2025年5月11日にnoteで公開した記事のリバイバル。
チョベリグ。チョベリバ。
平成に流行った言葉であり、現在は死語である。
この言葉、もう一度流行ってもいいのではないかと思う。
その心は。
まず語感の良さ。
チョベリグチョベリグチョベリグチョベリグチョベリグ…。
声に出していると楽しい。
次に意味のバカバカしさ。
超ベリーグッドでチョベリグ。
バカすぎて好き。シンプルバカ。
過ぎ去った死語にしておくにはもったいないポテンシャルを秘めている気がする。
流行語大賞も、誰も知らないよく分からない言葉を仕込むくらいなら、いっそチョベリグを再び引っ張り出してきた方がいいんじゃない?とすら思う。
昔の作品がリメイクされる風潮もあるんだし、昔の流行語がリサイクルされてもいいんじゃないかと思ったわけだ。
久々に「春よ、来い」を聴いた。ユーミンの楽曲。
色褪せない名曲だ。何度聴いても沁み込んでくる。
「売れたい」「バズりたい」「伝えたい」と何かしらの思惑がひしめく今のポップス界で、静かな祈りをただ歌い上げた曲って希少なのではないかと思う。
本当に感性の安らげる場所を見つけた気がした。
みんな新しいものを追い求める。前へ、前へ。
どこか心身が削れているのにも気付かず、進み続ける。
ふと立ち止まって振り返ってみる。
古いものの中にかけがえのない宝物が眠ってたりする。
歴史にヒントがあったりもする。
温故知新ってそういう事なのかもしれない。