自分の部屋が欲しい、それだけなんだ

凡シュールのエッセイ

2021年1月22日にnoteで公開した記事を移行したものです。


イラついている。間違いなく気圧のせいだ。
こんな時はとにかく独りになりたい。

しかし、私には自分の部屋がない。
夫婦で住んでいるが、基本的に寝室は一緒。
あとは共用のリビングとダイニングがあるのみだ。

起きてる時は2人共リビングにいる事になる。
私はただでさえ、イラストを描ききって疲れ切っていた(しかも思ったより上手く描けなかった)。
背後でするコントローラーのカチャカチャ音。

鬱陶しい。余計イライラさせられる。
神経がピリついてる時に些細な音が人一倍気になってしまう。

思えば昨日は一人アニメを見て楽しんでたらわざわざ「それ何で流行ってるの?」と言われた。
何を好きだろうがこっちの勝手だろ。悪いか。

きっとあっちがずっと在宅ワークになった影響も大きいのだろう。
ここ数ヶ月は本当にずっと同じ空間にい続けている。
思えば1年前は平日昼間は自分だけの空間を謳歌していたものだ。
遠い昔のようだ。

イライラのあまりこっちが呻こうが苦しんでいようがお構いなしだ。
ひたすらゲームを続けている。
構ってくれない事に対しては正直もうどうでもいい。
別にもう構ってもらおうとも、理解されようとも思わない。

せめて独りにしてくれ。心から願う。
心はいつでも独りなのに、物理的に一人になれない苦しみ。
こんな時に逃げ込める自分だけの空間が欲しいなぁと思う。

要望を言ってどうにかこうにかすれば叶えられる気がする。
といっても家計を圧迫しているのはこっちだ。
自己嫌悪で更にうんざりする。吐きたいくらいだ。

自分だけの空間が欲しい。
部屋でも事務所でも何でもいいから。
じゃあウダウダ言ってないで自分の力で稼げ。
堂々と借りれるくらいになれ。
あぁそうさ。そうだな。そのとおりだよ。

無収入の分際で何を言っているんだ。
お前にそんな事を言う権利があると思うか?
養ってくれてるだけありがたいと思え。
脳内で正論様のお叱りを受ける。

もう疲れたよ。

追記(2025年6月23日)

結局この後寝室から夫を追い出して自分の部屋とし、夫はリビングで過ごす事になるわけである。
夫も別にいいよって感じだった。言ってみるもんだな。

強いて言うなら、ダブルベッドの処分大変だなぁと言われたくらいである。
世の中の普通の夫だったらこうはいくまい。
まあ部屋は分けて本当に良かったと思う。棲み分けって大事よ。