凡シュール

嫌われてるという錯覚と開き直り

凡シュールのエッセイ

2021年4月22日にnoteで公開した記事のリバイバル。
現在移行作業中のため一時的に読みづらくなっていますが後日修正予定です。ご了承下さい。

これも人間関係の開き直りみたいなものだ。

この開き直りは今も継続している。自分に嘘をつかなくなった結果、今絶賛ぼっちだが、まあそれも仕方あるまい。

「この人、実は私のこと嫌いなのかもしれない」

ふとこう思った事はないだろうか。 私はたまにそんな思考に囚われる事がある。

普段仲良く話してる人達も、裏ではみんなで悪口を言っているのかもしれない。 人間不信と被害妄想甚だしいが、そういう思考に囚われる事が昔からよくあった。

高校生の頃にバイト先の社員さんでいつも仲よさげな2人組がいたのだが、片方の人はもう片方の人を実は嫌っているという話を聞いた。 見た感じには普通に仲良さそうに見えるので、恐ろしいなと思った記憶がある。

そう考えると、人と関わるのはとても怖い。 昔は結構内心でビクビクしていた。

だが最近は少し考えが変わった。 たとえ相手が腹の中でどう思っていようとも、表向きで仲良く接してくれるのならば別にそれでいいのではないかと。 仮に表向きだけでも仲良くしてくれるならそれでいい。そう思った。

そもそも自分は、自分の性格にはかなり癖があると自覚している。 万人受けするような性格ではない。 だが最近は初対面の人にもそこまで取り繕うような事をしなくなった。

最初に取り繕ったところで、いつか化けの皮は剥がれる。 剥がれないにしても、本来の自分をひた隠して接するのは苦痛だ。

それなら最初からありのままの自分で接して、合う人とはそのまま仲良くなればいいし、合わないなら合わないで仕方ないかなと思っている。

そうやって開き直ってからは人間関係で悩む事はほとんど無くなった。

Recommend