これは2020年4月1日にnoteで公開した記事を移行したものです。
去年の話なのだが、私はこの時期に青春18きっぷで軽く旅をした。
青春18きっぷといえば全部で5回利用出来るJR1日乗り放題の乗車券だ。
青春18きっぷなんて名前ではあるが、別に30歳だろうが50歳だろうが買える。
京都の行きで1つ、仙台の往復で2つ使って、2枚余っていた。
どうせなら2日かけてのんびり近場を回るか〜とひらめいたのが、富士山周辺ぶらり旅だ。
スタート地点は川崎。東海道線に揺られる。
このまま直線で熱海まで行ってしまってもいいのだが、敢えて国府津でJR御殿場線に乗り換え。
御殿場線は丹沢に沿って走るので、山々を思う存分眺める事が出来た。
季節も4月の最初だったので、山桜もちらほら。
長泉なめり駅で途中下車。
無人駅には馴染みがないので、駅を出る時少しドキドキした。
富士山を遠くに眺めつつ20分くらい歩いて辿り着いたのは、静岡が誇る石焼ハンバーグ店のさわやかだ。平日昼間でも1時間近く待つ。
QRコードでアクセスすればあとどのくらいで席につけるか目安が分かるので、待ち時間が長くてもそこまでストレスは溜まらないのがさわやかのいいところだ。

焼き立てでジュウジュウいっているハンバーグを頬張る。
1時間くらい待つ価値のある絶品だ。静岡県に来てこれを食べない手はない。
満足感と満腹感に満たされ、また長泉なめり駅に戻る。
再びJR御殿場線に乗り込み、目指すは終点沼津。
沼津がラブライブサンシャインの聖地である事は知っていたが、思っていた以上に地域に浸透していて驚いた。
商店街にラブライブのフラッグが出ているだけではなく、ほとんどの店の店先にラブライブのフィギュアやポスターがある。
ラッピングバスまで走っている徹底ぶりである。
特に目的もなく沼津に来てしまったが、とりあえず港に向かって歩いて、そのまま深海水族館に入ってみた。
どでかいシーラカンスの剥製が展示されていた。

深海生物を扱う関係上、展示数自体はあまり多くないのだが、説明書きなどが工夫されていて結構楽しめた。
ひととおり楽しんだ後、近くに深海プリンなるものを売っているお店を発見。
結構有名らしい。
ためしに一つだけ買ってみた。
ホテルに着いてから食べたのだが、プリンの上にソーダ味のゼリーが乗っているものだった。
プリンのほどよい甘さとゼリーの爽やかさが思いの外相性良くておいしかった。

こうして沼津を離脱。東海道線で富士駅へ。
そこからJR身延線に乗り換えて向かうは富士宮。
富士〜富士宮間の身延線はとにかく富士山!
これでもかというほど眺める事が出来る。
ロケーション最高だ。
富士宮で降りて事前に予約していたホテルにチェックイン。
部屋からも富士山。

夜はそのへんで適当に飲もうと思ったが、そんなに居酒屋があるわけでもなく、とりあえずホテルの真ん前にある飲み屋に入った。
あとで調べたら観光客にも結構人気で割と有名なとこらしい。
とりあえずハイボールを流し込む。
よくよく考えたら地酒にすれば良かったかなと。まあいいや。


おでんも一緒に頼んだのだが、全部入りを頼んだら1人用にしてはかなり多い。
絶対4人くらいでつつく用のやつだ。
大根でけえ。味はめちゃくちゃおいしかった。
翌日。ホテルで朝食。焼きそばは欠かさない。

腹ごしらえもして行動開始。
実は何となくで富士宮に泊まったため、ここで富士宮浅間大社の存在をようやく認識する。
「よし、行ってみるか」
思いつきでぶらりやってきた浅間大社。


神社と桜と富士山。観光客も少なかったしとてもいいところだった。
広場でたくさんの鳩がのんびりしていた。平和の象徴。

旅のおやつを買ってから富士宮を離脱。
駅で電車を待っていたら、外で大声で何やら自己紹介したり歌い出す人がいて怯えた。
調べたら近くの研修会社による研修で、結構有名らしい。
結構有名企業も研修委託しているらしい。
最初頭のおかしい人がいるのかと思って怖かった。やめてほしい。
そんなこんなで再び身延線へ。
前日の富士〜富士宮とは景色がうって変わって、富士山があまり見えなくなったかわりに山の景色を堪能した。
電車で花見とは贅沢の境地である。
身延駅で途中下車。
ゆるキャンの聖地でもある。
だが、特に何をしようとかは考えていなかったので、とりあえず人の流れにそのままついていって、身延山行きのバスに乗る事にした。
全てはノリと勢いである。
待ち受けるは果てしない石段。
息切れしつつも何とか登る。

山頂へはロープウェイ。
シーズンだからか観光客がいっぱいで満員電車状態だった。つらい。

山頂ではくし切り団子を食べた。
ゆるキャンでもみんな食べてたな。おいしかった。
そういえばさすがゆるキャンの地元なので結構PR頑張ってました。

山頂でのんびりしてからまたロープウェイで下山。
バスで再び駅前へ。
とはいいつつ、身延線はローカル線なので次の電車が来るのが2時間ほど後とのこと。
とりあえず何もない駅前で身延まんじゅうでも頬張りながらぼーっとする事にした。
これほど贅沢な時間ってあるんだろうか。


身延離脱後はまた身延線で甲府まで行き、適当に甲府城跡とお土産屋を散策しつつ、中央線で首都圏へ帰還したのであった。
これで見事余っていた青春18きっぷを2枚使い切った。
自分で言うのも何だが、大した計画も立てずほぼ思いつきで動いて、ここまでエンジョイ出来るのはなかなかな才能だと思う。
静岡から山梨の身延線ぶらり旅、とても良かったのでいつかまた行きたい。
断然春がオススメである。
追記(2025年6月21日)
その前年にやった青春18きっぷ旅の思い出を振り返る内容になっている。
旅レポとして普通に面白い。
私は今でもこの身延線の旅が印象に残っている。
とりあえず富士宮のホテルを取って身延に行く、という事だけ決めていて、それ以外は完全にノープランだった。
まさに理性と感性の融合みたいな旅行。
気ままだけど気まますぎず、といったところか。
身延線の旅、いつかまたやりたいなぁと思ってもう6年が経過してしまった。
その間に青春18きっぷは改悪され、使い物にならなくなってしまった。
実質廃止されたと同義である。悲しきかな。






