凡シュール ロゴ

凡シュール

  • About
  • ブログ
  • 感想記事
  • 創作記録
  • ギャラリー

VRoidアバターを自作してVRChatに実装した記録

2025-12-12
VRoid オリジナルアバター VRChat

VRoidアバターを自作してVRChatへ持っていき、各種設定した記録を記しておきます。2025年7~8月頃の話です。
自分の覚え書きの意味合いが強いので、読みづらいところが多々あるかと思いますがご容赦下さい。

前置きしておきますが、私はVRChatはデスクトップ版を利用しています。
Quest版は想定していませんのでご了承下さい。

◎今回やったこと

  • キャライメージ画像を用意
  • VRoidアバターを自作
  • VRoidからUnity経由でVRChatへ
  • VRChatのポーズの設定
  • VRChatの表情の設定
  • VRChatのExメニューの編集

ざっとこんな感じの事をやりました。

自作VRoidアバターをVRChatに持って行って、デスクトップ版でこのような写真が撮れるようになりました。

◎前提知識

  • 『VRoid Studioではじめる 3Dキャラクター制作入門』でVRoidの基本操作と簡単なカスタマイズを理解
  • 『VRoid Studioの表現を広げる 3Dアバターメイキング講座』でVRoidらしさを無くしてイラストの雰囲気が出るようにするテクニックを理解

デジタルイラストの塗りの知識があるとよりスムーズだと思います。
これらの本の実践レポは下記記事で詳しく書いてます。

『VRoid Studioではじめる 3Dキャラクター制作入門』感想レビュー+実践レポート
『VRoid Studioの表現を広げる 3Dアバターメイキング講座』感想レビュー+実践レポート

なお、VRoidテクスチャはBOOTHで販売してくれている人もいるので、それを購入するというのも一つの手かもしれません。
肌テクスチャ、瞳テクスチャ、様々です。

VRoid用の服や髪型もたくさん販売されています。

https://booth.pm/ja/search/VRoid

◎レポート

ここからは実際どのようにやっていったかのレポートとなっています。

◎作るキャラのイメージ図

昔やってたゲームのキャラが金髪碧眼だったので、そのイメージです。
この画像自体は前に「金髪、碧眼、ボブ、目ぱっちり」でChatGPTに生成させたものです。

これを参考にしつつモデルを作っていく事にしました。

◎VRoidアバター作り

ここからはイメージ画像とにらめっこしながらVRoidでアバターを作っていきます。

とりあえずプリセットだけで組んでみました。
髪は金髪だと見づらかったので一旦オレンジにしました。
髪のテクスチャはひとまずベタ塗りに。

この時点の顔のアップ画像です。

白目は『VRoid Studioの表現を広げる 3Dアバターメイキング講座』で作った白目テクスチャを適用させてます。
首元の影も同じく流用してます。

デフォルトでもそこそこ可愛い。
でもやっぱり人形感が強いかも。メイクが薄すぎるのが原因かな。

顔をカスタマイズしました。

これも『VRoid Studioの表現を広げる 3Dアバターメイキング講座』の技術を用いています。
イラストの塗りの技術があればそこまで苦戦する事はないと思います。

白いまつ毛が好きなので、まつ毛は白にしました。
目尻の朱色はアクセントに。

チークやアイシャドウを少し濃い目に入れたら、だいぶVRoidらしさが薄れます。
かわいい。

髪。
プリセットのボブだとサイドがぺったりしすぎてたので、少し調整してふわっとした印象になるようにしました。
この調整は『VRoid Studioではじめる 3Dキャラクター制作入門』の知識です。

影とハイライトは適当に入れました。
適当でも案外何とかなります。
まあ販売用とかではなく自分専用だし。

あえてぼかしを入れずハードブラシのみで入れました。
単純に私がぼかしありで綺麗に髪の影描くの苦手なので…。

服も作りました。
雑誌のコーディネートをそのまんま参考にしたやつです。
配色が可愛い。

ロングコート(ハイネック)のパターンの袖などを削ってワンピースにしています。
デフォルトワンピースのパターンはウエストのところがキュっとなりすぎてて、イメージと違ったので…。

まあ調整次第で何とかなるのかもしれませんが、ロングコート(ハイネック)の方が使い勝手がいい気がしたのでこのまま使いました。

ただ、脇あたりはかなり丁寧に削らないとガビガビになってしまうので注意です。

服のシワはこの時点ではかなり適当です。
雑誌の写真見て見よう見まねで入れてみましたが…むっず。

とりあえず完成を目指してたので、この時点ではクオリティ度外視です。

靴下はプリセットのやつ適当に選んで、テクスチャを1色で塗りつぶしただけです。
靴もプリセットのサンダルを少しテクスチャいじっただけ。

ひとまず完成したので記念写真。かわいい。

◎VRoidからUnity経由でVRChatへ

次にVRChatで動かすために、作ったVRoidモデルをVRMで書き出します。
それからUnityに持っていきます。

その流れは下記サイトをそのまま参考にしました。
UnityのUIは最初とっつきづらすぎて辛いのですが、記事の通りにやれば何とかなるはずです。

【2023.4】VRoidStudioで作った3DモデルをVRChatに持ち込むための覚え書き

以前VRoidのプリセットのみで作ったモデルをVRChatに連れて行った事があったのですが、その時の記憶が完全に失われていたので苦労しました。

何とかUnity(VCC)に読み込み完了。

そのままVRChatにアップロードすると歩く度に目線がギョロギョロ動いたり、変な寄り目になります。超怖いです。
そのため目線の調整をしています。

調整の仕方は上記URLのnoteで詳しく書いてくれてます。
先人の知識、ありがたや。

◎VRChatアップロード完了

VRChatでアバターを呼び出しました。
苦労して作ったモデルがVRChatの世界に!!!いる!!!
これは喜びもひとしおです。

嬉しくてめっちゃ写真撮ってます。

◎ポーズを導入

せっかく可愛いアバターになったものの、私はVRChatデスクトップ版ユーザーです。

一応化石のような初代Questを譲り受けて持ってるんですけどね…。
VRゴーグル繋ぐのめんどくさくって一度繋いだっきり…。

単純に作業のお供にVRC起動する事が多いので、デスクトップ版の方が都合が良いというのもあります。
そういうわけでこのままだと棒立ちの写真しか撮れない。悲しい。

そこでポーズを導入する事にしました。
まずエモート枠増やすツールを導入。

色々思考錯誤した結果、EmoteCollectorを使う事にしました。
BOOTHの商品画像のところで詳しい使い方書いてくれてるので、それを参考にして導入しました。

それからポーズもBOOTHで購入。
いずれポーズ自作出来るようになりたいですが、ひとまずはBOOTHで販売しているものを使おうかなと。

【無料有/+Free sample】Pose Animation Set 6【50種】

ワールドで良い感じに映えるポーズ集

1人でワールド巡りながらポートフォリオ撮影するのが主流なので、そんな感じのポーズ集にしました。
どちらもポートフォリオ向けのポーズがたくさん入っていて使い勝手良いです。
ありがてえ。

◎服の手直し

ついでに服があまりにも雑すぎるなぁと思ったので、VRoid側で手直し。
写真とにらめっこしながら5時間くらい無心で服のシワ塗り続けてました。

だいぶ満足いく出来になりました。

平面のパターンだけだとシワがどのように入るか分からないので、クリスタに持っていかずにVRoidの中だけで完結させてます。

ソフトブラシの透明度下げてひたすら塗り塗りしてました。
塗り自体は、デジタルイラストの水彩塗りとか厚塗りの知識があれば何とかなるかと。

VRChatに再アップロード。はい可愛い。
ポーズも取れるようになり、棒立ち感が無くなりました。

この際、もともとアップロードしていた古いアバターデータと置き換える際にめちゃくちゃ苦労しました…。

苦労しすぎてちゃんとメモすら取ってない…。
また服変える時とかあったら苦労するんだろうなぁ…。学ばない。

◎FaceEmoで表情をつける

ポーズをつけたら表情が真顔なのが気になるように。
人の欲望はとめどないものです。

というわけでFaceEmoを導入する事にしました。

ちゃんと分かりやすいドキュメントもあって助かる~。
ありがたやありがたや。

ここからはFaceEmoの設定です。

ドキュメント読みながら設定しました。
FaceEmoの操作自体は他のツールに比べれば直感的でわかりやすかったです。
他のツールに比べれば。

この後に特定のポーズ時に表情を変える設定をしようと思ったんですが、あえなく挫折。
まあ多少不便ですが、一旦スルーでいいやという判断。

◎Liltoonでシェーダー設定

次はシェーダーをいじります。
私自身よく分かってないんですが、シェーダー変えるとアバターが少し綺麗に見えるよ、くらいの認識です。
Liltoonを入れて設定していきます。

公式ドキュメント

下記noteも参考にしつつ。

Vroid(VRM)アバターをVRChat用のアバターにキレイ変換する手順、その他

[VRChat] VRoid Studio 製アバターへの lilToon 適用時の設定の個人的メモ

リンク先の記事読みながら雰囲気でやりました。ノリと勢い。

あとLiltoonのアウトライン設定で髪のアウトラインの色を変えています。
黒→赤っぽい色にしているので、アウトラインがよく馴染んでいます。
イラストの色トレスと同じ考え方ですね。

服もアウトラインを入れたかったのですが、ノースリーブの肩周りが変な表示になってしまうため諦めました。

FaceEmoで設定したのでちゃんと笑顔になってます。
ポーズも表情もVRC内のエクスプレッションメニューから呼び出す形式になってます。

◎エクスプレッションメニュー編集

ポーズや表情を色々入れたものの、デフォルトだと階層が深すぎて呼び出しづらい!使いづらい!
というわけで、エクスプレッションメニュー(Exメニュー)を編集する事にしました。

Modular Avatarというパッケージの機能を使います。
EmoteCollectorとかFaceEmo入れる時に一緒に入れたパッケージです。

これにExメニューを編集する機能も入ってるらしい。
あんまよく分かってないけどModular Avatarはすごい、という事です。

Exメニューとは画像の「エクスプレッション」と表示されてるものですね。
この中身を自分好みにカスタマイズ出来るよ!という事です。

公式ドキュメントに詳しいやり方は大体書いてあります。
…が、難しい!いや、分かれば簡単なんだけど難しい!
だいぶ苦戦しました。

Exメニューを少しカスタマイズした状態。
FaceEmoで設定した表情をすぐ呼び出せるようにしました。
表情はアイコン付きでかなり分かりやすくなっています。

これでも良かったんですが、EmoteCollectorに入れたポーズが直感的に分かりづらい等の理由でさらに調整しています。
ひたすら大苦戦です。

70近くあるポーズを呼び出すのに、デフォルトアイコンだけだとどれがどのポーズとか全然分からないんですよね。
なので、エモート全てにスクリーンショットのサムネイルをアイコン設定しました。

これは超地道な作業。

ここまでやったものの、結局スクショが小さくてどのポーズだか見づらいという…。
悲しみ。

◎自分の姿を確認するツール

結局自分の姿を小さく表示出来るツールを入れました。

SOM2.0というギミックです。

これでエモートを選んだ時にどんなポーズなのかが、より分かりやすくなります。
導入方法は下記URLから。

SOM(新)/改変解説

余談ですが、自分の姿を表示した状態でF12スクリーンショットを撮っても保存された画像にSOM2.0での姿は表示されません。
でもSteamのスクリーンショットの欄にはこの姿も一緒に表示されている…。
仕組みが謎。まあいいか。

SOM2.0導入に伴い、Exメニューもさらに編集。
最終的に画像の感じになりました。

EmoteCollectorがなぜか重複してますが…。
もうね、わからんから諦めた…。

この画像の「Main_On」というのがSOM2.0の表示オンオフです。

◎オマケ:VCCカスタムテンプレート

色々ギミックを入れたので、2体目以降のアバターもこれ1つずつ導入するのめんどくさいだろうな~と思い。
一応VCCのカスタムテンプレート機能を使うと良さそうです。

よく使うパッケージをテンプレートに登録しておいて、アバター導入する際にこのテンプレートを呼び出せばパッケージを1つ1つ入れ直す手間が無くなる、という代物です。

とはいえ上手くいってない部分もあるから…要調整ですね。
そのうちやります…。
参考にしてたリンクもあったんですが、消えちゃったみたいです…。

と、今回はこんな感じでやっていきました。
これだけ調整出来たらまあ上出来でしょう。

◎今後やりたいこと

今後どんな事がやりたいかを挙げていきます。

◎lilycalInventoryの導入

今後新たな服を作った際、複数の衣装を着せ替え出来るギミックを導入したいです。

【MA対応】『lilycalInventory』で簡単!アクションメニューから複数の衣装 & 小物を自由に着せ替えちゃおう!

VRoid産の服だと少々面倒なんですよね…。
とはいえVRoidも服の連携が色々便利になっているみたいだし…。要調査。

羅生門ツールを使わずに服を取り出す

でもこの設定出来たらめちゃくちゃ便利そうですよね。

◎ポーズの自作

自作ポーズはいずれ作れるようになりたいですね。

【VRChat初心者向け】アニメーション・ポーズの作り方まとめ

あとデフォルトの座りポーズ変更したい。

【Unity】VRChatの座りポーズ変更のやり方

◎小物作り

VRoidで帽子などの小物を作るのは一度挫折したので、ちゃんと出来るようになりたいです。
VRoidより小回り効くBlender使った方法も視野に入れています。

とはいえ、まずBlenderを使いこなせるようにならねば…。
でも出来たら帽子やら何やら色々作れると思うので、幅はかなり広がるはず。

元々BlenderはVRChat関係なく扱えるようになりたかったですし。
そのうちやります。多分…。

◎服作り

服も色々作れるようになりたいです。

3Dアバターの服関連見てて思うのが、ファンタジーやセクシー系、ギャル系などが多くて、「ちょっと可愛い普通の服」がそんなに無いんですよね。

シンプルな形状の服に北欧風の柄や配色取り入れました~みたいな感じのが欲しいんで、自作出来たらなぁと思います。

◎アバター改変

VRoidじゃないんですが、既存の人気アバターも色々触ってみたいです。
アバター改変にも手を出したい。
純粋にかわいい人気のアバターを触りたい!という気持ちと、研究したいという気持ちがあります。

みんな大好きキプフェルは多分そのうち買います。

人気のアバターを研究することで、自分もより可愛いアバターを作れるようになれ…たらいいな、という感じです。
いつかVRoidだけでなくBlenderで1からキャラクターモデリングもやってみたいですね。

まずは人外モデリングですかね。
人外というか…マスコットみたいなシンプル形状のキャラクター。

あとはVRoidの服とBoothで販売されている他アバター向けの服とを上手く行き来出来るようになったらかなり捗りそうです。

◎最後に

上記のやりたい事はあくまでもアバターに関する部分です。
他にはVRChat用のワールドも作れるようになりたいし、そうなるとBlenderとUnityを極めたり…。

やる事が…やる事が尽きぬ!!!

ハマればハマるほど自分のスキルアップに繋がっていくのはすごいなぁ、と。

あと自分自身が結構変わったVRCの遊び方をしているので、そのあたりの発信もしていけたらいいですね。

VRCってフレンドとワイワイ集まってってイメージが強いですけど、私はそういう集まりには顔を出さずにソロでワールド巡って写真撮る遊び方がメインだったりします。
人間関係めんどくさくってぇ…。

ワールド巡る時も、絶対パブリックワールドには入らないです。
必ずインバイトのインスタンス立てて入ります。
これなら誰にも会う心配が無い…笑

撮った写真をぽつぽつとSNS投稿するくらいで結構満足しちゃってます。

普段ワイワイ遊んでる人も1人になりたい瞬間ってあるかもしれないし、意外と需要ありそうなんですよね、この遊び方。

一応フレンドは2人だけいるんですけどね。
最初にVRCに誘ってくれた友達と、そのフレンドさんです。
トラストランク上げるためにフレンドになってくれた感じです。
それ以降一切関わっていない…笑

その友達も私が人付き合い苦手なのを知っているので、放っておいてくれてます。
ありがてぇ~。

まあ長くなったので、遊び方の話は別の機会にします。
ただの個人メモレベルのものが誰かの役に立つのかは分かりませんが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

  • 2025-12-12

    VRoidアバターを自作してVRChatに実装した記録

    VRoidアバターを自作してVRChatに実装した記録

    VRoidらしさを極力薄めたアバターをVRChatに実装して、ポーズとか表情設定…

凡シュール

  • X
  • Bluesky
  • Threads
  • Instagram
  • RSS フィード

Tags

AI ChatGPT collection cooking note POPMART SNS VAG vrcworld Wordpress おうちばんざい!フェネックさん かわいい だいきょ屋 とーとつにエジプト神 ぬいぐるみ アート イラスト ウミウシドラゴン エッセイ ゲーム コラム サイト制作 シルバニア ダイソー ダンボー チラっしゃいませ レポ 人間関係 創作 原神 外食 思想 愚痴 振り返り 散歩 文章 料理 水族館 海 片付け 読書 部屋 野球 音楽 風景

© 2025 BonSurreal