凡シュール

色彩、火の海、茶番劇

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あまりにも腹の調子が悪く、ほぼほぼ引きこもってた1日だった。
出かけたかったんだがなぁ。

仕方ないのでVRChatの好きなワールドをDBに取りまとめていた。
好きの分析も立派な活動でしてよ。

好きなワールドを取りまとめて思ったのは、やはり自分は色彩豊かな物が好き、という事である。
言い換えると配色の意識が高いものである。

毛糸が好きなのも同じ理由だろう。

色とりどりの色を使いつつ、それに統一感持たせたりするのってなかなかすごいスキルだと思う。
色、ライティングの世界は本当に奥深い。
これのために人生賭けれるくらい奥深い。

私が作るものもには拘るようにしたい。
現にこのサイトも色にはそこそこ拘っている。

最近夜寝ようとしてもなかなか眠れなくて困る。
昼あまりにも眠すぎて昼寝してるのが原因なのだが。

昨日も寝付けなかったので小説を読んでいた。
青空文庫で『白痴』という小説を読んだ。
物凄い小説だった。

戦時中の東京に住む男の話なのだが、空襲が日常の世界である。
とはいえ戦争の悲惨さを訴えるような語り口ではないからこそ、悲惨さがもろに浮き出てくるのだ。

あたり一面火の海
言葉にすると簡単だが、一体どのような状況なのだろうか。
全身が熱くて焼けそうな感覚。
呼吸も当然苦しいだろう。
下手すれば二酸化炭素中毒で倒れるかもしれない。

そして道端に当たり前のように死体がいくつも転がってる状況。
壮絶だ。壮絶だが、約80年前に現実にあった光景なのである。
いやはや。

とはいえ、この小説のメインはここではない。
あくまでもただの風景描写レベルである。
メインはタイトルにもある通り、白痴の女だ。
そっちについてはまだ考えが及んでいない。

次はどんな本を読もうか。
三毛猫ホームズシリーズを読み進めてもいいのだが、なぜかイマイチ気乗りがしない。
人がバタバタ死ぬからかな。
ライトな空気を纏った作品だが、人は容赦なく死ぬ。

死ぬ人の多さというよりは、主人公片山刑事と深く関わった人物だろうが容赦なく殺してくるところがちときついのかもしれない。
面白いんだけどね。

夕方に一瞬外に出たが、駅前を歩いたら選挙演説があまりにもうるさくて気が狂いそうになった。
別の候補者2人がすぐ近くで元気に選挙演説してるのである。
1人が演説してるだけで煩いというのに。

安物のスピーカーが煩さを助長しているというのに、それがダブルで押し寄せてくるのである。
耳のいい人間にとっては少し歩くだけでも地獄みたいな環境で、思わず「うるせぇな!」と叫んでしまった。
どんなに演説の内容がご立派だろうがそれどころではない。
届け方を考えろや。

あとその校長先生が愛用してそうな安物のマイクとスピーカーをやめろ。
音がこもって何言ってるか全然わかんねぇよ。

候補者に詰め寄って「こんな国民の小さな迷惑も考えられないのに本当に国を良くする事が出来ると思うのか?」とキレ始めなかっただけマシだと思ってもらいたい。

駅前の選挙演説って、なぜか公認されてる迷惑行為だとずっと思っている。
選挙カー然りだ。
「国を変える」なんて宣うくらいならまずこの形骸化した選挙活動とやらを変えてみろや、と思う。

これだけ文句を言えるのも、きちんと期日前投票を済ませたからである。
茶番に付き合ってやってるんだから文句の一つや二つくらい言っても許されるやろ精神だ。

一つ教訓があるとすれば、投票直前の金曜夕方に駅前に行ってはいけないという事か。
なんでこんな形骸化した茶番劇のために、こちらが行動制限されなきゃならないのかとは思うが。
こういう小さな理不尽が積み重なっていくと、人は無気力になるんだよな。

思わず火力強めの文章が出てしまった。
それだけブチギレ案件だったという事だろう。

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