凡シュール

結婚というシステムについての個人的考え

凡シュールのエッセイ

2021年4月23日にnoteで書いた記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

結婚、家庭は現代の常識だが、この常識を疑うという思考を持った方がいい。

実際に結婚、制度としてはあまりにも古臭すぎる。

跡継ぎとかが重視されていた時代から惰性で続いているだけのように感じる。

実際にこの結婚という古臭いシステムが原因で起きている問題もたくさんある。

不幸な人が生まれる。それはシステムの限界ではないか?

物凄く尖った事を書くのだが、結婚というシステムももうそろそろ時代遅れなんじゃないか?という気がしている。 もちろん個人的な考えを勝手に述べているだけなので、ご了承願いたい。

そこまで詳しいわけではないのだが、結婚とはかつて子作りがメインであり、子供…すなわち血統を残す為のものだった。 それが全てだったわけで、政略結婚だろうが何だろうが結婚という儀式は必要不可欠だったわけである。 それが現代になり、血統への拘りは薄れた。もちろん古式ゆかしい一族なら跡継ぎの為にまだ子作りを重要視していると思うが。 今では結婚しているが子供を作らないという家庭も珍しくない。なんなら事実婚も存在するくらいだ。

更に現代の結婚は、恋愛の延長上で行われるものだという一般認識である。 恋愛結婚だと、もちろん新婚時はラブラブカップルの延長のような状態の夫婦も多いと思うが、その後何十年も連れ添うのにそんな状態が維持出来るだろうか?ある程度落ち着くのが当たり前で、続く方が珍しいと思う。 もちろんただの恋という感情ではない愛情が生まれるわけだが。まあそれは慈愛のような感情であって、恋とは違う。 そんなわけで、結婚と恋愛は全くの別物だと考えている人も多い。

相手を好いているからといって今後何十年も共同生活が出来るかといったらそういうわけではない。 付き合っていて彼氏(彼女)のままならいいが、結婚するにあたって夫(妻)にするのは無理だなと思い、交際を解除する。そんな経験をした人も結構いるのではなかろうか。 まあようするに恋愛と結婚というのは本来別物である。 そもそも結婚というのは、恋愛感情なぞ無くても成り立つわけだ。政略結婚然り。もちろん例外はあるだろうが。

その証明として、不倫というものは後を絶たない。 立場も裕福さも関係なく、不倫をする人はたくさんいる。 不倫が発覚する事により家庭が壊れるケースは多い。 破滅する事などわかりきっているのに、なぜこうも不倫をする者が多いのか。

繰り返しているとおり、家庭を築いて共同生活するのと恋愛は全くの別物である。 だが家庭に入ると恋は出来ない。恋はしたい。 これが不倫する人間の思考回路なのかなと想像する。 というか恋とは”性欲”と言い換えることも出来る。もちろん恋愛を単に性欲という言葉で表現するのは乱暴な気がするが、まあ近いものではある。 どこぞやの宗教などのせいで汚らわしいもの扱いされているが、性欲とはそもそも三大欲求の一つである。 人は当たり前に寝るし、食べるし、もちろん当たり前のように性欲も持ち合わせている。

で、じゃあ普通の既婚者はどうやってこの恋愛したい感情を紛らわすかというと…。 疑似恋愛である。 疑似恋愛というとアレだが、おばちゃんが韓流アイドルにキャーキャー言ってたり、ジャニーズやアイドルの追っかけをしていたり、有名人を好きだと言ってみたり、創作の人物に恋したりといった事である。

現代は恋愛結婚が主流なこと、だが恋愛と結婚は別物である事を強調したうえで言える事。 それは、現代の結婚制度は矛盾まみれだという事実だ。

そもそも現代の結婚システムは子供を持つ事前提なのだ。 最近ではLGBTに配慮する流れもあるが、結婚とは基本的に男女でしか出来ない。なぜなら同性同士で子供は生まれないからだ。まあ科学技術の発展でそれも実現しつつあるが。

最近思うのは…。 現代の結婚システム=子作りや恋愛は矛盾だらけだし、いい加減古いんじゃないかと。 そもそも最近は、結婚にあんまり興味ないし子供もいらないけど、生涯独り身じゃ不安だという人も多いんじゃないかと思う。老人の孤独死とかあるし。

結婚=子作りや恋愛という常識を取っ払って、パートナー制度という形にした方がいいんじゃないかと。 それなら男女2人という制約も無い。相手が生涯にたった1人という制約も取っ払っていいんじゃないかと思う。 一生に一度あるかないかの一大イベントではなく、会社同士の契約みたいなノリでいいんじゃないかなと。 パートナーを組んでしばらくしてから「やはり合わない」と感じたら、パートナー解消すればいい。従来の”離婚”よりは重くないだろう。 もちろん従来どおり、恋愛関係の延長のパートナー関係があってもいい。パートナーとしての在り方は人それぞれで。

これなら同性婚問題は解消する。というか同性愛者だけでなく、親友や絆の深い者同士でパートナー契約する事だって出来る。 家庭と恋愛を完全に別で考える事だって出来る。共に生活するパートナーはいるが、別で恋人がいるなど。 ルームシェアしてる運命共同体みたいな大親友に彼氏(彼女)がいても問題ないだろう?そんな感覚だ。 不倫により崩壊する不幸な家庭だって少なくなるだろう。

まあ子供どうするんだ?という問題があるが。そこまではまだ練ってない。

今の現代社会で実現するのも難しいと思うので、こんな制度が一般的になった世界を舞台に小説を書いてみるのもありなんじゃないかなと思った。 現実で実現不可能な事はフィクションで実現してしまえばいい。

徹夜なので文章めちゃくちゃである。

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