凡シュール

気付いたら桜

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2025年3月30日にnoteで書いた記事のリバイバル。

昨日、とんかつを食べに行った。
気付いたら既に桜が咲きそうだ。ちょっと待ってくれ。

今年は色々な場所のを映像として残したいと考えていたんだ。
別の作業に明け暮れている間に、いつの間にか咲いて散ってました、だとちょっと困る。

今やってる作業も早く終わらせたいし、桜も撮りたい。
身体が足りないよ〜問題だ。
まぁ桜の方を優先するべきだろう。桜は儚いからな、仕方あるまい。


とうとうフランツ・カフカ変身を読んだ。
「ある日目が覚めたら虫になってました」から始まるという事だけ知っていて、ずっと読みたいと思っていたのである。

読み終わった感想としては、シュルレアリスムの皮を被った社会派小説だなと感じた。
虫になるというのは、病気などを患い要介護者になってしまった人のメタファーに過ぎないのかなと。
虫になるという一見摩訶不思議な設定に落とし込む事で、文学作品に仕立てあげたというか。

のちのちのエンデや村上春樹、ショーン・タンに影響を与えているのだろうと感じる部分も多かった。

分かりやすいカタルシスが無いので読み終わった直後はあまり実感が無かったのだが、あとからあとから「あれはそういう事だった?」が無限に湧いてくる。
なかなか恐ろしいスルメ小説だ。


なんだかんだnoteの毎日更新も60日続いているらしい。
特に意気込んでないのに60日も続いてしまった。
やっぱり書くというのが性に合っているのかもしれない。

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