凡シュール

東京観光ルートを散歩 上野〜浅草〜スカイツリー

凡シュールのエッセイ

散歩記事なのに写真が1枚もない。
なぜなら撮り忘れたから。
仕方ないので文章だけでお届けしてみる。

ぶらぶらと上野、浅草、スカイツリーを散歩してきた記録。
王道の東京観光ルートだが、私のお気に入りの散歩コースでもある。

まず上野。科学博物館へ。通称かはく
夏休み中なのでまだまだキッズで大賑わいだった。
さすがにゆっくり回りづらい。

なのでさくっと常設展の展示を流し見した程度だ。
それでも楽しい。
知的好奇心がぐっと刺激される。

改めて思う。自然ってすごいなー。
そんなありきたりな感想。

博物館なので当然剥製もたくさん飾ってある。
昔からなのだが、なんか剥製が怖い。
めちゃくちゃ恐怖というわけでもないのだが、長時間見る事が出来ない。

ゾワっとしてあまり直視出来ず、すぐ目を逸らしてしまう。
蓮コラ苦手な人ってこんな感じなのかな。

軽く調べてみたが、生理的嫌悪感を抱くから?
うーん、当てはまらない気がするなぁ。
むしろ死んでこんな立派な博物館に展示されるのってある意味光栄じゃね?とすら思ったり。
何なんだろうなほんと。

まあ怖いこそすれど嫌悪感はない。
単純に元々死体だという認識が強いのかもしれない。

まあ色々な意味ですごいなと思う。
これ600円ちょいで見れるのコスパ良すぎんか?とも思う。

年パスもとい友の会に入会するか結構悩んだ。
が、今回は保留。

かはくの出してるちょっとした情報誌が面白いんだよな。
ミルシルっていうんだけど、科学雑誌Newtonをさらに子ども向けに易しくした感じ。
さくっと読めて勉強にもなるし、いつかバックナンバー揃えたい欲がある。

かはくではシアター360なる施設もあったので入ってみた。
小さなドームで360度映像が映し出される的な施設。
愛・地球博」の時の産物らしい。

でかでかと映し出される大自然の映像。
「うお、VRみたいだ」という令和らしい感想。
実際VRでこの映像出してくれんか?という気持ちになった。
ちょっとした探検旅行に行った気分になれるので良い。

人も多いし展示もゆっくり見れなかったので、かはくは早々に引き上げた。
夏休みが終わって静かになったらまた行きたい。

上野マルイのナナズグリーンティーで休憩がてら軽食。
休憩せずに移動しても良かったのだが、いかんせんこの暑さだ。
水出し煎茶おいしいから結構好き。

次にヤマシロヤに行った。
有名なでかいおもちゃ屋さん。
相変わらず賑わっていた。

キャラクターグッズがたくさんあるので海外の人にも人気っぽい。
ここに来るたびにオタマトーンを買うか悩むが、今回も買わなかった。

話題のピングーぬいぐるみくじをやってみたり。
安定の4等。
ぬいぐるみくじ、1等のでかいやつが当たっても置き場所に困るので4等くらいでちょうどいい。
というか4等がいい。

それから浅草までぶらぶら歩く事にした。
こういう時にあえて地図アプリを開かないようにしている。
あんまり地図に頼り切りだと土地勘が鈍りそうだからだ。

あと単純に、答えをすぐ見ちゃったら面白くない。
だから自分の勘を信じて動くようにしている。
別に急いでるわけじゃないし。

浅草通りをぶらぶら歩く。
浅草通りなんだからいずれ浅草に着くだろうという気持ち。
この通りは仏具屋がひしめき合っている。
昔ながらの老舗ばかりなんだろうな。

浅草に着いた。
雷門は相変わらず海外観光客やら何やらでカオスな空間だった。

人力車の兄ちゃん達、日焼けとムキムキっぷりがすごい。
この酷暑の中人力車を動かす体力、筋力、さらには英語で観光案内するスキルも求められる。
結構ハードな職業だなと思った。

わざわざ雷門に来た目的がある。
仲見世通りにある足立屋さんのぬいぐるみくじをやりに来た。
またぬいぐるみくじかよ、と思われるかもしれないが、私はいつだってぬいぐるみに全力だ。

1回1000円のくじは4等だった。安定。
トイプードルを貰っていった。かわいい。
前も引いた事があるが、その時はパグを貰った。
名前は「ぱぐお」にした。ネーミングが適当すぎる。
今回のトイプードルも「といぷー」とかでいいかな。

ついでなので浅草寺に行ってみる。
やはりカオスだ。
もはや観光客を眺めてる方が面白い。
多種多様な国籍の人間が集まっている。

各々がそれなりに楽しんでいるのだろう。
人間の感性に国籍…理性の枠組みはあまり関係ないんだなとふと思った。
音楽も、景色も、アートも国境を越える。

もちろん育った文化によってどんなものが感性に響きやすいかの影響はある程度あるとは思うけどね。

そんな事を思いながら浅草離脱。
浅草にぬいぐるみくじのためだけに立ち寄る人間はそうそういないと思う。

スカイツリーまでてくてくと歩く。吾妻橋。
Asahi本社ビルもというんこビルを眺める。

あの謎の金色のオブジェは正確にはうんこではない。
が、幼稚園の頃から首都高で「うんこビルだ!」とはしゃいでいた私にとっては、今でもあれはうんこビルである。
親にそう教えられたのだから仕方ない。教育の賜物だ。

これからも私にとってはうんこビルであり続けるのだろう。
すまないAsahi。

浅草からスカイツリーまでの距離は大した事ないのだが、いかんせん暑い。
歩いている時より信号などで立ち止まった瞬間の方が辛い。
一気に熱気がむわっと身体中を渦巻く。

呼吸がどんどん浅くなりそうだったので、意識的に深い呼吸をしていた。
はたから見たらやたら「ふぅーーーー…」と息をつきまくる不審者だったかもしれないが、生存のためだから仕方あるまい。

なんとかスカイツリーまで辿り着いた。
まずソラマチで涼みつつLOFTに行く。
手帳を見たくなったからだ。
さすがにまだ9月始まりとか10月始まりの手帳しか無かった。

来年の手帳はカレンダー部分のみのシンプルなものでいいかもしれない。
なぜなら最近は毎日このブログでエッセイを書いているからだ。
わざわざ手帳で日記を書く必要が無くなってしまった。
いっそ手帳は絵日記にしてしまってもいいのか?

それからすみだ水族館に行く。
2週間ぶりくらいだ。年パスの力。
ここも夏休み効果でめちゃくちゃ人がいた。
人が多いからかペンギンのファンサもすごい。いっぱい泳いでる。

あまりにも人が多いので、さらっと見て20分くらい休憩してすぐに離脱。
こんな贅沢な利用方法が出来るのも年パスの力。

結局22000歩近く歩いたらしい。
バカか。

この後帰宅してちゃんと夕飯作ったのはめちゃくちゃ偉いと思う。

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