先週の金曜~土曜にかけて旅行をしていた。
今回は久々に一人旅。
なぜなら夫は北見に「焼肉スタンプラリー兼マイナス10℃のBBQ大会」をしに行ってるからである。
「焼肉スタンプラリー兼マイナス10℃のBBQ大会」については下記記事参照。
土曜は私の誕生日だったわけだが、そんな妻を差し置き夫は元気に北海道。
じゃあ妻は妻で「せっかくの誕生日なんだからこっちだって旅行したっていいだろ」と企画した一人旅である。
行き先は大阪と愛知。
このラインナップで京都をスルーする時点で逆張りだと思う。
京都もいずれ行きたい。
それでは振り返っていこう。
行きの新幹線
7時発の東海道新幹線のぞみに乗り込む。
旅程がギチギチに詰まってるので、朝早めにした。
この時間の新幹線車内は、思ったより観光客も多かった。
金曜だったからかな。
もちろん出張の人もたくさんいた。
隣の人はずっとノートPCで仕事していた。
この日はいい天気で、車窓から富士山もよく見えていた。
なんなら車内アナウンスで「右手に富士山が見えます。ごゆっくりお楽しみください」みたいな軽いガイドまでされるようになっていた。
これがおもてなしパワーか。
私は新幹線では車窓を飽きずに眺める派なのだが、首をひねって車窓を眺めてたら若干酔う。
うっかり駅弁とか買わないで良かった。
まあ無事に新大阪到着。
御堂筋線乗り換えついでにイコちゃんぬいぐるみを軽く買う。
前から欲しかったんだわ、イコちゃん。
万博の時はミャクミャクに支配されていたからなぁ。
そしてエスカレーターの定位置が右側で「あぁ、大阪来たなぁ」と感じる。
関西旅行の恒例だ。
大阪歴史博物館
御堂筋線で本町、そこから中央線に乗り換えて谷町四丁目へ。
御堂筋線→中央線の乗り換えは、万博の時を思い出す。もはや懐かしい。
時刻は10時、大阪歴史博物館へ。

大阪城公園のすぐ横かつNHK大阪のお隣に位置している、立派な建物。
早い時間の割にはそこそこ人が入っていた。
あとは遠足だかの学生さん達がいっぱいいたかな。
最初にエレベーターで10Fに上がり、フロアを下りながら展示を見ていくスタイル。
上から下に見て行くスタイルはなんか海遊館を彷彿とさせるな。
同じ大阪だしな(?)

フロア移動の途中で、すぐ近くの大阪城天守閣がよく見れた。いいロケーションだ。
「これが戦国のタワマンかぁ〜」としみじみ。
歴史博物館なので当然歴史の色々が展示されているのだが、大阪周辺に特化した内容で上野などの博物館とはまた違って結構面白かった。
時間も限られていたので結構流し見だったけど、いようと思えば半日くらいいれるんじゃないかな。
個人的にめちゃくちゃ楽しかったのが、古き良き大阪の町並みを再現したフロア。




写真映えも良い。
たまたま周りに人がいなかったので、心置きなく写真が撮れた。
お目当てだった「郷土玩具展」もじっくり見れた。




といっても100点ほどが並んでいるだけなので、かなりさくっと見ただけだったのだが。
「郷土玩具って本当にかわいいよなぁ」と、しみじみ。
個人的に簡単な図録が欲しかったなぁ。
公式の配布パンフレットは、数点載ってるだけだったので残念。
今度郷土玩具の本でも買うか。
帰りに1Fのミュージアムショップに立ち寄った。
普通にお土産屋という雰囲気で、小さいながら色々あった。

なぜかマッチョだるまを買った。
昔行った大阪城のお土産屋もそうなんだけど、がっつり商売魂溢れてるあたり「さすが大阪だなぁ」と思わざるを得ない。
それから博物館併設のレストランへ。
今やってる特別展コラボメニューのぜんざいがおいしそうだったからだ。

まだ11時過ぎという事もあって、店内は貸し切り状態だった。
静かなカフェでぜんざいと知覧茶を味わう…。
なんて贅沢なひとときなのだろう。これぞデトックス、QoL向上。
特別展コラボメニューという事で缶バッジ引換券を貰った。
引換場所は先ほど買い物したミュージアムショップ。
若干の気まずさを覚えつつもさくっと交換。
大阪城公園
そのまま次の地を目指して天満橋駅に直行しても良かったのだが、せっかく来たんだから大阪城公園もぶらぶら歩くか…となる。
公園内は外国人観光客だらけだった。
最近は有名な観光地はほぼ全てこんな感じだな。
日本人のアウェイ感。
ちょうど地元の学生達がマラソン大会をやっていて、女の子達が「⚪︎⚪︎〜!がんばれ〜!」と声援を上げていた。
それを見た外国人観光客の2人組が「marathon?」となってるのがこれまたミスマッチで面白かった。
わざわざ大阪城公園に立ち寄った理由は、公園内の豐國神社に寄るためである。
最近寺社仏閣巡りにハマってるからね。
神社の入口では、鬼滅などのアニメグッズを販売している怪しい屋台が出ていたりした(おそらく無許可)。
が、屋台は外国人観光客で軽く人だかりが出来ていた。
これが別の場所だったら眉をひそめるところだが「なんか大阪らしいな」と思った。

ちなみに神社の鳥居をくぐったすぐ横では、猿回しの芸を披露していた。
秀吉=猿だから猿回し…ってコト…?
ちなみに、ここまで来て大阪城天守閣は行ってない。
まあ昔1回行ったしな…。
その時も外国人観光客と修学旅行生だらけだった記憶。
公園を横断して森ノ宮駅へ。
大阪環状線に乗り、福島駅で下車。
中之島美術館
目指すは中之島美術館。
福島駅からだと10分ほど歩くが、健脚人間なので「10分ならすぐそこ」感覚である。

現代風のオシャレな建物、そして特徴的なのがSHIP’S CATという猫の像。
この像の作者はヤノベケンジさんという方。
阪急南茨木駅前にあるサンチャイルドの像と同じ作者さんである。
南茨木は何度か行った事があるので「サンチャイルドの兄弟やんけ!」となった。
ちなみにこのSHIP’S CAT、美術館のミュージアムショップでガチャガチャが買える。買った。
ガチャ老舗のキタンクラブ製なのでめちゃくちゃしっかりした造りだった。
で、お目当ては「拡大するシュルレアリスム展」
今回の大阪旅行のきっかけはこれである。
まあ旅行を決めてからこの展示会が後ほど東京にも来る事を知ったのだが…。
展示会はそこそこ賑わっていたが大混雑というほどでもなく、それなりにゆっくり鑑賞出来た。


案の定「わけわからん」作品に溢れていたのだが、やはり「わけわからん」を楽しむのがシュルレアリスムなんだと思う。
言ってしまえば「真剣な悪ふざけ」と言ったところか。
全く違う2つの要素を掛け合わせて、見たことない奇妙なものを生み出すというアプローチ。
いやはや勉強になる。
近くで見てた2人組の地元のおばちゃんが「ようわからんな…」と困惑しまくっていた。
もうその様子からしてシュールで面白いので、わざわざ大阪まで足を運んで良かったなぁと思う。
館内も広々としていて良かった。
美術館入って最初に乗るエスカレーターにはビックリした。

4Fまでぶち抜きのエスカレーターなので、高所恐怖症の人はちょっと怖いかもしれない。
このエスカレーターがまた近未来感あってたまらない。
そんな感じで堪能。
雑貨店カナリヤ
事前リサーチで「中之島美術館近くにいい雑貨屋さんないかな~」と探しててチェックしてたところ。
中之島美術館からは歩いて20分弱。
健脚人間なので20分弱なら「まあ普通に歩けるな」という範囲。
見知らぬ街をのんびり歩くのは楽しいからね。
カナリヤさんの近くはギャラリーとかも色々見かけた。
そういうアート関連の店が集まった区画なのかもしれない。知らんけど。
お店の看板が出ていなかったが、マップが示している住所の雑居ビルにおそるおそる入る。
「本当にここでいいのか…?」と不安になりつつも階段を上る。
左手にこぢんまりとした看板とドアを発見。よかった、合ってた。
ドアを開けると、小さいながら素敵な空間が広がっていた。




出迎えてくれるのは、ものすごい量のこけし。
そして素敵なハンドメイド品。
飾ってあるこけしの大半は店主さんの私物らしい。
思わず「よく集めましたね…」と感服。
看板が出ていなかった理由は、店主さんが腰を痛めてるので出せなかったとのこと。
お大事に過ぎる。
と、結構気さくかつ素敵な方だった。
いいお店だ。
支払いは現金のみなのでそこだけ注意。
露天神社
そのまま近くにある露天神社へ向かう。
通称お初天神、曽根崎心中の聖地でもある場所との事。
心中…つまり悲劇の恋の聖地→恋の聖地という感じで、縁結びとして有名らしいが…。
行ってみると、推し活女子がたくさんいた。
絵馬も推しに関する願いや「コンサートチケット当選しますように」といったものが主流だった。
ここのお守りと御朱印はかわいくて、推し活女子達の間でも評判らしい。




さらには、境内で普通にフリマめいた露店がたくさん出ていた。
露天…露店…ってコト!?
ツッコミ待ちなんか?という気分になりつつ。
これが他の県の寺社仏閣だったら思わず眉をひそめるところだが「まあ大阪だしな」で済む。
これが大阪の魔力であり魅力である。みんな逞しい。
それからお初天神通り商店街をぶらぶらと梅田駅方面へ。
がんこ寿司に入ろうか一瞬悩んだが、スケジュール的にスルー。
がんこ寿司、なかなか機会がなくて一度しか行った事がない。
それも相当前なので、記憶がない。
新大阪→名古屋
時刻は15時前後。
どうせ名古屋で降りるからと、自由席のチケットを購入。
りくろーおじさんのチーズケーキは全く列が出来ていなかった。
551の列もそんなに並んでおらず。
直帰だったら買いたかったが、あいにく名古屋に立ち寄る予定なのでまた今度。
あと腹が減っていたので柿の葉寿司を買う。
思えば、この日はまだぜんざいしか食べていない。
どうも一人旅になった途端、エンゲル係数が急激に下がる。
自由席はそこそこの賑わいだったが、京都駅でたくさん降りていった。
そりゃそうか。
そもそも京都をスルーしてる時点で逆張りだなと改めて思う。
三輪神社
名古屋に到着し、JR中央線に乗り換え。
金山駅の改札で「ピンポーン」と止められてしまったが、完全に乗り換えミスである。
駅員さんにその旨説明すると「名古屋駅の乗り換えの際にチケット出てきませんでしたか?」
「え、見てないっすね…」
どうやらうっかり取り忘れたらしい。
名古屋→金山間の料金をSuicaで払って事なきを得る。
久々に乗り換えミスをやらかした。いやはや申し訳ない。
そんなこんなで名城線乗り換え。
上前津駅で下車。
少し歩き、三輪神社へ。
ここは御祭神とうさぎの縁が深いという事から、境内にめちゃくちゃうさぎの像とかが置いてある。
これを探すだけでも楽しい。




授与品のうさぎみくじとちりめんうさぎがめちゃくちゃ可愛いのでそのまま購入する。
というかこれ目当てで来たようなものだ。
どうやら推し活スポットとしても最近人気らしく、境内に飾られている絵馬は推しの安泰を願ったり、コンサートチケットの当選を願うものがたくさん並んでいた。
このまま大須をぶらぶらしても良かったのだが、夕方17時近くといい時間なので、そのままホテルまで歩くことにした。


途中で名古屋美術館や科学博物館の立ち並ぶ白川公園を歩く。
公園内は閑散としてて、歩くには快適だった。
あと名古屋は主要道路の歩道が広く、自転車道も広い。
ぶらぶら歩くのに快適で本当にいい街だよなぁと思う。
車道も広いが、車の方は結構殺伐としている。

名古屋走りってやつだ。
とはいえ歩行者には割と優しい。
車のマナーが悪いとは言うが、歩行者が渡ろうとしてたらきちんと待ってくれる車が大半だった。
まあ当たり前っちゃ当たり前なのだが。
ランプライトブックスホテル名古屋
今回泊まったのはランプライトブックスホテル名古屋というホテル。
伏見駅徒歩3分、名駅からも近い好立地。
「本の世界を旅するホテル」というコンセプトで、1Fにブックカフェ併設、カフェは24時間営業なので宿泊しながら本も読み放題という本好きのためのホテルだ。
貸し出し手続きをすれば、カフェで気に入った本を客室に持ち込んで読む事も可能。
それとは別に、客室にも3冊ほど本がセッティングされていた。
客室内はこぢんまりとしたスペースながら、足を伸ばして本を読めるソファ付きという嬉しい設計。
ただ浴室はシャワールームのみで、バスタブはついてない。そこだけ注意。
夕飯は名古屋在住の友達と軽く飲む予定だったので、カフェで読書しながら仕事終わりを待った。
宿泊者向けのウェルカムドリンク(ドリンク1杯無料)を啜りつつ、カフェでひたすら読書。
日本・世界の絶景がたくさん載った写真集を読んでみたり、エドワード・ゴーリーの絵本を読んでみたり、前から気になってた創元社アルケミスト文庫の本を読んでみたり、花森安治の作品集を読んでみたり。
普段あまり読まないような本をたくさん読めてハッピー。
いいインプットにもなったと思う。
仕事終わりの友達と合流し、鳥貴族へ。
「名古屋まで来てトリキなのかい」というツッコミを受けそうなものだが、トリキはいつでも大歓迎だ。
安いしうまいし。
伏見周辺は飯屋も飲み屋も豊富だったのだが、パスタ屋五右衛門、やよい軒、なか卯、天下一品と個人的最強クラスのチェーン店が横に並んでいる区画があり、ここに住みたいと心から思った。
23時過ぎまで飲みつつ、解散してホテルへ。
適当にシャワーを浴びて寝たものの、どこからか聞こえる謎のキィキィ音で朝4時過ぎに目が覚める。
耳栓を持ってくるべきだったかも。
今回は夫のいびきは無いからなと油断していた。
喉が乾いたが飲み物もなく、隣のローソンにぶらぶら行く。
お茶を買ってホテルに戻ろうとしたのだが、入口の自動ドアが開かない。
霊圧が無さすぎるのかたまに自動ドアに拒絶される時があるので、それかと思い数分格闘するも…開かない。
「どうしようかな…」と困り果てつつ、ここがホテルだという事を思い出す。
右の方に目を向けると案の定「夜間は閉鎖するので宿泊の方はカードキーをこちらにかざしてください」という案内が。
全く目に入ってなかった。すいませんでした。
無事ホテルに戻り、ブックカフェで本を物色して2冊借りる。
そのまま客室で読書に耽る。
2冊ぱらぱらと読み、少しだけ寝直して8時過ぎ起床。
名古屋東照宮
この日は、前日飲んだ友人と愛知県内をぶらぶらする予定を組んでいた。
地元民と行く旅行って面白いからな。
旅人では見れないリアル視点を提供してくれるし。
11時過ぎくらいの待ち合せだったので、その前に1人で朝の名古屋の街を練り歩く事にした。
目的は寺社仏閣巡り。
まずは名古屋東照宮と那古野神社。
名古屋東照宮は東照宮という名の通り、徳川家康を御祭神とする神社である。
朝9時の爽やかな空気。静かな境内。




この静かな落ち着いた場というのは家康らしいなと思う。
前日に行った大阪の活気ある空気とはまた違った、静謐で穏やかな場。
ぶらぶらしていると、朝の散歩ついでにお参りしてる地元の人が割といた。
愛知縣護國神社




名古屋東照宮から名古屋城方面へ行く途中にある、数々の戦争で命を落とした人を英霊として祀る神社。
静かで穏やかながら、スッと身が引き締まるような場だった。いい場所。
名古屋城
そのまますぐ近くの名古屋城へ。
単にお土産屋が見たかっただけなのだが、入場料500円を払う。回せ地方経済。
ちなみに今は天守閣整備工事中らしい。
さすがにこのあたりは観光客だらけだ。




正門横の売店で色々購入。
怪しげなお土産がたくさんあって私好みの空間だった。
ぴよりん焼きなるものを買って食べたりもした。朝食代わり。
それからぶらぶら歩き、市役所側の東門から出る。
七尾天神
名古屋城を出て10分ほど歩き、七尾天神へ。
閑静な住宅街の中にひっそりとある神社だ。
御祭神は菅原道真。




境内には七つの尾を持つ亀の像があったりする。
あと、ここに来たのは鷽目当てだ。
鷽替え神事で有名な鷽の置物。
基本鷽を入手するには鷽替え神事の授与日に行くしか無いところが多い中、ここは通年配布。
どうやら10体のうち1つは金の鷽が出るらしい。
それを引けたら超ラッキーだとか。
あいにく私の頂いた鷽はノーマル鷽だったが、念願の鷽が頂けてハッピー。
ついでに亀みくじも買う。
置物みくじマニアになりつつある。
コメダ珈琲
ここまでで結構な量を歩いたのでお腹もペコペコ。
時刻は10時半過ぎ。そのへんのコメダに入る。
名古屋はそこら中にコメダがあって嬉しいね。
「名古屋まで来てコメダかよ」と思われるかもしれないが、関東のコメダはどこもいつでも混んでるんだ。
駅前など場所によっては20組待ちとかしてるレベル。
だからこそ、すっと入れるコメダはありがたすぎる。
ありがとう名古屋。
モーニングを食らう。
お供のドリンクはバナナジュース。安定したおいしさ。
ちなみにこの後名駅近くのコメダの前を通りかかったがそっちは待ってる人がそこそこいたので、場所によりけりなのかもしれない。
まあ名駅近くなら観光客需要もかなりありそうだしな。
ここで同行予定の友人から「微熱が出た」という連絡が入る。
残念だがお大事にとしか言わざるを得ない。
本当に風邪が流行っている。
私も1週間前は風邪で寝込んでいた。
岡崎天満宮
というわけでソロ行動継続。
名鉄に乗って東岡崎へ。だいたい1時間ほど。
今回岡崎に行こうと思った理由は、もちろん徳川家康である。
最近山岡荘八の『徳川家康』を読んでいるので、家康公の生誕の地とか激アツじゃね?となったわけだ。
いわば聖地巡礼である。
あと友達とオカザエモンの話題になった事があり「オカザエモングッズ欲しすぎるな」となったという理由もある。
オカザエモン、前は「さすがにキモいな、ないわ~」だったのだが、いつからか逆にめちゃくちゃ好きになってしまっていた。
スルメキャラすぎるだろお前。なんか悔しい。
そんな岡崎、まず目指すは岡崎天満宮。
というのもこれまた事前リサーチで、ここも授与品で通年鷽をゲット出来る場所だと知ったからである。
バスで行こうか悩んだが、一人で誰にも気を遣う必要ないし「まあ歩くか」となる。
徒歩20分弱。
道中はまあ普通の住宅街なのだが、松平家ゆかりの古い小さな寺社がたくさん点在していて、そこにふらっと入ってみたりもした。




寺社仏閣&歴史好きにとっては最高かもしれん、岡崎。
そんなこんなで岡崎天満宮。
これまた閑静な場所にあり、めちゃくちゃ良い。




おそらく初詣シーズンには賑わうのだろうが、この時期は土曜でも静か。
他に誰もいない。
それでいて寄贈されたらしい梅が咲きかけていて綺麗だった。
穴場すぎるだろ、ここ。

鷽も無事に頂く。
境内にも鷽がたくさん飾ってあってかわいかった。
鷽というと木彫りのものが一般的だが、ここの鷽は土焼なのが特徴。かわいい。
竹千代通り
岡崎天満宮でほっと一息つき、次は岡崎城方面へ向かう。やっぱり徒歩。
自分の健脚っぷりに自分で驚く。
少し遠回りをして「竹千代通り」を歩いた。
家康の幼名「竹千代」を冠した通りなんだからここを歩かないわけにはいかないだろ、という考えのもとである。
すっかり歴オタに片足突っ込んでいる。



この竹千代通り、乙川沿いにあるのだが…。
ひたすら風情、風情、風情。
なんだここ。めっちゃ良すぎる。
昔、家康公もこの景色を眺めていたのかなと思うと趣がある。
これが「エモい」ってやつか。

道中、咲きかけの梅の木に止まっているウグイスを撮影したりした。風情~。
岡崎城付近にある菅生神社という神社にも立ち寄る。
岡崎最古の神社との事。
もちろん松平家にも縁が深く、かつては家康も祈願したことがあるんだとか。




社務所近辺は御朱印待ちの人がそこそこいた。
結構御朱印が凝ってて人気らしい。
岡崎城
とうとうやって来たるは岡崎城。
『徳川家康』聖地も聖地である。
だって生誕の地だし。




岡崎城公園は割と静かで、観光客らしい人もまばらだった。
大阪城や名古屋城といった定番観光地を歩いた後だから、余計そう感じたのかもしれない。
どちらかというと地元の人や、県内の他地域から来たっぽい人が多かったように思う。
つまり結構落ち着いていた。
(お土産屋のオカザエモンコーナーだけ異様な雰囲気だったが)


岡崎城周辺を巡ってみて、家康があれだけ出世しておきながら派手好きにならなかった理由が少し分かったような気がした。


豪華絢爛というよりは、機能美、洗練されたものを求める美意識だったのかもしれない。
シンプル、洗練、高品質は江戸という街づくりにも活かされていたように思う。
和の伝統工芸品の考え方にも近いかも。
一見地味だが奥行きと洗練されたデザインがあり、素材の品質は最高級で惜しみなくこだわりが詰まった一品のような。
秀吉の作った華やかな活気ある大坂の街とはまた違った魅力がある。
岡崎という街でそんな「上手く言葉に出来ない何か」を感じ取った。
来て良かったなと心から思う。
ちなみに岡崎城では天守閣にも入った。
細い階段を上がる。
各フロアは三河武士や産業の展示解説が色々あった。




天守閣からの景観は正直イマイチだったが、城内結構楽しめたしまあいいか。
転落防止のネットが邪魔でねぇ…まあ仕方ない。
時間が許せば「グレート家康公」という演武も見て行きたかったなぁ。
愛・地球博記念公園
岡崎城公園を名残惜しくもあとにし、名古屋環状鉄道の中岡崎駅へ。
目指すは愛・地球博記念公園だ。
何が目当てって、モリゾーとキッコロのぬいぐるみである。
だってかわいいじゃん、モリコロ。
名古屋環状鉄道で岡崎方面から愛知県を北上。
途中豊田を通過したが「ここがあの天下のTOYOTAの本拠地ですか」と思ったりしつつ。
この日の関東は「雪、クソ寒い」と盛り上がっていたらしいが、愛知はぽかぽか暖かい陽気。
ゆったり走る電車で少しウトウトしつつ。
八草駅でリニモに乗り換え。
日本で唯一のリニアモーターカーの路線という事で、確かにふわっとした乗り心地だったかも。
眺望もかなり良く、丘陵地帯がよく見渡せた。
すぐに愛・地球博記念公園駅に到着。
愛・地球博記念公園は2022年からジブリパークも併設している。
今回はジブリパークには立ち寄らず。時間も既に16時とかだし。
つくづく逆張りし続ける旅程である。
で、公園内をぶらぶら歩きつつ。




といっても冬なので、花壇も寂しい感じだった。
ラベンダーも黒いし。冬のラベンダーってこんな感じなんだ。
おそらく春は花が咲いて見どころたっぷりなのだろう。
西口休憩所までぶらぶら歩き、休憩所でモリコロのぬいぐるみを無事購入。




何もないだだっ広い空間なのが、逆に良かった。
冬なので来訪客も少なく(ジブリパークの方はそこそこ賑わってたっぽいが)、ちょっと散歩するのにちょうどいい感じだった。
チルスポットってやつである。
心なしか空気もおいしかったように思う。
いいところだ。
しばらくぼーっとしていたが、寒くなったしいい時間になってきたので帰る事にした。
再びリニモに乗り、藤が丘方面へ。
藤が丘からは地下鉄東山線に乗り換えて、そのまま名古屋まで一本。
思ったより楽に帰れた。
東山線、東山動植物園もあるしいい感じの本屋さんとか充実してるしいい路線なんだよな。
ほんとこのあたりは住みやすそうだなと思う。
土曜夕方の名古屋駅は人、人、人だった。
衆院選前日なのもあって選挙演説もうるさい。
というかやたら盛り上がってる感のある選挙演説だなと思ってふと見たら日本保守党だった。百田尚樹でも来てたんかな、知らんけど。
思えば岡崎城公園のすぐ横でも選挙演説がうるさかった。
そしてやたら盛り上がっていた。
愛知の選挙演説は熱血的なのが売りなんだろうか。知らんけど。
そんなたくさんの人が溢れる名古屋駅の土産屋で「つけてみそかけてみそ」だけ買い、新幹線で帰路についたのであった。
まとめ
たった2日間とは思えないほど随分予定を詰め込んだなぁと思う。
でもそれだけ学びが多い旅だった。
これぞ大人の修学旅行といったところか。
ちなみに1日目の歩数は2万6000歩、2日目の歩数は3万1000歩だった。頭おかしい。
大阪も愛知もまた行きたいし、まだまだ日本全国の行けてない場所の魅力も掘り下げたいなと思った。
いずれは旅・観光特化のライターでも目指そうか。
地方活性化に携わる仕事はいずれやりたいよなぁ。
ちなみに北見に行った夫はBBQ会場で「奥さんは今回来てないんですか?」と結構聞かれたらしい。
飯田と石垣のレポがそこそこ評判が良かったんだとか。ありがてぇ。
残念、妻は妻で大阪と名古屋の逆張り旅行中であった。
だってマイナス10℃以下の環境でBBQとか寒すぎてわたし死んじゃう。
誕生日にそんな生と死の境目を彷徨いたくはない。
でも会場にはスギちゃんが来ていたらしく、それだけちょっと見たかった。
あともちろん夫は無事にスタンプラリーのコンプ報酬「金のトング」を手に入れた。
帰ってきて実物を見たが、思いの外使いやすそうだった。
今度から肉を焼く時はこれを使おうと思う。
北見・網走もいずれ行きたいが。もっと暖かい時期にね。
そしてこの翌日にワンフェスに行くという、イカれた週末を過ごした。
今週は穏やかに過ごしたい。








