヤーがやたら良い。
ホテル備え付けのドライヤーというと、大抵安くて髪を乾かしづらい代物だったりするのだが。
カドークオーラというドライヤーで見た目もスタイリッシュかつ使い勝手も最高なので気に入り、前回の旅行の後にポチッと購入した過去がある。
現在も我が家でバリバリ活躍中だ。
全く関係ない話をしてしまった。
旅の本筋に戻ろう。
焼肉CHAN
到着早々、いきなり旅のメインイベントである。
夫が既に店とコースを予約済み。
ということで店に向かう。
スタンプラリーのハガキを差し出すと「まぁ、初めて見た!」と女将さんに驚かれる。
何だろう、この飯田の時の既視感。
だが店主さん曰く「昨日も同じハガキを持った人が来た」との事。
というのも、旦那の同業者(本職ではなく、焼肉仲間ということである)が同じタイミングで数人石垣島を訪れているらしい。
しかも全員各々で来ている。わざわざ会ったりオフ会とかがあるわけではない。
そのかわり共通のチャットルームで飯テロなどが繰り広げられたりしているらしい。
ただみんな粛々とスタンプラリーの完成を目指している、という事である。
あんなイカれたスタンプラリーをやっている人間がそこそこいる事に恐怖を感じる。
なんなら既にコンプリートして金のトングを手にしている人までいるらしい。こわい。
で、肝心のお肉。
石垣牛、うまい。うますぎる。
新鮮かつジューシーな食べ応えのある肉。
ちょっとしたステーキかと思うほどの分厚さ。
これを石垣産の塩でがぶりと頂く。
最高。
お供の飲み物はパイナップルジュースだ。
八重山諸島の泡盛、誠福をぐいっといきたいところだったが、あいにく私は酒を飲むとなぜか胃が極端に小さくなるという謎の体質を持っている。
そんなわけで、パイナップルジュース。
が、このパイナップルジュースもめちゃくちゃうまい。
ちゃんと搾りたての新鮮さがある果肉混じりのジュースだ。
こんな新鮮でおいしいパイナップルジュースは、首都圏じゃなかなか飲めないはずだ。
こってりした焼肉とよく合うスッキリとした味わい。
他にもコースの色々な肉を楽しみつつ、焼きしゃぶなるものを注文。
これが絶品。
石垣島の豚を使用しているのだが、餌にパイナップルを食べさせたりしているらしい。
で、食べてみると…
確かに普通の豚とは違う。
めちゃくちゃうまい。舌の上でとろりと溶けてしまいそうなうまさ。
この文章を書いている今も、思い出してよだれが垂れそうだ。
そんなこんなで焼肉を堪能。
焼肉以外のちょっとしたメニューも色々。
海ぶどう、じーまーみ豆腐などもおいしかった。
1日目はこれにて完。
2日目スタート
さて2日目。
夫の豪快ないびきが私の耳栓を貫通してきたおかげで若干の寝不足だ。
朝ごはんにA&Wを食べようと計画。
朝9時オープンだ。
それまで、近くの桃林寺というお寺を覗いていくことにした。
これは最近の私の趣味、寺社仏閣巡りの一端である。
日本最南端の禅寺ということらしい。

普通に市街地にある、こぢんまりとしたお寺だ。
年末年始は近所の島民たちが訪れて賑わうらしい。
軽くお参りをする。
賽銭箱の横に授与品が並んでいた。
無人販売で、自分で取り出してお金は賽銭箱へ入れるスタイルだった。
その中に姫だるまがあったので購入。
700円だったので、1000円札を賽銭箱に入れて200円のおみくじもついでに引く。
結果は末吉。私が引くと絶対に大吉は出ない。なぜ。
内容も大抵似たような事が書いてあって、今は大変だけど地道にやれば結果はついてくるみたいな内容だ。
それにしても買った姫だるまは、まさか自分が神奈川県まで行く事になるとは思っていなかっただろう。
郷土玩具・おみくじ・寺社仏閣マニアの手にかかるとこうなる。
境内の絵馬を眺める。
地元の学生の子が書いたものが多く「八重商に合格しますように」というのが最も多かった。
八重商とは八重山商工高等学校の略で、島内の数少ない高校の一つだ。
きっと高校進学も、島に残る子、県外へ進学していく子と様々なのだろう。
進学先によって離れ離れになるのはどこの地域にもあるあるの話だが、離島は物理的な距離や制約が多い分色々独自の事情があるのだろうな。
まあ受験生たち頑張れと思いつつ。
その合格祈願の隣で「推しがファンサしてくれますように」という絵馬があったりもした。
人の願いというのも多様性に満ち溢れたものである。
いろんな願いが並ぶ絵馬を眺めるのは結構面白い。
桃林寺をあとにし、A&Wに向かう。
時刻は9時過ぎ。
が「今日は10時オープンになります」という張り紙。
な、なんだってー!?
まあ細かい事は気にせず、とりあえず借りた車に乗る事にした。
車で、まずは近くのオシャレカフェで朝飯。
アーサそばなるものを頼むと、あおさがいっぱい入った沖縄そばが出てきた。
あっさりして優しい味わい。
前日飛行機でダメージを受けた直後に、ジューシーな焼肉の油でもたれていた胃腸に優しく染み渡る…
あ、待ってめっちゃ腹の調子悪い。きついぞ。
結局ほんの少ししか食べられず、夫に食べてもらう。
こうして夫はどんどん太っていくのかもしれない。すまん夫。まあいいか。
胃は謎にパンパンだが、これ以上入らないだけで普通にドライブする分には大丈夫そうだ。
というわけでカフェを離脱して再び車に乗り込む。
目指すは北端、平久保崎灯台。
といっても夫の副業(ただのIngressという位置情報ゲームである)に付き合うだけである。
あまり細かく書くと怒られるか。
島の最北端にあるので、1時間ほど車を走らせる。
市街地を抜けると、ひたすら畑、山、海。
まさに島だ。何もない。
しかしその何もなさがいい。
植生も本土とは全く違うので、眺めていて面白い。
なんなら沖縄本島と八重山諸島もまた違った植生だったはずだ。
前に那覇のおきみゅーに行った時、そんな説明を読んだ気がする。
平久保崎灯台

辿り着いたら、眺めがめちゃくちゃ良い。
エメラルドグリーンとブルーに輝く海が一望出来る。
開けた視点が解放感をもたらしてくれる。気持ちいい。
島の最北端だが、それなりに観光客で賑わっていた。
北西に尖閣諸島があるらしいが、さすがに見えない。
よく領土問題で名前を聞く尖閣諸島だが、石垣市の管轄なのは初めて知った。
なぜか観光地にありがちなカップルが記念写真を撮る用のベンチも置いてあった。
あれで記念撮影撮るカップル、大抵別れてるイメージがあるんだが実際のところどうなんだろうと思わなくもない。
平久保崎灯台を離脱し、近くの太郎窯というやちむん屋さんへ。
やちむんとは、沖縄で「焼き物」を意味する。
島内で採れた赤土を使用しているのが特徴で、沖縄本島のものとはまた違った魅力があるんだとか。
焼き物にそこまで詳しいわけではないので読みかじった知識なのだが。
で、そんなお店を来訪。
素朴な佇まいの住居兼工房にお店がくっついている。
お店のご夫婦が作り上げた、数々の焼き物が並んでいる。
他にアジアン雑貨も並んでいるし、棚の上の方にはアジアに行った際に撮影したであろう写真もたくさん並んでいる。
素敵な空間だ。
そして焼き物のお値段がお求めやすい。
ついつい箸置きやらおちょこやら色々買ってしまった。
酒は飲まないが、何かちょっとした副菜を入れるのにも良さそうな大きさだったので。
色合いも美しい。
あとかわいい水牛の置物も買った。
お会計を呼ぶ時、置いてある楽器を鳴らすというシステムもユニーク。
一つ一つ丁寧にくるんでくれたので、飛行機の輸送もひと安心だ。
支払いは現金のみ。
利便性は劣るが、だからこそ島の暮らしが凝縮された、そんなお店だなと思った。
必要以上に媚びず、来る者拒まず。
本当にいいところだ。
再び車を走らせる。
変わらずのどかな風景が続く。
石垣島は結構山が多い。
放牧地も多く、牛や馬がたまにチラホラ見られたりした。
こうした牛が前日食べた焼肉に繋がっているんだなぁ。
そんな根源的な事を思い出させてくれる、島の風景だ。
シーサー農園
ずいぶんと車を走らせ、米原ビーチの近くまでやってきた。
目当ては米子焼工房シーサー農園。
ここは、旅行前に何となくリサーチしていたら発見して「絶対行く!」となった場所だ。
ウェブサイトの写真の時点でインパクトがあったが、実物はさらに物凄かった。
というか本当に謎の空間が広がっていた。意外と広いし。




立ち並ぶどでかいシーサー達。
何か得体の知れないパワーが秘められているような。
まさにクリエイティブ、一種の現代アート空間と言えるかもしれない。
ただただ「なんかすげぇ」
農園要素は?と思ったが、どうやらシーサーの横に大量に植わっている木はバナナのようだ。なるほど。
バナナは前に伊豆のバナナワニ園で見たが、温室の温度管理する必要なく、野外にたくさん植わっているのはさすが南国といったところだろうか。
スタッフ募集未経験歓迎と書いてあったので、人生マジで詰んだらここで働こうかなと思う。
ここのインパクトは正直文章と写真なんかじゃ伝えられない。
「ぜひその目で実際に確かめてみてほしい」という、ありきたりの言葉でも添えておこう。
ちなみに入場無料である。
すぐ横にショップがあり、様々なシーサーが並んでいた。
米子焼工房さんのシーサーは市街地や空港のお土産屋さんにも結構並んでいたが、ここが一番ゆっくりとたくさんの種類から選べると思う。
さすが工房直営。
小さいシーサーをいくつか買った。
次に、少し西にあるイルモという木製パズルのお店に行こうとしたのだが、13時過ぎていて、既にその日の営業時間は終わっていた。
残念だが仕方ない。
そのまますぐ近くの米原ビーチを軽く眺める。
海水浴シーズンではないので静かだ。
チラホラ人がいるだけ。
ただただ青い海と白い砂浜だけが広がる。このぽっかりとした解放感がいいんだよな。
次は夫が山沿いのスカイラインを走りたいというので、島中央あたりをひたすらドライブ。
そういえば地方で運転する際、地元住民はめちゃくちゃ飛ばすかめちゃくちゃのんびり走るかの二極化になりやすいと夫は言っていた。
石垣島は完全に後者。
島のおおらかさが車のスピードにも表れているのかもしれない。
ひたすら山の横を抜け、石垣宝木宝木神社という場所に辿り着いた。
ここも私のリクエスト。寺社仏閣巡りの一環である。
宝木宝木でほぎほぎと読む。ほぎほぎ神社。
その語感の良さ、日本最南端の神社、青い綺麗な鳥居。
それにつられて参詣。


こぢんまりとした神社なのだが、眺めは良かった。
お参りしようとしたら横に謎の祝詞スイッチがあり、押したら祝詞が流れ出した。
それに合わせてお詣りするという仕組みらしい。
なんかちょっとシュール。
一応宝くじ的なご利益もあるらしく、はずれくじを奉納するスペースもあった。
あいにく私は人生で宝くじを買った事はない。
だが「宝くじは一度にたくさん買わない方がいい。突然金持ちになって不幸になった人もたくさんいる」みたいな言葉も出ていた。
まあ金があれば幸せになるなんて幻想だもんなぁ、なんてしみじみ。
あいにく私は今後も宝くじを買う予定はない。
さて、だいぶ島をぐるっと巡ったものである。
観光定番の川平湾方面は行かなかったが。
ドライブを終え、竹富島へ
市街地に戻り車を返却。
そのまま離島ターミナルまで行き、竹富島行きの船へ乗り込む。
一度竹富島に行った事ある私は、初めての旦那を連れて「確か所要時間はかからずさくっと回れるはず。まあ綺麗な海でも眺めようや」とめちゃくちゃアバウトなノープランを掲げる。
ノープランすぎてレンタサイクルすら借りず、てくてくと歩く。
ここで思い出したのだが、前に行った時はレンタサイクルを使っていた。
が、もう遅い。
コンドイ浜まで歩くのも、思ったより時間がかかった。

この時点で16時過ぎ。船の時間的に次の船がその日ラストの石垣島行きだ。
割と時間は限られているので、あまりのんびり出来ない感じだった。
と言いながらカイジ浜にも行きつつ。
さすがにこの時期のこんな時間に竹富島を散策する人はそこまで多くない。
浜も静かな時間が流れていた。
とにかく島内をてくてく歩く。
が、途中で雨に見舞われる。
昼まで晴れてたんだけどなぁ。
傘が必要というほどでもないのだが、ちょっと冷たい。
それでも自然豊かな道を、住宅の横を、学校の横をてくてく歩く。
道端に謎の果物の実がたくさん落ちてたり。
朝顔みたいな花がそこらへんに咲いてたりするのを眺めながら。

途中、島の猫も一匹見つけた。
…なんかノリが普段の散歩と変わらないな。
まあてくてく歩き回り、船にも無事間に合った。
というか時間は割と余裕だった。
でも離島の島をただひたすらてくてく歩くという経験もなかなか無いものだ。
贅沢な散歩。
これも楽しい探検の一種なのかもしれない。
竹富島の利点は、石垣港からとても近い点だ。
大体15分程度。気軽に行けるし、綺麗な景色を堪能出来る。
まあだからこそオーバーツーリズム問題やリゾート問題が色々あるようだ。
石垣に戻ってから入島料を払おうと思ったのだが、設置してある自動支払い機がまさかの新紙幣と新500円玉が未対応で手持ちが無く。
まあ翌日小浜島に行く予定だし、その時払う事にした。
あとで調べたら、どうやら竹富島の港でも支払い出来たようだ。知らなかった。
石垣島に戻り、ターミナルすぐ近くのMOSSKICHIというお店に立ち寄る。
空間がおしゃれ。
アイテムもおしゃれでこだわりたっぷりの品物が多く、またかわいい苔玉もたくさんだった。
たぬきの小さな置物を購入。
見ざる言わざる聞かざるの置物もかわいかったなぁ。
あと店主さん、めちゃくちゃいい人っぽさが滲み出ていて良かった。
一旦ホテルに戻り軽くひと休みしつつ、夕飯へ。
夕飯は夫が漬け寿司を食べたいという事で、寿司屋にした。
「海の花」というお店。
地元の人もたくさん来るような居酒屋だ。
最初からまぐろの酒盗やえんがわの梅だれなど、酒が飲みたくなるラインナップを頼む。
が、夫は下戸で私の腹はコンディション不良。おとなしくさんぴん茶にしておいた。
脳内で誠福の味を思い出しながら食べたのでまあ良しとしよう。

頼んだ寿司もおいしい。
港町特有の新鮮な海産物が豊富。
追加でネギトロを頼んだら、こんもりと盛られたネギトロが出てきた。うまい。
たらふく食べて大満足。
ゲンキ乳業のオリジナルグッズショップがあることを知り、立ち寄る。
21時半までやっているので、食事後でも立ち寄れるのがありがたい。
店内は大盛況で、ゲンキクールの歌が永遠に流れていた。
この歌、中毒性が異常に高い。
なんなら帰ってきてこの文章を書いている今も脳内で流れ続けている。
そしてこれでもかとゲンキ乳業のマスコットキャラクター(ゲンキ坊やというらしい)のグッズが並んでいた。
Tシャツは半袖長袖パーカーなど様々。
カラーリングも豊富。
ちょっとしたお土産として大人気になるのも頷ける。
私はキャップとスタンプとグミを購入。
あとゲンキシェイク、ゲンキクールを頼んでみた。
お会計5000円以上でオリジナルバッグを貰える。
旅行のお土産用バッグの、ファスナーがついてない版みたいな感じのどてかいバッグだ。
飛行機の手荷物にギリギリ持ち込めるくらいのサイズ。

ゲンキシェイクを飲んでみたが、めちゃくちゃうまい。
濃厚でおいしい牧場のミルクジェラートがそのままシェイクになったような、リッチな味わい。
ゲンキクールも飲んでみたが、ピルクルにかき氷シロップのような甘さが加わった唯一無二の味わいでおいしい。
なかなか充実した店だった。
欲を言うと、アクリルキーホルダーとアクリルスタンドも出してほしい。
アクスタがあったら間違いなく買うだろう。
3日目
3日目は、朝食にA&Wリベンジ。
この日はちゃんと9時にオープンしていた。
前々から食べてみたかったフィッシュバーガーを注文。
とろりとしたチェダーっぽいチーズが入っていて、チーズ好きにはたまらない味。
チーズがあっさりとした白身魚、素朴なゴマ入りバンズとよく合う。おいしい。
夫はルートビアを頼んでいた。
おかわり自由だが、1杯で満足していた。
離島ターミナルへ向かい、船で小浜島へ。航行は大体30分ほど。
やっぱりノープランである。
景色が良さそうなので、ぶらぶらそのへんを歩くだけでも楽しいだろうなぁと思った次第である。
ひたすらぶらぶら歩き、さとうきび畑と空の色彩のコントラストを目に焼き付ける。
時折放牧されている牛や馬も見た。

かつてめちゃくちゃ人気だったドラマ「ちゅらさん」のロケ地であり、まさにかつての想像通りの沖縄の景色が広がっていた。
途中展望台が2つあり、登る。
結構急な階段、気軽な登山といったところか。

登りながらゲンキクールの歌を口ずさむ。
すっかり毒されている。
最近近所の坂で鍛えていたおかげか、そこまで息切れせず登りきる事が出来た。
展望台からの景色は最高に気持ちいい。
嘉弥真島、石垣島がよく見えた。

反対側には西表島。
西表島は見るからに「森!」といった感じだ。
自然溢れる道を抜け、集落の中にあるレストランへ向かう。
が、やってない。
日曜休業なのかな?まあ仕方ない。
ぶらぶらと歩き、港方面へ。
港の真ん前にあるレストランに入る。
私はタコライスを注文、夫は八重山そばを注文。

タコライスはチーズたっぷりでおいしかった。
夫の八重山そばもスープだけ少し飲ませてもらったが、だしがおいしかった。
島こしょうもおいしい。普通のこしょうとはまた違った独特な味わい。
港にある「くば屋ぁ」というお土産屋さんを覗く。
開店20周年らしい。おめでたい。
ターミナル併設のこぢんまりとしたお土産屋さんなのだが、結構色々売っていて面白い。
私は小さな箸置き数点と島こしょうを買い、夫は黒糖を買っていた。
少しつまむが、濃厚かつ素朴な甘さがおいしい。
船が来るまで結構時間があったが、歩き回って疲れたので座って待つ。
外は風の音が強いが、ターミナル内は静か。
その間にいつものエッセイを書いて公開する。
非日常の場所でやる日常の贅沢を噛み締める。
船が来る時間が近くなり、リゾートホテルからの帰りの人たちもわらわらやってきた。
どうやら小浜島にも星のやリゾートがあるらしい。
星野リゾート系列はどこにでもあるな。
地元の人たちはこういうリゾートホテルをどう思ってるんだろうなぁとぼんやり考える。
こういうホテルによって働き口などは出来るしそれ目当ての観光客も来てくれるわけで、必要悪みたいなポジションなのかなぁなんて思ってみたり。
実際のところどうなんだろうな。
リゾート帰りの人たち溢れる船の中、ぼけーっと海を眺めていたら石垣島へ帰還。
旅も終わりの時が近い。
ユーグレナモールのお土産屋さんをぶらぶら。
いいなぁと思ったシーサーやら置物やらを買う。
こう言う時私は「地方経済を回す為だ」という免罪符を掲げている。
観光で楽しませてもらってるんだし、どんどん地方に還元しよう!という考えである。
きちんといいと思ったものをセレクトしているし、決して無駄遣いではない。
ということで色々買い、空港行きのバスを待つ為再び離島ターミナルへ。
竹富島の入島料も忘れずに投下。
地元の人の苦労を思うと、2人で600円って安すぎる気がする。
しかも強制じゃないし入島料なんてシステムを知らない人も多そう。
活動と資金の主要な使い道を伝えつつ寄付箱を目立つところに置いた方が、案外みんなお金入れてくれそうな気がするんだけどどうなんだろう。
「美しい島を守るために寄付を募っています。自然保護やリゾート開発会社から土地を買い戻す資金にしています」で共感してくれる観光客、案外いると思う。思いたい。

それからブルーシールのアイスを頬張る。
ブルーウェーブ味。綺麗な青。
パイナップル味のラムネのカケラ?みたいなのが入ってておいしい。
バスに乗って空港へ。
空港でもお土産屋を物色。どんだけお土産買うねん。
チホウケイザイチホウケイザイ…。
なんと空港のみやげ屋で、2日目に行きそびれた木製パズルのお店、イルモさんの委託販売を発見した。
迷わず購入。
次来る時は実店舗に行きたいものだ。
そんなこんなでpeachに乗り込む。
保安検査で旅行の相棒である京都水族館のオオサンショウウオクッションをトレーに乗せたところ、スタッフさんに「オオサンショウウオだ!京都水族館ですね!?」とめちゃくちゃ反応されてしまった。
まさかのオオサンショウウオくんから始まる交流である。
こういう思いがけない小さなやり取り、旅の醍醐味だよな。
私はコミュニケーション苦手なので買い物時なども自分から積極的に話しかけるのは苦手なのだが。
店員さんから「これかわいいですよね」と言われ「そうですよね」なんて会話が生まれたり。
そういう地味なコミュニケーションがとても楽しい。

そんなこんなで成田へと帰還したのであった。
案の定つんとした冷気に迎えられたが、不思議とこの寒さが心地よく感じた。
随分と長いレポになってしまった。
北見には同行出来ないが、きっと夫はイカれた土産話と頼んだ土産と金のトングを持って帰ってきてくれるに違いない。
まあ私は私で、この日別の場所に一人旅する予定なのだが。ガハハ。
つくづく変な夫婦である。












