中年

凡シュールのエッセイ

2021年12月20日にnoteで公開した記事を移行したものです。


M-1を見た。錦鯉が優勝。
43歳と50歳のおじさんコンビである。
強烈なキャラクターで笑わせてくるまさのりさんと冷静な渡辺さん
(まともそうに見える渡辺さんは、Vtuber大好きだったり痛風だったりと実はキャラが濃い。少しオードリーみを感じる)

ネタのあまりのバカバカしさに、今年も腹が捩れるほど笑った。
史上最年長のM-1王者の誕生。

当然、世の中の中年にも勇気を与えただろう。
私は31歳だ。
まだ中年というには早いが、もう若者を名乗るのも苦しくなってくる微妙な年齢。

周りには10代20代の才能の塊
現時点で私より技術も才能もあるとはっきりわかる。
Twitterなどで取り上げられる神がかった絵師さんや、「こんな絵描けるようになりたい!」なんて思わせる人が自分より年下なんてもう珍しくもない。というかほとんどの場合がそうだ。

常に思い知らされている
私が20前半の頃なんて、創作とかろくにしてこなかったし、ただだらだらゲームして将来もろくに考えずふらふら働いてただけだった。
働いてすらいない時期もあった。


錦鯉の渡辺さんインタビュー
渡辺さんも同期や後輩がどんどん売れていき、もはやそれが当たり前の状況になったようだ。
まったく環境は違うが、少し自分と重ねてしまった。

焦りや嫉妬が全くないと言うと嘘になる。
しかし自分より歳下の人間たちがみんな自分より賢くて、技術も豊富にある。
それが当たり前になってきた。

諦め
そう、一種の諦めだ。
才能ある若者たちに対する焦りや嫉妬が全くないことはないが、前ほどはわかなくなった。

「おじさんおばさんでもまだまだ若者に負けてらんないな!」
今回の錦鯉の優勝で、そういう風に勇気づけられ感動した中年の人もたくさんいると思う。
でも、個人的にそれは少し違うと思っていて。

おじさんだろうが何だろうが自分たちのやりたい事をやり通して、結果に繋げた錦鯉はめっちゃかっけーと思った。
我を貫き通したというか。
若者との勝ち負けとかじゃなくて、ただ自分たちのやりたい事をやってる。そこが好きなんだと思う。

それがまためちゃくちゃバカバカしくて面白いし。最高かよ。

「まだまだ若者に負けてられんぞ!」じゃなくて「何歳になっても自分のやりたい事やってたい」
ただの我儘かもしれない。我儘でもいいじゃん。
私もあんまり肩の力入れすぎず、楽しくやりたい事をやれたらいいね。

技術とか知識とかはほとんどないけど、ぬいぐるみとかミニチュアを好きな気持ちだけは誰にも負けんと思うのよ。
好きを究めたいし極めたい


それにしても今年のM-1はレベル高かった。
どのコンビも良かった。
お笑いライブもそのうち行ってみたいんだよな。

追記(2025年6月24日)

結構いい事書いていた。
2025年の今も好きな事は続けている。己の感性を捻じ曲げる事なく。